冬の季節に読みたい恋愛ミステリー小説_恋のゴンドラ/東野圭吾
今回は「冬の季節に読みたい恋愛ミステリー小説」の紹介です。
真冬のスキー場を舞台に描かれる男女の恋愛模様をテーマとした恋愛小説とミステリー小説を融合させたような本作。
実は東野圭吾さんの「雪山・スキー場シリーズ」ですが、この作品だけ毛色が違うので、今回は別で紹介させていただきます。
以前、紹介させていただいた作品は▽コチラ
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『恋のゴンドラ/東野圭吾』
作者
東野圭吾さん
東野圭吾さんについては別マガジンでまとめています。
プロフィールについてもマガジンの説明欄にまとめていますのでそちらをご覧ください。
概要
文庫本発売日:2019年10月4日
出版社:実業之日本社文庫
文庫版ページ数:336ページ
物語のあらすじ
衝撃の結末にあなたは驚愕する!
都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。
ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。
ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。
やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。
文庫特別編「ニアミス」を収録。
感想
『恋のゴンドラ』は、真冬のスキー場を舞台に描かれる男女の恋愛模様をテーマとした連作短編集です。
軽妙な会話とすれ違う心情、そして「東野圭吾さんらしい」意外な展開が詰め込まれており、恋愛小説としてもミステリーとしても楽しめる一冊です。
各章ごとに異なる人物の視点で物語が進み、後半になるにつれて登場人物たちの関係が少しずつ繋がっていく構成が魅力的です。
読者は「誰がどの立場なのか」を徐々に理解していく過程で、まるでパズルを解くような読書体験を味わえます。
また、登場人物の恋愛観がリアルで、思わず共感してしまう場面も多いです。
スキー場という非日常的な舞台で起こる恋愛の駆け引きは、軽やかでユーモラスでありながら、どこか切なさを感じさせます。
全体として、東野圭吾さんの作品の中でも「重すぎず、でも味わい深い」タイプの短編集で、休日や移動時間などに気軽に楽しめる一冊です。
恋愛とミステリー、両方の要素を求める方におすすめです。
まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。
関連商品
冒頭でも記載しましたが、関連商品は東野圭吾さんの「雪山・スキー場シリーズ」となりますので紹介させていただいたきます。
■白銀ジャック
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつどこからでも爆破できる」。
年の瀬のスキー場に爆弾を仕掛けたと脅迫状が届いた。
警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、トリッキーな身代金強奪。
ゲレンデを乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。 すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命懸けのレースが始まる!
■疾風ロンド
生物兵器が盗まれた! 回収に向かった親子の運命は
研究所から極めて強力な生物兵器「K-55」が盗まれた。
隠し場所を知りたければ3億円支払えと脅迫してきた犯人だが、交渉する間もなく事故死してしまう。
残された手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの画像だけ。
生物兵器の回収を命じられた研究員・栗林は、息子と共に、とあるスキー場に向かうが、次々と困難が襲いかかり——。
■雪煙チェイス
無実の証人を捜せ! 追跡者が来る前に殺人容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。
彼のアリバイを証明できる唯一の人物は、偶然出会った正体不明の美人スノーボーダーだけ。
竜実は、彼女を捜すため日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄署の刑事・小杉。
僅かな手がかりを頼りに救いの女神を見付け出し、無実を証明することはできるのか!
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