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考えさせられる社会派ミステリー小説_虚ろな十字架/東野圭吾

今回は「考えさせられる社会派ミステリー小説」です。
常に議論の中心となり問題提起される「死刑制度」に真正面から向き合う作品となっています。

これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


『虚ろな十字架/東野圭吾』


作者

東野圭吾ひがしの けいごさん

言わずもがなの大人気な作家さんです。
大好きすぎて過去にも沢山記事を書いており、マガジンにまとめていますので、プロフィールを知りたい方は▽コチラをご覧ください。


概要

  • 単行本発売日: 2014年5月23日

  • 文庫本発売日: 2018年5月10日

  • 出版社: 光文社


物語のあらすじ

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。
数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。
中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。
一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた――。


感想

冒頭での述べましたが、単なるミステリーにとどまらず「死刑制度」に真正面から向き合う重厚な社会派小説として心を打つ事は間違いないでしょう。

悲しい過去を抱えた登場人物たちと現在も続く葛藤、そして反省が見えない加害者の態度など、それぞれの感情が痛いほどリアルに伝わってくるとともに、正義とは何か、赦しとは何かという問いが胸に刺さる作品です。

また、東野圭吾さん作品らしく謎が散りばめられているので、一気読みしてしまう事間違いないです。
読書後に静かに響いてくるような余韻と納得感、そして「死刑制度」について考えさせられる事になるでしょう。

中々、考える機会がないこの問題。
読書を機会に考えてみるのも良いかと思います。

まだ読んでいない方は是非ともこの機会に読んでみてください。


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