都市の地下に眠る地下鉄の廃駅を舞台に展開されるサスペンスミステリー_帝都地下迷宮/中山七里
今回は「都市の地下に眠る地下鉄の廃駅を舞台に展開されるサスペンスミステリー」です。
小説を読んで興味を持ったので調べてみましたが、「東京の地下鉄の廃駅」って本当に存在するんですね。
すみません、少し話が逸れました。。。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『帝都地下迷宮/中山七里』
作者
中山 七里さん
生年月日:1961年12月16日
出生地:岐阜県
最終学歴:花園大学文学部国文学科
主な受賞歴:
2009年 第8回『このミステリーがすごい!』大賞(『さよならドビュッシー』)
概要
単行本発売日:2020年2月20日
文庫本発売日:2022年8月3日
出版社(単行本・文庫本の順):PHP研究所・PHP文芸文庫
物語のあらすじ
鉄道マニアの公務員・小日向巧はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。
そこで出会ったのは、政府の“ある事情"により地下で生活する謎の集団「エクスプローラー」だった。
その集団内で起こった殺人事件をきっかけに、小日向は捜査一課と公安の対立も絡む大事件に巻き込まれていき……。
エクスプローラーが抱える秘密とは?
殺人犯は誰か?
東京の地下で縦横に展開するノンストップミステリー!
感想
本作は、都市の地下に眠る使われなくなった地下鉄の廃駅を舞台に展開されるサスペンスミステリーです。
主人公が鉄道マニアの公務員という設定から物語が始まり、読者として地下世界に引き込まれる感覚を味わえます。
舞台設定の奥深さと、そこで交錯する捜査機関や集団の思惑が、読者に緊張感と好奇心を同時に与えてくれます。
著者ならではの緻密な伏線や社会の裏側を描く構成も光っており、読み進めるほどに「こういう意図があったのか」と感じる場面があります。
ただ、題材がマニアックなため、鉄道や地下インフラに関心がある方には特に楽しめますが、通常の刑事ミステリーを期待する読者には少し特殊に感じられるかもしれません。
それでも、隠された場所や秘密の世界に興味がある読者には、深みのある読み応えを提供してくれる作品です。
まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。
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