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[介護]⑤高齢者一人暮らしに潜むリスクと対策

高齢者の一人暮らしで、認知能力や身体機能が年相応に低下してくると、生活に様々なリスクが発生します。これを上手く排除していきたいですよね。

何がリスクになるかは各人の状況によりけりだと思いますが、、、

私たちには、生活の細かいリスクをゼロベースから挙げていくのは難しい作業でしたし、今でも試行錯誤による改善を続けているところです

といったことで、同じようなご苦労をされている方がいればと思い、参考までにご紹介です。。。(今後も知見が得られればメンテしていきます。)

なお、このようなリスク対策は、要介護者の「できることに制約を与える」ことにもなり得ます。事前にご本人によくご理解いただくことが重要です。頭ごなしに「こうね!」ではなく、介護は「介護者と要介護者の共同作業」という意識でコミュニケーションするのが良いのかな、と思います。


出火リスク

調理、暖房、給湯、風呂、コンセントのトラッキング出火、などなど
すでに暖房はエアコンのみ、給湯もガス湯沸かし器のみですので、こちらはリスクなしと捉えています。風呂もデイサービスでの入浴のみで家の風呂は使用していません(元々風呂に入らない家庭でしたので。。。なぜ高齢者は風呂に入らないのか?偏見でしたらすみません😅)

よって、出火リスクの要因は以下の2点でした。

  • ガスコンロ
    母に 火災のリスク を理解してもらい、利用禁止としました。
    その代わりに、電子レンジを上手く使ってもらっています。

    1. 配食サービスの利用
      ワタミの宅食の「まごころ手毬」と「いつでも二菜」を利用しています。月曜~金曜のお昼にお弁当が届きます(おかずのみ)。デイサービスへの外出で直接受取ができない日は、保冷の箱に入れて玄関先に置き配してもらえます。母は月17,000円くらいです。サービス開始前に試食のお弁当を頂けたので、量や味が確認できて安心してサービス開始できました。

    2. レンジパン
      「焼き魚が食べたい」という母の要望に応えるため、電子レンジで焼き目がつけられるレンジパンを購入。電子レンジのマイクロウェーブでレンジパンの中の発熱体が発熱し魚を焼く、という原理です。母は魚の下に生野菜を敷いて蒸し料理っぽくしたり、いろいろ上手く使って調理しています。

    3. レトルトごはん、レトルトおかゆ
      米を炊くのも手間と時間がいる難しい作業ですので、母はレトルトにしました。

    4. デイサービス
      言わずもがなですが、デイサービスに通う日はお昼ご飯が提供されます。

    5. ヘルパーさん / 私が買い物
      デイサービスがない日は2食(朝、晩)、デイサービスがある日は1食(朝)を自力で準備する必要があるので、その分の食料は冷蔵庫に入れておく必要があります。母の要望を聞いて、火曜日はヘルパーさん、土曜日は私が買い物をして母に届けています。
      (なお、トイレットペーパーや紙パンツなどのかさばるもの、牛乳やペットボトルなどの重いもの、は、日持ちもするのでなるべく私が買うようにしていますし、母にもそう伝えています。ヘルパーさんはあくまで母の自立支援のために来てくださっているので。)

  • コンセント、電源系

    1. コンセントボックス
      古い家は湿度も高くホコリっぽいので、普段触らない場所(=ホコリがたまりやすい場所)の電源タップは100均のコンセントボックスでカバーしています。

    2. 古いタップの交換
      電源タップの保証年数は、長くて5年です。これを過ぎると発火のリスクがあります。私の実家には私が幼いころから利用していた(と思われる)30年選手級の茶ばんだ電源タップもあり、即交換しました。

プラグを抜くと中からホコリの束が😨 危ないところでした
プラグの根元が割れています プラスチックが劣化しているので絶縁部がショートしてしまってもおかしくない状況

転倒リスク

ある日ケアマネさんから連絡があり、訪問したヘルパーさんが母の腕にアザを見つけ、話を聞いたら朝、家の中で転んだとのこと。
母は『大丈夫、なんでかわからないけど転んじゃって』と言い、1回目はこちらも「たまたまかな」と思ってしまったのですが、それから立て続けに2回転んでケガをしました。

いくら本人が『大丈夫、たまたま』と言っても、1回起きたことはその後必ず起きます。

母が家具の角に頭をぶつけて大きなコブを作ってしまったことをきっかけに、赤ちゃん用のコーナーガードで対策しました。

基本的には100均で買いそろえることができます。

以下、実際に私たちが使っているもの2種類です。ベビー用品なので、ヘルパーさんやケアマネさんもあまりご存じなかったようで、驚いていました。(こういうのってイノベーションって言うんですよね😁)

薬が飲めないリスク

2024年の夏までは、薬がちゃんと飲めず、コンビニ袋いっぱいにため込んでいた母ですが、以下の2点の工夫で、今は自力で適切に飲めています。

  • 調剤薬局で一包化してもらう
    日付、名前、用法で薬を個別に包んでもらっています。
    本来は、食後に飲む薬が3錠あるので一包にすることで飲み忘れリスクを減らすものですが、理由を説明すれば1錠で一包化してもらえます。

    一包化の際には、医師の処方箋に一包化の指示を書いてもらう必要があるので、医師に相談してください。私たちの場合は

    「デイサービスに持っていく必要があり※、家でも用法を間違えたくないので、一包化の指示をお願いできませんか」

    と言いました。これまで断られたケースはありません。

    ※デイサービスによっては「薬は必ず一包化してください」とお願いしてくる所もあります
    ※湿度に弱い薬など、一包化ができない種類もあるので、医師、薬剤師さんの判断を仰いでください。具体的にはネイリンカプセルは一包化NGでした。(25.08.06追記)

    これ、少し面倒なのは、日付の管理です。
    飲み忘れ分込みで、「今、何月何日分まで薬が残っているか」を把握して、調剤薬局で

    「一包化、○月○日からでお願いします」

    と申し出る必要があります。
    ただし、これを言わない場合は、調剤の直後から服用する前提で日付が振られるだけだと思いますので、飲み忘れや重複分は破棄だ、と割り切れば、必ずしも管理する必要はないと思います。

一錠でも一包化してもらえます 同じ日付の同じタイミングで飲む薬を複数の病院・薬局から処方してもらうケースがあります。この場合は一包化してもらった袋をホチキス留めして間違わないようにしています。調剤薬局に頼めば再一包化できるのかもしれませんが、時間もかかりそうなので、、、汗 
  • お薬カレンダー
    一包化してもらった薬の袋を、お薬カレンダーに一週間分入れます。
    飲み終えた空き袋は、お薬カレンダーに戻してもらいます。

    これを一週間に一回、私がメンテします。

    これにより、母は自分で薬が飲めるようになり、私は飲み残しがないかを空き袋でチェックできます。母自身も飲み残しに気づきやすくなります。

    母は毎食前と毎食後に薬が処方されていますので、食前・食後の2枚のカレンダーを使っています。

    なお、薬の入れやすさ、取りやすさを考慮すると、母の場合は、袋にはある程度マチがあるほうが使いやすいようですので、何種類か試したうえで、現在は以下を使っています。

飲み忘れがないか、カレンダーに戻された空き袋を確認し、袋はそのままゴミ箱へ(25.08.06追加)

腐った食べ物を食べて体調を壊すリスク

母の場合、隠れてしまった物は忘れてしまう傾向があるようです。
冷蔵庫の野菜室の中で下に埋もれてしまった野菜は、もう忘れられて腐るだけです。
そして冷蔵庫の容量がどんどん逼迫していきます。

なので、買ってきたものを冷蔵庫にしまうときは、賞味期限切れの物がないか母と一緒に確認するようにしています。
ヘルパーさんにお買い物していただいた時も、一緒に確認していただくようにお願いしています。

冷蔵庫は必ず隙間を作って見通しをよくしておくようにしています。(電気代節約のためにも)

家を汚すリスク

母の場合は、失禁があり、これを紙パンツや紙パッドで対応したのは先に述べたとおりです。

とはいえ、就寝時の横漏れなど、寝具を汚してしまった場合に、中にしみ込んでしまうと対策が難しいです。

布団の防水シーツや防水カバーは一通り使ったうえで、最近ペットシーツを導入しました。新聞紙サイズ(スーパーワイド)をベッドの腰回りに、それより一回り小さいサイズ(ワイド)を座椅子に敷いています

もっと良いアイデアがある!私はこうしている!などあれば、ぜひ教えてください!!!

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