【第217回】 Data Cloud : ローカルファイルアップロード機能
これからは 複雑なセットアップなし で、1 回限りの ファイルアップロードが可能になります。この機能を使えば、ローカルから Data Cloud データレイクへ、直接ファイルをアップロードできます。

機能アップデート情報
2024 年 11 月現在、ベータ版です。
⇒ 2025 年 3 月に正式リリースされました。現在は 10 MB の CSV ファイルに限定されています。
⇒ 2025 年 3 月に上限が 100 MB にまで引き上げられました。
2025 年 6 月の新機能リリースで 1 回限りのファイルアップロードだけではなく、以下のボタンから「再アップロード(Full Refresh)」のオプションが登場しました。
2025 年 11 月の新機能リリースで「追加更新(Upsert)」のオプションが登場しました。さらに上限が 2 GB まで引き上げられました。そして、最大 100 列まで 対応されるようになりました。
11 月の新機能リリースで、作成時に限り「数式項目」が作成できる ようになりました。

代表的なユースケース
本番運用前のテスト
クラウドベースでの自動連携に移行する前に、手動でデータをアップロードできます。モデルをテストすることで、事前にデータの抜けや課題を洗い出すことが可能になります。カスタムデータモデルの活用
アップロードしたデータを基にセグメントや計算済みインサイトを簡単に作成して活用できます。
試してみた感想
驚くほどシンプルで、データ取り込みもスムーズでした。Marketing Cloud のデータエクステンションへのインポート機能のような感じで、サクサクと作業が進みます。
設定手順
1. まず、前提として「機能マネージャー」に移動して、「ベータ版のコネクタ」を有効にする必要があります。

2. 「ベータ版のコネクタ」をセットアップで有効にすると、 データストリームで使用できるようになります。

3. ファイルを参照アップロードするか、ドラッグアンドドロップで選択します。

4. ファイルを選択すると、すぐにアップロードが開始されます。

5. データストリームの設定画面に遷移します。ここでは、新規の DLO(データレイクオブジェクト)の作成しか選択できず、既存の DLO を選択するオプションは選べません。DLO の名前を決めて、次へをクリックします。

TIPS:2025 年 11 月の新機能リリースで「数式項目」が作成できるようになりました。
6. 最後に、データストリームの名前を決めて「リリース」をクリックします。

以上です。
注意点
CSV ファイルにはヘッダー行が必要です。(英数字のみ対応)
CSV ファイルをアップロードする度に、新規のデータストリームと新規の DLO(データレイクオブジェクト)が作成されます。
作成されたデータストリームは使い回すことができません。一回取り込んだら、再アップロードに使用することはできません。既存 DLO(データレイクオブジェクト)を使い回すことはできません。必ず新規の DLO を作成する必要があります。再アップロード機能が出た後も、引き続き、既存のものは使い回せません。
取り込みが完了しても「最終実行状況」「最終処理レコード」「合計レコード数」「最終更新日」は空欄のままです。
Tips
Datetime を入力したい場合は、エクセルの列を「文字列」型に変更して「2026-04-01 00:00:00」のように入力してください。
「日付」型の「2026/4/1」では入力されません。
なお、「2026-04-01 00:00:00」でアップロードした場合は、タイムゾーン変換により、「2026-04-01 09:00:00」扱いとなります。
いかがでしたでしょうか。
こちらの機能は、まだベータ版ですので、随時、画面が改善されたり、不具合が解消されたり、変更が行われている印象です。この新しい機能を試して、Data Cloud の可能性を広げましょう。
アップデート履歴
2025 年 3 月に正式リリースされました。
2025 年 3 月に上限が 100 MB にまで引き上げられました。
2025 年 6 月に 再アップロード(Full Refresh)機能が追加されました。
2025 年 11 月に 追加更新(Upsert)機能が追加されました。
2025 年 11 月に上限が 2 GB にまで引き上げられました。
今回は以上です。
