【第378回】 Marketing Cloud Next : よりスマートな ID 解決の一致ルール
Marketing Cloud Next Growth & Advanced Edition では、Winter '26 の新機能リリースにより、統合個人における「デフォルトの ID 解決ルールセット」の内容が更新され、Web 訪問者の追跡精度が向上し、重複レコードの発生を防げるようになりました。

初期設定時に、デフォルトの ID 解決ルールセットを生成すると、2 つの新しい一致ルール が自動的に追加されます。
リードから取引先責任者へ「lead-to-contact」:リードが取引先責任者に変換される際の重複を防止
デバイスと既知のプロファイル「device-to-known」:Web 訪問者を既知のプロファイルと照合
これまでは、デフォルトの ID 解決ルールセットでは「メールアドレス」の一致のみが使用されていました。

考慮事項
今回、新たに追加された Device to Known と Lead to Contact 等、Identity Match タイプの一致ルールは、他の条件と組み合わせられないため、上の画面で表示されているような「警告 ⚠️」は外せません。
すでに何らかのルールセットを使用している場合は、これらの新しい一致ルールを手動で追加することが推奨されます。追加の方法については、以下で解説しています。
Tips:「見込み客」(Prospect)を利用している場合は、このタイミングで、以下も手動で追加しておくことをオススメします。
ID 一致種別:見込み客からリードへ「prospect-to-lead」
ID 一致種別:見込み客から取引先責任者へ「prospect-to-contact」
いかがでしたでしょうか。
今回の推奨一致ルールを追加することで、メールアドレスが異なっていても ID 解決がより進むようになります。なお、Marketing Cloud Next では 1 つの統合個人 ID に複数のメールアドレスが紐づいている場合、それぞれのメールアドレス宛にメールが送信される仕様となっていますのでご注意ください。この点については以下で詳しく説明しています。
今回は以上です。
