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【第158回】 Summer '24 リリース 注目の新機能 Marketing Cloud ハイライト

Salesforce Marketing Cloud の新機能 Summer '24 の情報が公開されましたのでハイライトの記事を書いてみたいと思います。

今回の記事は Summer '24 がリリースされる前の記事のため、記載している内容に間違えがある可能性があります。予めご了承ください。

今回のリリースは 2024 年 6 月 7 日から 6 月 28 日の間にリリースされます。Summer '24 は Automation Studio のアップデートが目立ちます。個人的にも大好きなツールではあるので喜ばしいのですが、裏を返すと、同じテナント内でのリソースの奪い合いが熾烈になってきている、とも言えるのではないでしょうか?

Salesforce はマルチテナント方式なので、他社からの負荷の影響を受けます。そのため、各社に負荷軽減に努めるよう促す意図もあるのでしょう。

それでは、今回も盛りだくさんのリリースがありますので、新機能 Summer '24 でどのような機能がリリースされたのかを順に見て行きましょう。

■ 前回の Spring '24 も記事にしていますのでご覧下さい。



■ Automation Studio 関連

① オートメーション履歴ダッシュボードの登場

こちらのダッシュボードに関しては、まだ画面が一切共有されていないので詳細不明ですが、ここに至るまで、データビューの _AutomationInstance や _AutomationActivityInstance が登場し、以下の図の場所からダウンロード可能な「オートメーションの履歴のダウンロード」機能も、次々とリリースされてきました。そして、いよいよダッシュボードが登場です。

リリース済みの「オートメーションの履歴のダウンロード」

今回は、あくまで「履歴」(ヒストリー)のダッシュボードとのことで、すでに処理が完了しているオートメーションに対しての振り返り機能であり、リリースノートを読むと「経時的な変化を確認し、健全性を改善してください」とのことで、「オートメーションのステータス、成功率の低さ、スキップ数やエラー数の高さに関する情報を取得」となっており、うーん・・・正直、使うかな?って感じですね

1 日に何件もエラーが起こりまくっているような環境なら、まだしも、オートメーションはツール全体の生命線なんで、そもそも、そんなエラーが起こりまくっているような環境って無いのでは?という感じがします。

とりあえず、本番がリリースされて、どのような画面になるか確認してからレビューしてみたいと思います。

データビューの _AutomationInstance と _AutomationActivityInstance に関しては、私の方で以前に使用例を記事にしていますので確認してください。

📌 使用感について

ダッシュボードがリリースされたので使用してみました。Automation Studio 内に History(履歴)タブが登場し、そちらからアクセスできます

ダッシュボードには、完了したオートメーションのみが表示されます。実行中、または、実行がスケジュールされているオートメーションは含まれません。フィルターを適用して、オートメーション名、やステータスで検索を絞り込めます。抽出期間は 1 週間分のみです。日本語でも使用できました。

個人的な感想ですが、想像通り「あまり使えないダッシュボードだな」と感じました。唯一優れている機能は「DURATION:期間」(オートメーションの実行時間)が一括で確認できるようになったことでしょうか

ユーザーにとっては、私が発表した以下のクエリで抽出できるようなものが必要だと思うので、機能に盛り込んでもらえると助かりますね。

先日、こちらのオートメーション履歴ダッシュボードを作成したチームのリーダーである、マット・ジョーンズさんからご連絡があり、フィードバックがあれば、何でも教えて欲しいとのことでした。もし、なにか機能追加をご希望であれば、コメントに書き込んでください。私から伝えておきます。

② データコピー/インポートアクティビティの登場

これまでインポートファイルアクティビティと呼ばれていたものが、データコピー/インポートアクティビティ(最終的な日本語の名称不明)なるものになるそうです。

これまでも Salesforce は大規模データに関して、SQL クエリアクティビティより、負荷の少ない Contact Builder から「値のインポート」によるインポートを使用してください、というアナウンスをしてきましたが、やはり、それでも SQL クエリアクティビティでの運用が減らないので、いよいよ Automation Studio 内に値がインポートできるアクティビティを作ったものと思います。(👈️ 私見です。)

これまでも、Contact Builder での「値のインポート」によるインポート機能があったのに、その機能があまり使用されてこなかった理由を考えると、どれだけ作業量を少なくして、レコードがデータエクステンション間で移動を完了させられるかがポイントになりそうですね。運用側からすると、SQL クエリを選択するか、この新しいインポートアクティビティを使用するかは、どちらの方がどれだけ簡易であるかの作業量の問題だと思います

ちなみに、この新しいインポートアクティビティのリリース後も、既存のファイルインポートアクティビティ自体には影響を与えないようです。

📌 使用感について

詳細は下記リンクをご確認ください。

今回、私が注目していたのは、Contact Builder のインポート機能同様に、「フィルター済みデータエクステンション」がソースデータエクステンションや格納先データエクステンションとして選択できるか否かでした

というわけで、早速確認しましたが・・・
「残念!」・・・
使用できるのは「標準データエクステンション」のみのようです

これが何を意味するかと言うと、フィルター済みデータエクステンションは普通に使用すると SQL で言うところの UNION が使えないので、ある程度、簡単な条件しか設定できません。

そこで、フィルター済みデータエクステンション が扱えることで、UNION のようなことをしてくれると SQL が使えないユーザーには、とても便利になったのですが、残念ながら「標準データエクステンション」のみに制限されていますね。まあ、それが普通ではあるのですが。。。

この「フィルター済みデータエクステンション」の UNION については、以前に記事にしていますので、以下をご確認ください。重要な内容です。

③ オートメーション開始時間の推奨機能

これは特に AI が推奨してくれるわけではないと思うのですが、裏でテナント全体でのオートメーションの統計を取っていて、空(す)いている時間を推奨してくれるのだと思います。こちらは、画面が共有されていました。

◯ 時のところはスケジュールの決定時に割と重要視されますが、◯ 分のところは拘りがない場合もありますので、そのようなオートメーションの場合は、使ってみると良いかもしれませんね

ちなみにご存知かと思いますが、これまでも「1分」単位でオートメーションのスケジューリングは可能でした。下記の図の通り、プルダウンで何らかを選択後、時間の部分をマウスでクリックして、数字を打ち込むだけです。

◯ 時 00 分や、◯ 時 30 分はそのことを知らない人がそう設定しがちなので、混むんですよね。ですので、例えば、◯ 時 00 分ではなく、◯ 時 17 分スタートとすることは、今でも可能ですので、オートメーションのスピードにお悩みの場合は、是非試してください。

📌 使用感について

これが、どのような仕組みになっているかを確認してみましたが、すべての時間帯(0 時~ 23 時)において、26 分~ 36 分、46分~ 06 分を選択した場合は、赤マークとなり、レコメンド時間が表示されます。(下の表で ✕ )

一方、07 分~ 25 分、37 分~ 45 分 を選択した場合は、緑マークとなり、レコメンド時間は表示されません。(下の表で ◯ )

すべての時間帯(0 時~ 23 時)において、上の表のように一律でレコメンドされる Minite の枠が決まっていなければ、このレコメンド機能について、ある程度の期待が持てましたが、これがすべての時間帯(0 時~ 23 時)において共通であることから、少し懐疑的です。。。

要するに、統計上、07 分~ 25 分、37 分~ 45 分の枠は、割と空いているということが伝われば良いだけ、ということかと思いました。

④ オートメーションを 15 分刻みで実行する

※この機能は、すでにリリース済みです。

この機能は少し前に突如リリースされており、LinkedIn で話題になっていましたが、これまで、最小が 1 時間刻みだったオートメーションですが、15 分単位で実行できるようになりました。この機能は、2024 年 5 月中に段階的にリリースとなったようです。

これを 15 分刻みのものを使用する際の罠として、ほとんどの皆さんの契約がコーポレートエディションだと思うのですが、契約内のオートメーションの使用回数の上限が、45,000 回となっています。1 時間ごとに回して 365 日で 8,760 回となり、ここまでは有り得る話だったのですが、これをさらに 4 倍にすることになるので、35,040 回となります。よって、この 15 分刻みのものを 2 つ作ったら 45,000 回を超えてきますね。

日本の Salesforce ではやらないとは思いたいのですが、海外では、突如、超過分の請求書が送られてきたということも報告されているので、一応、気をつける点になるかと思います。特に、伴走支援されているコンサルタントの方は、この上限に注意して下さい。お客様に請求が飛んでしまいますので、15 分刻みの実装は、許可を取ってから実装しましょう。

⑤ オートメーションの履歴のダウンロードに項目追加

① でも少し話題にしましたが、オートメーションの履歴のダウンロードに、ソース、作成日、頻度、最新の実行日時が追加されるようです。


■ Journey Builder 関連

① ジャーニーキャンバス上で役立つ情報を入手

トラブルシューティング用に、ジャーニーのアクティビティの合計数をすばやく見つけ、ジャーニーキャンバス上のバージョンの Definition ID を簡単に取得できるようになりました

ちなみに、これまで Journey ID という、Version ID の一つ上位の ID に関しては、画面上から取得できました

画面上からと言っても、それは URL の部分に表示されており、下記の箇所を「%23」より後ろをコピーすることで取得可能になっています

また、Activity ID という、Version ID の一つ下位の ID も、画面上から取得できました。これに関しては、以前に単独で記事にしていますので、ご確認ください。

では、Version ID はどこで取得できるかと言うと、ジャーニー名の右の矢印をクリックすると、Definition ID という名前で表示されるようになります

この Definition ID(494bf347-3083-463f-a8b3-f2436542e7a6)が、本当に Version ID であるか、データビューを使って検索してみます。すると、下記の通り Version ID で間違い無いようです。

SELECT JourneyID,
       VersionNumber,
       VersionID
FROM _Journey
WHERE JourneyID = '7af07913-1dbc-46b8-b8e3-d0dac692bea5'
AND VersionNumber = '181'

② ジャーニー間に相対的な「高」優先度を与える

システム優先度とは、システムのリソース(サーバー容量)を使用する上で、ジャーニー間における相対的な優先度の決定です。これまで設定できた「低」および「標準」のシステム優先度に加えて、「高」の優先度を選択できるようになりました

これが、実際どこまで効いて来るのか体感することが難しいので、レビューとしては何とも言えないのですが、前回のリリースでローンチされた「ハイスループット送信」機能とセットで、より高速かつ安定した送信を目指したものだと思います。

これをどこで設定するかと言うと、「システム最適化」タブの下側にジャーニーのリストが並んでいると思うのですが、優先度を変更したいジャーニーのチェックボックスにチェックを入れると「優先度の変更」ボタンが押せるようになります。デフォルトでは、すべて「標準」となっています。

この設定画面では、優先度の有効期限もスケジュールできるようになっており、開始日時や終了日時の設定も可能です。


■ API 関連

① ジャーニー履歴ダウンロードを圧縮可能に

以前に私の方でも記事にしたことがある、ジャーニー履歴ダウンロード API ですが、これまで CSV でダウンロードされましたが、それを圧縮してダウンロードさせることができるようになりました。ジャーニー履歴ダウンロード API の記事は下になります。最高に便利なのでお試しください。

これには、ダウンロードの際に 1 GB という制限があったので、量を絞ったりする必要があったのですが、ファイルを圧縮することで、容量を増やせる工夫がなされたわけですね。

curl などを用いて実行します。

curl "https://[REST ベース URL].rest.marketingcloudapis.com/interaction/v1/interactions/journeyhistory/download?columns=ContactKey,ActivityId,ActivityName,ActivityType,ClientStatus,CreatedDate,DefinitionId,DefinitionInstanceId,DefinitionName,EndDate,EntrySource,EpochTimeInMilliseconds,EventId,EventName,Id,Message,OutcomeActivityId,SourceType,StartDate,Status,TransactionTime,Result.Status,Result.Tags,Result.Messages,Result.Outcome" ^
  -X POST ^
  -H "Authorization: Bearer [アクセストークン]" ^
  -H "accept-encoding: gzip" ^
  -H "x-direct-pipe: true" ^
  -H "content-type: application/json" ^
  -d "{ \"start\": \"2024-01-01T00:00:00Z\", \"end\": \"2029-12-31T23:59:00Z\", \"activityIds\": [\"5133bd26-99a1-42e4-8ae7-23aca002bcce\"], \"statuses\": [\"complete\"] }" ^
  -o "C:\Users\[ユーザーネーム]\Desktop\journeyhistory.gz"

② REST API でデータエクステンションを管理する

こちら、ヘルプドキュメントでは、サラッと書かれていますが、結構すごいことで、これまでデータエクステンションを管理する API と言えば、SOAP API だったんですね。言ってしまえば、レガシー機能だったわけです。それが、REST API でも実行できるようになりました。

早速、試してみました。以下に記事にしています。

{
  "name": "NewDE_Sendable",
  "key": "",
  "isSendable": true,
  "sendableCustomObjectField": "Text",
  "sendableSubscriberField": "_SubscriberKey",
  "categoryId": 93800,
  "fields": [
    { "name": "Text", "type": "Text", "length": 50, "ordinal": 1, "IsPrimaryKey": true, "isNullable": false, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "EmailAddress", "type": "EmailAddress", "length": 254, "ordinal": 2, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Number", "type": "Number", "ordinal": 3, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Date", "type": "Date", "ordinal": 4, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Boolean", "type": "Boolean", "ordinal": 5, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Phone", "type": "Phone", "ordinal": 6, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Decimal", "type": "Decimal", "length": 25, "scale": 1, "ordinal": 7, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false},
    { "name": "Locale", "type": "Locale", "ordinal": 8, "IsPrimaryKey": false, "isNullable": true, "isTemplateField": false, "isInheritable": true, "isOverridable": true, "isHidden": false, "isReadOnly": false, "mustOverride": false}
  ]
}

③ 待機アクティビティから複数の連絡先を同時に解放する

これは、2 つ前のリリースとなる Winter '24 の方で、最大 100 件の連絡先を同時にジャーニーにエントリーさせる Batch Event API というものができたということで記事にしましたが、その応用ですね。

待機アクティビティからも、最大 100 件の連絡先を強制的に待機終了にできるというものかと思います。リリースノートに、使用例が出ていて、「例えば、トラックに積まれた荷物が倉庫から出荷されるときに、出荷確認を送信できます」となっています。これまでは 1 件ずつ、連絡先ごとに API で処理する必要があったわけですが、バッチ処理が可能になったというわけです。


■ AMPscript 関連

① RetrieveSalesforceObjects() の取得できる行が 1,000 行に

このアップデートは、Spring '24 で発表されましたが、制限となってしまうアップデートのため、ローンチが Summer '24 になるとされていました。

以下の Trailblazers Community のフィードでもアラートが立ちましたが、2024 年 6 月 21 日以降は、 取得できる行が 1,000 行に制限されます

Salesforce 的には、同期済みデータエクステンションを使用してください、というアナウンスになっています。そもそも、RetrieveSalesforceObjects() を使用している方は少ないと思いますが、この制限に引っかかるような使用をしている方は注意してください。

② RSA 署名を使用して JWT トークンをエンコード

GetJWTByKeyName() 関数において「RSA 署名」を使用して JSON Web トークンをエンコードできるようになりました。以前は「HMAC 署名」を使用したエンコードのみをサポートしていました。

方法:Marketing Cloud セットアップの「キー管理」で、RSA 秘密キーを含む .asc ファイルを保存します。キーを保存したら、GetJWTByKeyName() 関数を使用してJWT をエンコードします。


■ Email Studio 関連

① 送信リレーションシップで選択されたフィールドの長さの制限

これは、Spring '24 で発表はされましたが、制限になるので、Summer '24 にて適用となるアップデートになります。パフォーマンスを向上させるために、送信リレーションシップで選択されたフィールドの長さが、255 文字に制限されます。Spring '24 では 254 文字とされていましたが、その後のフィードバックから 255 文字に修正されたようです。

送信リレーションシップで選択されたフィールドとは、以下の項目のことですね。これが、255 文字を超えることはそうそう無いと思いますので、皆さんの環境でも問題ないでしょう。


■ パッケージマネージャー関連

① 小売業のオンボーディングジャーニーを迅速に展開

パッケージマネージャーに新展開です。どこからこれを展開できるか画面は分かりませんが、おそらくパッケージマネージャーのどこかから、今回は「小売業界」固有のジャーニー、コンテンツ、オートメーション、LP(ランディングページ)を備えたパッケージを展開できるようになるようです

これまでも、ジャーニーテンプレートってやつがあったと思いますが、それの拡張版みたいなものであると想像します。但し、ジャーニーテンプレートって正直一切使ったことがありませんよね。そして、おそらくは日本用にローカライズされていないような気がするんですよね・・・。

試しに入れてみても良いかもしれませんが、不要だった場合に削除が大変なんてこともあるので、気を付けてトライしましょう。

時期:この機能は 2024 年 7 月 1 日以降に利用可能になります。


② より多くの購読者情報を取得するインタラクティブフォーム

このアップデートは、① で説明したジャーニー、コンテンツ、オートメーション、LP(ランディングページ)以外にも、インタラクティブフォームっていう、あのメール内でフォームを設けられる機能があると思いますが、そちらも対象になりますよ、という切り分けをしているだけだと思います。もしかしたら、こちらの場合は「小売業界」に限定されないかもですが、詳細は不明です。

時期:この機能は 2024 年 7 月 1 日以降に利用可能になります。


■ セキュリティー関連

① SFTP ユーザーの権限を微調整する

現在、SFTP ユーザーは最大 10 ユーザーまで作成できますが、Summer '24 の新機能リリースで、その SFTP ユーザーに様々なレベルでアクセスを許可することで、セキュリティを強化できるようになりました

注)SFTP ユーザー へのアクセス許可であって、個別の MC ユーザーへのアクセス許可ではありません

各 SFTP ユーザーごとに、各トップディレクトリ(ルートの下まで)の表示、編集、ダウンロード、アップロードのアクセス権を割り当てることができます

また、各 SFTP ユーザーのデフォルトとなる「ホームディレクトリ」を選択することができます。各 SFTP ユーザーは、選択されたディレクトリとそのサブディレクトリのみにアクセスできるようになります

注)その際、選択された「ホームディレクトリ」より上のディレクトリは表示されません。

リリース時期:この機能は、Summer '24 のリリース期間を待たずに、2024 年 5 月から段階的に利用可能になっています。


■ アプリ関連

① Social Studio が 2024 年 11 月 18 日 に完全廃止

Social Studio は 2024 年 11 月 18 日に廃止されます。既存の契約が終了するか、2024 年 11 月 18 日のいずれか早い方で、Social Studio にアクセスできなくなります。顧客データは 90 日後に削除されます。


いかがでしたでしょうか?

改めまして、今回のリリースは 2024 年 6 月 7 日から 6 月 28 日の間にリリースされます。この記事を発表した現時点では、まだ機能がリリースされていませんのでご注意ください。

また、今後 Salesforce 主催での新機能リリース説明会も開催されると思いますので、そちらも開催されたら、そこからもしっかりとキャッチアップして補足して行きたいと思います。

今回は以上です。


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