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【第386回】 Marketing Cloud Next : ランディングページの差し込み項目

Marketing Cloud Next Growth & Advanced Edition の Winter '26 新機能リリースでは、ランディングページで 差し込み項目 が利用できるようになりました。これにより、訪問者ごとに内容をパーソナライズし、関心を引きつけることでリード獲得を最大化できます。


組織の違いによる制約

  • この機能は Spring ’25 以降に作成された組織 でのみ利用可能です。

  • SDO(Salesforce パートナー限定のデモ環境) では利用できません。

利用できない状況とは、ランディングページのデータソースとして「データグラフ」を設定できるのですが、差し込み項目のボタンが表示されません

表示されない例
表示されている例

データグラフの活用

  • 標準データグラフ:見込み客の「名前」や「組織名」を表示

  • リアルタイムデータグラフ:訪問者ごとに「保有ポイント」などの変動しやすい情報を表示

ただし、現時点では以下の制約があります。

  • ランディングページで「繰り返し」コンポーネントは利用できません。

  • 「画像」コンポーネントでの差し込みはできません。つまり、画像 URL の動的な差し込み不可のようです。「HTML」コンポーネントでも試しましたがうまく行きません。私のやり方に問題があるかもしれませんので、もう少し調査します。

よって、現時点では、テキスト中心の差し込み のみ対応しているようです。


フォールバック設計のポイント

差し込み項目が表示されない場合のフォールバック表示を意識することが重要です。

例えば、以下のような文章があったとします。

▲▲(会社名) 〇〇 様 にオススメのイベントのご紹介

フォールバックを次のように設定すると自然です。

▲▲ ・・・ (ブランク)
〇〇 ・・・ こちらのページをご覧いただいている皆

設定後は以下のような形になります。

結果としてランディングページを開くと、以下のようになります。

(値がある場合)

RBA Company Watanabe 様 にオススメのイベントのご紹介

(値がない場合や、送信されたメールのリンクから開かなかった場合)

こちらのページをご覧いただいている皆様 にオススメのイベントのご紹介

どちらも違和感なく表示されたかと思います。


メールとの連携

メール内にランディングページの URL をリンクの状態で配置するだけで、クリック時に「名前」や「会社名」などの情報が自動で読み込まれる仕組みになっています。

ここで覚えておくべきポイントは、リンクをクリックすると以下のようなトークンが URL パラメーターとして付与されることです。

sftoken=eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR5cCI6IkpXVCJ9.eyJpYXQiOjE3NjAyNzAxNjgsImV4cCI6MTc2MDI3MDIyOCwiaW5kaXZpZHVhbElkIjoiYWU4YjdhOGUtNWI3NS00M2YzLThjZTgtNjQzMTk1OTAyY2E4IiwidGVuYW50SWQiOiJhMzYwL3Byb2Q5L2Y3YWY4NGUxMDY3YjQxMzM4ZTc4ZjA4YTI0ZjAyYmY2In0.dnCNXH_jG6NqRggI6aTttUFqqT-9UFJ79A5ZdRbnveo

このパラメーターを削除したり、内容が少しでも変わると、フォールバック表示になってしまいます。顧客側で誤って変更される可能性もあるため、先ほども述べたように、フォールバック設計には注意が必要です。

また、この動作を利用するには クリックトラッキングを「オン」にしておく必要があります。顧客ごとの情報は、クリックトラッキングのパラメーター内に含まれる仕組みになっているようです。


いかがでしたでしょうか。

上のサンプルを見て頂いても分かる通り、ランディングページで名前入りの差し込みが表示されると、訪問者に与える印象が大きく変わります。

今回のアップデートを活用することで、よりパーソナライズされた体験を簡単に提供できるようになりました。ぜひ活用してください。

今回は以上です。


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