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④カナダ国立美術館|先住民とカナダ人の作品|National Gallery of Canada【オタワの国立博物館】

カナダからこんにちは。Chaiです。
今日はカナダ国立美術館の先住民アートをご紹介します。

写真の「Indigenous」(インディジェナス)は、ある土地に植民や征服が行われる以前から住んでいた、その土地本来の住民や民族を指す言葉です。

✨✨✨

私がフォローしている、世界 昔ばなしの森さんの「カナダの昔話」が始まりました。
「『真実と和解の日 』の投稿がきっかけになった」とのこと。

記念して、コラボ企画です。
先住民の世界観を物語と実際のアートで体感してください。


1階が先住民とカナダ人の展示です

アートとして作ったもの、生活の中で使っていた道具が入り混じっていますが、世界観はひとつです。

慣れないうちは色や形が奇妙に見えるかもしれませんが「彼らには独特の世界観があるんだな。」と思ってください。

彫刻は素材の形をできるだけ残して、形にあうものを創りあげています。
素材はくじらやアザラシの骨が多いです。

人間と動物が共生共存している姿を見てください。

酋長の娘


下の写真
左:赤ちゃんの頭部
右:ハチ・蜂です

ええ、わかります。気になりますよね。
スマホもピントを赤ちゃんにあわせようとしていました。笑

冷静に見るとこの蜂もわりと大きめにつくってあります。


角の中に彼らの生活が詰まっています。

元々の形を残しつつ彼らの世界観を創りあげる、カナダでも最高峰の作品だと思います。

拡大して隅々まで見てください。


✨️✨️✨️

キルトとカヌー

すべて手作業です。


これらはおみやげ屋さんにもよくある感じの絵柄です。



アメリカの南部に住んでいる人たちの中には「カナダ人はみんなこんな服を着て、氷に覆われた寒いところに住んでいる」と思っている人もまだいます。笑



ウクライナ系カナダ人の作品

カナダ中央部の大平原はプレイリーと呼ばれています。
この地域は広大で比較的平坦な地形が特徴で、農業、特に小麦などの穀物生産が盛んなことで知られています。

そこに、ウクライナやポーランドの人々が良質の小麦畑を求めて移住したのは、主に19世紀後半から20世紀初頭にかけてでした。

実はカナダにはウクライナ系住民も、ものすごく多いのです。

古き故郷のウクライナの女性

WILLIAM KURELEK

ウィットフォード、アルバータ州、1927年
トロント、オンタリオ州、1977年

​The Ukrainian Woman in the Old Country (古き故郷のウクライナの女性) 1966–67年

メゾナイトにミクストメディア

​彼の特徴的なフォーク・ナイーフ(fau-naïf)スタイルで、クレレクは彼の先祖の故郷での生活を描写しています。

四部構成の物語形式で、
中央のパネルはコサックの指導者の選挙を描いています。
サイドパネルは、土地で働く女性たち、そして貧困と苦難を描写しています。

この作品は、カナダ連邦百周年を迎え、高まるナショナリズムの時代に、カナダ・ウクライナ女性協会からの依頼で制作されたものであり、カナダ大草原地帯へのウクライナ移民へのトリビュート(賛辞)となっています。

​Jean Taronと故William Taronからの寄贈、2019年

✨✨✨

こちらも見てね。
「寒いからみんなで一緒に温まろう」というやさしいやさしいお話です。

✨️✨️✨️

いかがでしたか

まだ先だと思っていたら、あっという間にこのような雪景色になってしまいました。

この美術館には先住民を中心にカナダの作家の作品がたくさん収蔵されています。
これらはごくごく一部です。

博物館の先住民の展示は生活感がありますが、こちらの美術館の展示は芸術性が強いです。

次回は、生活で実際に使っていた芸術性の高いビーズ細工と、ビーズ細工からインスピレーションを得た作品をご紹介します。


本田さん、ありがとうございます。

⑤につづく