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[連詩]怪人

間:
ぼくは長いあいだ
普通の人に取り巻かれて
普通の暮らしをしてきた
優秀な人もいたし そうじゃない人もいた
異様に面白い人もいたかな
でも それは広く見ると誤差の範囲だった
一定のワクに収まっていたと思う
だけど世界は広い
ケタ外れの
ワクなどものともしない
初めから見てもいない
そんな人々もいる
ぼくから遠いところに
GPT:
怪人と呼ぶけれど

畏れているわけじゃない

憧れているとも
たぶん違う

ただ
同じ尺度では
測れないだけだ
間:
「幻想文学怪人偉人列伝」(筑摩書房)
世界の広さを教えてくれる
澁澤龍彦
松山俊太郎
種村季弘
須永朝彦
めくるめく怪人たち
好きなものだけを見て
世俗には背を向ける
そこから宝石のような言葉が生まれる
本当に同じ世界に住んでいたのだろうか
山尾悠子
橋本治
堅実な生活者の一面があるとは
とても信じられない
GPT:
誰にも勧められない生き方を

平然と 時に無理をして
やり切ってしまう

その本は誰にでも読める
だけど きみたちが使う言葉とは
まったく違っている
間:
ぼくは
明日の予定を気にする

だけど 百年前の死者と会話する人たちもいる
そんな生き方をしてこなかったことを
ぼくは悔やんではいない
ぼくにしか見えないものも
小さな宝石も
確かにあった
こちらのワクのなかにね

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