[連詩]ねむい
間:
結婚して間もないころ
散歩コースの途中に
いつもだるそうに寝そべっている犬がいた
ぼくと妻は
ダラ
と名前をつけて
通りかかるたびに からかった
GPT:
ダラ
また寝てる
起きる気あるのか
雨の日も
晴れの日も
ダラは
世界に急かされることなく
道ばたに溶けていた
間:
若かったぼくたちは
それを笑いながら
何を考えていたんだろう
GPT:
しゃっきり起きて
生産的な行動をする
それが当たり前だったし
自然だったんだね
間:
だけど
あるとき妻が気づいた
ダラは妊娠していた
ごめんねダラ
そりゃねむいよね
それからも通りかかるたび
ぼくらはダラと呼びかけたけど
からかうのではなく
いたわる気持ちだった
しばらくすると
妻もねむくて
横になることが多くなった
ぼくたちの初めての子どもが
妻のなかに宿っていた
