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公衆便所のマリア【詩集・嘆きの天使57】

(セリフ)
男「誰だ」
女「電話よ」
男「だから誰から?」
女「名前はクーガイだって」
男「クーガイ?」
女「クーガイよ」
男「クーガイなんて知らん」
女「クーガイって言ったのよ」

わかっていたことが
加速度的に減ってゆき
わからないことが
反比例して増えてゆく

楽な方へと流される
ただそれだけの日々

このままじゃいけない
こんなことばかり続けてちゃ
逃げたい
消えたい
背を向けたい
引力の法則から

消化不良の思い出だけ
今夜もまた抱きしめて
人口過密なこの砂漠で
明日もまた立ちつくす

すべてがあると同時に
あらかじめ失われていて
まだ始まりもしないうちに
もう終わってしまいそうだ

需要と供給
要約すればそういうこと

選別されて番号を
振られてしまうその前に
狎れない
媚びない
縛られない
割り切れない数式に

過去を身に纏って
過去をびしょ濡れにして
過去を分割払いにして
過去に窓を叩かれる

水増しされた感情だけ
今夜もまた引きずって
言葉にならない衝動で
明日もまた塗りつぶす

(セリフ)
男「とにかくもう電話には出るな」
女「わかったわよ」
男「……クーガイ?」
女「…………」






紅井ケイの今週のひとりごと

皆さん、1週間のご無沙汰でした。
ある時は広瀬すず、ある時は歌舞伎町の新女王、またある時は009ノ1、してその実態は……愛の戦士キューティーハニー! って違った、自傷系自作自演屋詩人もどきの紅井ケイです。本日はもうCM・友情出演・シークレットゲスト等すべてカットして、最後までノンストップでぶっ飛ばしたいと思います。果たして今日こそケイとシンは『クリエイター』の真相にたどり着けるのか!?
乞うご期待!!
ではさっそく……GO!

Produced by BENNIE K STUDIO

(明け方、高円寺のシンのアパートにて)

シン「さーさー、テキトーなとこへすわったすわった! とりあえず始発が出るまでここで落ち着こーぜ」
ケイ「……って言われたって、どこすわりゃいーのさ? 中古レコードとマンガの古本ばっかで、足の踏み場もないじゃん!」
シン「あー、ちょっと待て! 今すわれるスペース作っから! ここの単行本を全部わきへ寄せといて……、ホラ、ここへすわんな!」
ケイ「しっかし、キッタねー部屋だなあ、相変わらず」
シン「シャラーップ!」
ケイ「掃除とかしてんのたまには?」
シン「お前に言われたかねーよ! そーだ、BGMBGM!」
ケイ「どーせ、またマイルスなんでしょ?」
シン「アタリキよ! こんな朝にマイルスを聴かずに何を聴く? 今朝の1発目はコレでキメよか!」
ケイ「……フーン、『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』ね」
シン「アタリ! マイルスのアルバムん中でも5指に入る大名盤よ!」
ケイ「『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』ってさー、大友克洋が同タイトルのマンガ描いてたよね?」
シン「ああ、あの大学生がひたすら徹マンするっての話だろ?」
ケイ「アレってさあ、表紙の扉絵、マイルスのレコードジャケットそのまんまコピーしてんだよね」
シン「そーそー! んで、マイルスのグラサンに麻雀パイが映り込んでんのな!」
ケイ「笑っちゃったなーアレには!」
シン「そーいや、大友克洋って『ソー・ホワット』ってタイトルのマンガも描いてたっけな」
ケイ「ひょっとして、マイルスの隠れファン?」
シン「『大友克洋=パープル・マイルス大好き説』確定だな!」
ケイ「何だか、今日は大友尽くしだね」
シン「そーだな、がハハハ!」
ケイ「キャハハハ!」
シン「……ところで、何か飲むか、お前?」
ケイ「何か、あんの?」
シン「缶ビールくらいならな。あと……ワインもあるぜ」
ケイ「んー……じゃ、缶ビール!」
シン「OKOK! 今用意してくっからな! あー、こんなことなら、コンビニでツマミか何か買ってくんだったな!」
ケイ「何言ってんだよ! カネもねークセに! タクシー代あとで徴収すっからなガッポリ!」
シン「わーったわーったわーってますって!」
ケイ「あーっ、シンちゃん!」
シン「んだよー? 今手が離せねえんだよー!」
ケイ「白土三平の『忍者武芸帳』の全集買ったんだ!」
シン「ああ、『まんだらけ』でな! 美本で、大セールだったんだよ!」
ケイ「貸して貸して!」
シン「別にいいけどサ」
ケイ「『我々は遠くから来た。そして遠くへ行くのだ』……白土三平、カッケ~!」
シン「お前、よく覚えてんなあ」
ケイ「あーっ、大島弓子全集もある! 永島慎二全集も! 今日コレ、全部借りてっていい?」
シン「別にいいけど……ソレ、全部持ってくつもりお前?」
ケイ「……全部はちょっとムリっぽいね。じゃ、大島弓子だけでいいや! あとで紙袋か何かも貸してよ!」
シン「ヘイヘイ、じゃこれでタクシー代はチャラね」
ケイ「ちぇっ、調子いいんだからもう! いいよそれで!」
シン「やったね! じゃ、改めてまたカンパイといきますか!」
ケイ「カンパーイ!」
シン「カンパーイ!」
ケイ「…………」
シン「…………」
ケイ「プハーッ!」
シン「プハーッ! 余は満足じゃ!」
ケイ「今日これで何回目だろねカンパイ?」
シン「とんだ飲んだくれだなオレら」
ケイ「だね」
シン「そーいやさ、お前ココ来んの久しぶりじゃね?」
ケイ「そーいやそーだね。ここ最近ずっとご無沙汰で」
シン「最初ココに入りびたってた頃からお前、人のマンガとかレコードとか、どんどこ持ってっちゃってなもんな。変わってねーよな今も全然」
ケイ「ハハ、そーだっけ?」
シン「お前さー、さっきの話の続きだけど、扉絵のセンスがバツグンにイイって言ってたじゃん?」
ケイ「またその話に戻るの?」
シン「そもそも、お前の詩を最初見た時から確信してたねオレは! コイツ、タダモンじゃねえって!」
ケイ「フーン……」
シン「だってよ、オレが確か最初に見せてもらったのが『去年カラオケボックスで』って詩で、タイトル見ただけでぶっ飛んじまったもんね! で、お次が『名美池袋気分』だろ? 驚くなって言う方がムリだよこりゃ!」
ケイ「そう?」
シン「『去年カラオケボックスで』が『去年マリエンバートで』のパロディ、『名美池袋気分』が『美代子阿佐ヶ谷気分』のパロディ……」
ケイ「『名美池袋気分』には、石井隆の『名美』も入ってるけどね」
シン「そーそー! ふたつもダブルでパロっちゃってんだよなー! 何で女子高生がアラン・レネやアベシンや石井隆を知ってんの? ってカンジでさ!」
「あーっ、ダメダメ! 女子高生なんて言っちゃ!」
シン「あっ、NGワードだった今の?」
ケイ「身バレしちゃうじゃん!」
シン「メンゴメンゴ! まあ、あとで編集カットすりゃいいじゃんか!」
ケイ「当然するけどさ……」
シン「いかようにもがけどもせんなかるまいに……」
ケイ「つげ義春してるバヤイか!」
シン「んで、とにかくそのあと『メンヘラ女子は眠れない』だろ? 『気分はもう胃洗浄』だろ? よくもまあ、あんなタイトルが次から次へとポンポン出てくるもんだわな! 1回頭割ってその中身をとっくり見てみたいもんだよ!」
「『メンヘラ女子は眠れない』ってタイトル、ちまたじゃ相当パクられまくってたみたいね」
「パクられまくったなんてもんじゃねーよ! お前、SNSとかやんねえから知らなかっただろうけど、あの頃『メンヘラ女子は眠れない』ってタイトルのブログが乱立してたもんだぜ!」
ケイ「ヘーェ、そーだったんだ」
シン「そーよ、大バズりよ! ちったー心当たりあんだろお前も?」
ケイ「そーいや、局地的にだけど、『メンヘラの教祖』なんて言われてホント、ヤだったなー」
シン「『メンヘラの教祖』ねえ……」
ケイ「その頃、『私こそがホンモノの紅井ケイだ!』なんて奴もゾロゾロ出てきてたよね」
シン「あー、例の地下アイドル女もそのひとりか!」
ケイ「アレさー、いまだに『紅井ケイ』でAI検索すると、『過去に地下アイドル活動をしていた』なんてウソ経歴が出てくんだよねー。いい迷惑だわマジで」
シン「そいつ、ホントに実在したのか? その同姓同名の女?」
ケイ「みたいよ。でも、もう時効だからぶっちゃけちゃうけど、モロ『なりすまし詐欺』だよねどー見ても」
シン「モロ『なりすまし詐欺』だなどー見ても」
ケイ「今頃、何やってんのかなあの女?」
シン「大方都落ちでもして、クニでフカシまくってんじゃね?『こー見えても東京じゃ紅井ケイって言われてちょっとしたもんだった』なんてよ!」
ケイ「そこまでゆくと何だかアワレをもよおすね」
シン「まーな」
ケイ「あと、紅井ケイの最後の決めゼリフで『では、これにて』ってあるじゃん? アレも女性ブロガーたちにパクられまくってるようだね今」
シン「ニッポンはパクリ天国だな」
ケイ「あーあ、こんなことなら特許でも取っときゃよかったよ」
シン「でも、地下アイドルどころか、『紅井ケイはコピーライター集団らしい』ってデマまで飛び交ってたじゃんかあの頃」
ケイ「そうそう! アレも超ハタ迷惑だったんだよね!」
シン「アレって結局真相は何だったの? やっぱ若い女のコがあんなキャッチーなタイトルを次から次へ量産できるワケがないってのがその根拠?」
ケイ「そーらしいよどーやら。何かバカみたい。今となっては懐かしい話だけど」
シン「まあ、誰だってそう思うよ。んで、そのあと『狐と踊れ』だろ?『パンク恋せよ乙女』だろ?『日出処の女子』だろ? 何でそうポンポン出てくるワケあんなキメキメのフレーズが?」
ケイ「何でって言われてもなあ……自分でもよくわからないけど、ただ頭ん中に浮かぶんだよねポッと」
シン「タイトルであれこれ迷ったことってこれまでねえのか?」
ケイ「1度もないね」
シン「フーム、ますます『紅井ケイ=天才説』濃厚だなこりゃ!」
ケイ「そーいや、1番最初に詩のサイトに入った時から言われてたなあ。『どうせホントは名のある作家さんなんでしょ?』とか『プロ作家さんが匿名で書いてらっしゃるのでは?』とかさ……」
シン「そりゃ仮面作家が必ず通る宿命だわな」
ケイ「あ! そーいや、実名で決めつけられたこともある!『アンタ、紅井ケイって川本直さんの偽名なんでしょ?』ってさ!」
シン「誰だよ、その『川本直』って?」
ケイ「自分もそん時は知らなかったんだけど、何か読売文学賞取った結構有名な作家さんらしいよ。ホラ、『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』とかって本書いた人」
シン「おー、聞いたことあるわ太古の昔そのタイトル!……読んだことねえけど」
ケイ「すぐ読んだんだよ、図書館で借りてきて。したら、結構おもしろくってさコレが!……この人に間違えられてたんだあ、って思うとちょっとフクザツな心境だったね」
シン「でも、スゲーじゃん! そんな超メジャーな奴に間違えられたなんてよ! その頃、お前どんなの書いてたんだ?」
ケイ「ウーン……『去年カラオケボックスで』や『名美池袋気分』の頃かな……」
シン「ホラね! やっぱし! 見る奴は見てんだよなあ世の中は!」
ケイ「たださ、あーゆーサイトって必ず入る時プロフィールっての書かされるでしょ? みんな、そこに過去の自作の受賞歴とかナンタラ同人誌に所属とか、ここぞとアピールしまくるワケじゃん?で、自分はそこへ何にも書かずただ『紅井ケイ』ってペンネーム書いただけで、あとは全部空欄にしといたのね。それで、逆に目立っちゃったってこともあんのかなー。他に誰もそんな人いなかったし……」
シン「そりゃ目立つよお前! ひとりだけプロフィール欄がポッカリ空欄なんて!『秘すれば花』ってヤツで、全部情報さらしまくってる奴なんかより、隠せば隠すほどそっちの人間の正体を突きとめたくなるのが人情ってもんよ!」
ケイ「そんなもんかねえ……」
シン「……ビール切れたから、今度はワインでいくか」
ケイ「うん、お願い」
シン「じゃあ、ワインとグラス持ってくるわ! あ、マイルスも終わっちゃってんな。……じゃ次は……『ビッチェズ・ブリュー』といくか! これまたマイルスの歴史的名盤!」
ケイ「…………」
シン「ホイホイ、持ってきたぞ、ワインとグラス!」
ケイ「……シンちゃん、テーブルの上マンガの山だよ」
シン「あいや待たれい。今カタすでござるよ。ホイホイ、と。ココにテーブルのスペース作って……そだ! ついでにオレのマックのノートパソコンも持ってくっか! スマホのあのチマチマした狭い画面じゃ見にくいもんな!」
ケイ「そだね」
シン「ホイホイ、と。マックも持ってきましたよん。……じゃ、またまたワインでカンパイ!」
ケイ「……カンパイ」
シン「でもさー、さっきの話の続きだけど、お前新人賞とか興味ねえの? ホレ、『現代詩手帖』とか『ユリイカ』とかさ。いろいろ募集してんじゃん?」
ケイ「あー、一切興味ないねあーゆーのには」
シン「何でよ? コピーライターまがいのキャッチーなタイトルがポンポン出てきて、プロ作家並みの文章力まであんだろ? このまんま世に埋もれさせとくのもったいねーじゃん?」
ケイ「あーゆーのはねシンちゃん、みーんな出来レースなの」
シン「出来レース?」
ケイ「そ! よーするに全部ヤラセ。受賞者は最初の編集部の下読みの段階でもう決まっちゃってるワケ。で、その時点でもう受賞者にも連絡がいってるのよ。あとの第1時予選とか第2時予選とか最終予選とか、あーゆーのは全部カタチだけの猿芝居。もうとっくにそん時には1等賞は決まっちゃってるのさ」
シン「だってよー、小説の賞にしたって最終選考はプロの作家が何人か集まって決めるワケじゃん? それまでヤラセって言うの?」
ケイ「シンちゃんはウブだなー、そーゆーことに関しては。 まっ、それがシンちゃんのいいとこでもあるんだけどさ」
シン「何が言いたいんだよ?」
ケイ「だからさー、最終選考なんてもうヤラセに決まってんじゃんあんなの! その選考委員の1番エラい奴に出版社側がこう耳打ちすんのさ、『今年はウチとしてはこのAという作品を出版したいのでどうかコレを最終選考では是非推してください!』ってね」
シン「……まさか? そんなヤラセ話に文壇の大御所がノるかねえ?」
ケイ「だから、そこはそれ、『実弾』をカマすのさ」
シン「『実弾』……カネ、か?」
ケイ「イエス! したら、もうそのAって作品が受賞したも同然だろ? 何せ1番の大御所が推してるんだから、他のザコ作家は口答えできないってワケ。たとえ、口答えしそうなナマイキな若手作家なんかがいたとしても、そいつもまた前もって『実弾』で黙らせちゃうって寸法! まっ、出版社としては最初っからそんな危険人物は選考委員には入れないはずだけどさ」
シン「……そんなもんなのか、新人賞の実態は?」
ケイ「そんなもんなのよ実態は。まあマイナーなとこからメジャーに至るまで新人賞と名のつくものは大抵このパターンだと思うよ」
シン「でも、何でそんなにあわてて受賞者を決める必要があるワケ? それって何か出版社側にメリットがあんのかな?」
ケイ「いいとこが気がついたね、ワトソン君。ズバリ答はただひとつ! 新人の『青田刈り』だよ!」
シン「『青田刈り』?」
ケイ「そ! 事前に決めちゃってた方があとあと業務がスムーズにいくからさ! まあ、それも出版社の社員がみんな受賞者の担当になりたいっていう隠されたバトルがあるんだけどね。有望な新人の担当になってそれこそベストセラーでも出せれば、出世もできるしボーナスも爆上がりなワケじゃん? だから、持ち回りで『青田刈り』の担当を社内で極秘に決めるワケ。去年はお宅が担当やったから、今年はオレの番だ、ってな具合でさ。じゃなかったら、毎回毎回あんなにスムーズに受賞者が決まるワケないじゃん。そこはモー娘。やAKBのヤラセ・オーディション番組と同じノリよ」
シン「……お前、どーしてそんな業界の裏事情まで精通してんの?」
ケイ「裏も表もないよ。こんなのみーんな公然の事実」
シン「そーゆー世界なのか?」
ケイ「そーゆー世界なのよ」
シン「何か夢もチボーもない話だな……」
ケイ「まあ、日夜セッセと公募に励んで、「やっと予選に通過した!」とか「ああまた最終選考で落ちた!」とか、一喜一憂してる善男善女諸君にはちと酷な話かもしれないけど、コレがリアルな現実。現在プロでやってる作家であれ何であれ、みんなこの事実は知ってるけど決して口外はしない。そんなことしたら、仕事干されちゃうもんね」
シン「……フーム」
ケイ「まっ、ちょっとこの手の話もあんましバクロしすぎちゃうと、ヤバかったりするんでここらへんでジ・エンドってことで……」
シン「……じゃ、いよいよnoteの方へ話戻すか!」
ケイ「うん! 早くマック起動させてよ!」
シン「ヘイヘイ、と」
ケイ「まずはログインしてと……」
シン「コレか? この上の『記事』『マガジン』『クリエイター』『メンバーズシップ』って出てるヤツの、『クリエイター』をクリックすりゃいいんだな?」
ケイ「うん。今までスマホで見てたのは『記事』だからね。『メンバーズシップ』ってのはとりあえず関係ないからおいといて……ちょい待ち!『クリエイター』いく前に『マガジン』ってのクリックしてみて!」
シン「『マガジン』? 何だそりゃ?」
ケイ「早い話、これまで見てきたいろんな作品をひとつにまとめて『本』みたくしたモンだよ」
シン「そこにも出てくんのかお前のが?」
ケイ「フフフ……それは見てのお楽しみ」
シン「……んだよ気味悪ィなー。じゃクリックするぞ『マガジン』!」
ケイ「出た?」
シン「出た」
ケイ「今度はすぐにめっかるでしょ?」
シン「すぐめっかった! ワリと上位にあったぞお前のヤツ!」
ケイ「やれやれ、無事あったか……」
シン「フーン……何々……椎名林檎の和服姿に、バックは夕陽で真っ赤に染まった障子戸か……いかにもお前らしい演出だな……『連作詩集です。リスカ、OD、JK、ギャル、メンヘラ、腐女子、援交、地下アイドル、ブルセラ』……あとはもう読めねーぞ」
ケイ「いいんだよ、それはもう。『マガジン』はこれにて確認おしまい!」
シン「おおっ、てことはとうとう、いよいよ、ついに、やっと、ようやく、『クリエイター』の出番か!」
ケイ「長かったねシンちゃん!」
シン「長かったなケイ!」
ケイ「じゃクリックして!」
シン「クリック!」
ケイ・シン「出たー!!!」
ケイ「出た出た出たー!」
シン「出ましたねー!」
ケイ「出ましたよ!」
シン「もーう上下左右クリエイターだらけ! どこを向いても、クリエイター、クリエイター、クリエイターときたもんだ! こりゃこん中から探し出すの大変だぞお前のヤツ!」
ケイ「……ところが、探す必要ないんだなコレが……」
シン「えっ、なして?」
ケイ「すでにもう何十回も探したからさ!」
シン「あ、そーなの? で、どこにあるワケお前の?」
ケイ「どこにもない」
シン「へ? 何? も1回言って!」
ケイ「だ・か・ら・どこにもないの『紅井ケイ』の名前は!」
シン「ええーっ! ない?『記事』にもあんなに出てて、『マガジン』とやらにもちゃんと出てて、ココだけ出てないワケ?」
ケイ「ソコなのよ! と声を大にして言いたい!」
シン「ホントに全部チェックしたのか? 隅から隅まで?」
ケイ「したさ! 何回も何回もね!『記事』に出てる奴ら、あるいは出てない奴らまでそこに出てるってのにさ、『紅井ケイ』だけ出てないんだよ!」
シン「んなバカな!」
ケイ「そう思うでしょシンちゃんも!」
シン「思う思う! 激しく思う!」
ケイ「だけど、現実に出てないんだよこの『クリエイター』ページだけには名前が!」
シン「なぜ?」
ケイ「なぜ??」
(つづく)

※今週のヒットコメントコーナー
紅井ケイの今週気に入ったコメント。
Nさん「『マカロニほうれん荘』を知ってるの?(略)名作らしい。読んでみたい。」
Kさん「『すすめ! パイレーツ』、大好きでした。名前が出てきて嬉しかったです。」
Sさん「今回はポールウェラー。昔、JAMのインシティーを良く聴いていました。」
鴨川つばめに興味を持ってくれたNさんに5ポイント!(「マカロニほうれん荘」(1~9巻)はロングセラーで今でも一般書店で手に入るよ!)江口寿史ファンのKさんにも5ポイント! そして、懐かしき「JAM」を思い出させてくれたSさんには10ポイント!

次回予告

8月23日(日)
夜8時ジャスト
「敵は海賊・海賊版」

BGM:andymori「ファンファーレと熱狂」

TO BE CONTINUDED NEXT SUNDAY.
SEE YOU SOON.








 



 


 


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