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英会話、言えない瞬間にワクワクする理由

私の子どもの頃の夢は、探偵になることだった。
謎を解くのが、好きだった。

小学生の頃はパズル雑誌を買っていて、懸賞にも応募していた。
狙っていたのは、図書券。

図書券が当たると、またそれでパズル雑誌を買いに行く。
そんなことをしていた小学生だった。

友達はみんな、りぼんやなかよしを買っていたのに。

そんな私が、英会話を始めて、何とか中級レベルになった。

ここから上級に行くには、
もう少し難しい単語や言い回しを、覚えていくのが、いい。
分かっている。

でも、なんかそんな自分が想像できない。

今の、「あー、言えない。どうしよう」が、しっくりくる。

何でだろう……。

考えてみて、気づいた。
そうか。

あれは、パズルだ。

会話の最中に、「逆流性食道炎」言えなくて、
さぁどうする?

この難しい単語を、
中学生レベルの単語でどう説明する?

そうやって、どこから説明しようか止まる瞬間、
私はいつもワクワクする。


よっしゃ。
この瞬間が来たな。

と、アドレナリンが出る。

言葉が出てこない瞬間、
私の頭で「さぁ、問題です!」と司会者が声を張るのだ。

そして、中学レベルの単語を駆使して、
相手に理解してもらったときの、
スッキリとした爽快感。
そして心地よい疲労感。


ああ、そうか、だから私はオンライン英会話が好きなんだ。

そして、これは、先生にとってもクイズみたいなもの。

胃の中にある液体が、喉まで上がってくるものは?

「うーん……あ、わかった!逆流性食道炎!」

正解!おみごと!
みたいな。

私はパズルに取り組み、先生はクイズに答える。

これは、エンターテインメントだ。

ただ、そんな私にも、言葉に詰まらずペラペラと25分が過ぎるときがある。

最初の頃にそんなことは全くなかった。
ということは、成長の証だ。

めでたい。
喜ぶべきだ。

でも、なーんか、つまらないのだ。

「この言葉、知らない。言えない。どうする?」の瞬間が、欲しいのだ。

でも、1レッスンに10回もいらない。
多分、2回くらいがちょうどいい。

これを書いて考えていただけで、ワクワクしてきた。

さぁ、今日もパズルを解きに行ってこよう。

逆流性食道炎がしつこいし、今日も15分だけ。
1問てところかな。

あ……きたみたい。

さくら探偵、事件です。

今回は「ささくれ」です。

中学英語でどうやって説明しますか?

うーむ。

skin… next to the nail… peeled… and it hurts.

……だめだ。

これは難事件である。
しれっと話題を変えるしかない。


「逆流性食道炎」も「ささくれ」も、言えなくたって、英会話は楽しい。

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町家さくら|へなちょこ英語で人生楽しむ うまくいかなかったり、空回りしたりしながらも、今日もなんとか人生やってます。 「わかる」「ちょっと笑った」「続き読みたい」と思っていただけたら、応援していただけると嬉しいです。「へなこちょこ活動費」として大切に使わせていただきます。

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