【いとなむ】北総マルシェの初心者にも。夏祭り感覚で軽食、買い物、食事まで
毎週末、至るところで、マルシェや小規模な市場が開かれている北総エリア。一度訪れてみたいけど、いつどこで開かれているのかわからない、という方におすすめなのが、毎週木曜日の17時から、JR八街駅北口で定期開催されている「やちまた駅北口よいち」です。
昨年の11月から始まり、今では毎週100~150人の方が訪れるという「北口よいち」。元々は、毎月第2日曜日に行われている「北口いち」を知ってもらいたいと始めたそうですが、今ではこの夜市を目当てに来るお客さんも多くなっているといいます。
ゴールデンウイーク中日の5月1日(木)、いつもの編集部員、楠が「やちまた駅北口よいち」を訪ね、夜市立ち上げの旗振り役、鶴岡希美(つるおか・のぞみ)さんにお話を伺いました。
木曜夜は駅前でひと休み。いろんなニーズと暮らしに寄り添う
北口よいちが始まる17時、JR八街駅の改札前には、たくさんの学生たちが談笑する姿が。夜市が始まると、そんな学生たちが早速列を作ったのが、手作りスイーツを販売する「おだやかのむこう」。地元産のさつまいもを使った、季節の焼き芋メニューのほか、揚げパンやアイスなどを販売しています。


日が暮れ始めると、イートインスペースにはたくさんの人が腰掛け、夜市らしい屋台メニューに舌鼓。「マルカキッチン」のイカ焼きや豚キムチ焼きそば、「柳」の広島風お好み焼きなど、夏祭りを彷彿とさせる定番メニューはもちろん、「HIRO’s kitchen」の本格的なハンバーガーは、夜ご飯に食べに来る人がいるのも納得のボリュームでした。




この日は他にも、子どもたちに不動の人気を誇る、バナナチョコやたこ焼きを並べていた「富士アイス」や、採れたてのネギ、アスパラ、ニラを生産者価格で販売していた地元農家「タカミ屋」も参加。
ゲスト出店していた「Fショウ」の唐揚げや串焼きは、おかずとして買って帰る人も多い売り切れ御免の人気メニューとのこと。スーパーに立ち寄らずとも、夜ご飯のおかずや、一品料理に重宝する新鮮な食材が安く手に入るということで、無料駐車場に車を止めてやって来る人も多くなり、会場は次第ににぎやかに。



日が沈む頃には、仕事終わりの大人たちや、待ち合わせしていたカップルも加わり、イートインスペースだけでなくガードレールにも人が。
八街駅で北口よいちが始まってから半年。電車の待ち時間に友だちと語らって、ファーストフードに寄り道するような感覚で利用している学生から、夜ご飯の食材やおかずを調達しに来た親子、晩餐目的で駅から真っ直ぐに向かってくる仕事終わりの会社員、そして、まるで夏祭りを楽しむように並んで笑い合うカップルと。
実に多くの人が、さまざまな目的でやって来て、地元の人びとを中心に、すっかり日常に馴染んでいるのがわかりました。

マルシェや市場は、車でないとアクセスしづらい場所で開かれることも多く、日程を調べて休日を利用して……、と考えるとつい腰が重くなってしまう初心者にこそおすすめしたい! 平日夜に電車で、しかも駅前で楽しめる「やちまた駅北口よいち」。ぜひ気軽に訪れてみては!
屋外シアター構想も?! 毎木曜日を異なるテーマで盛り上げたい
さまざまな人の憩いの場になっている「やちまた駅北口よいち」。最後に、旗振り役の「おだやかのむこう」店主、鶴岡さんにお話を伺いました。
ーー夜市を始めたきっかけを教えてください。
無料の駐車場があるせいか、最近はわざわざ来てくださる方もいるようになったんですが、元々は、駅からの帰りがけに、フラッと立ち寄ってもらえたらいいなって始めたんです。
北口いちの仲間と夜市の構想を始めたのは11月。ちょうど寒くなる頃で、「北口って寂しいよね」って話から、「疲れて帰って来て駅を降りたときに、ほっこり明るい場所があって、あったかいものを売ってたらいいよね。家に帰るまで寒いし、何もなくて暗いけど、おいしいものを食べて帰ってもらえたらいいね」って。
この頃は、「毎週木曜が楽しみです!」って言ってくださる方もいて、ここでお友達と待ち合わせして、みんなで夜ご飯を食べていたり、お子さんを連れて来てくださったり、だいぶにぎやかになりました。

ーーこれから「北口よいち」でやってみたいことなどはありますか。
ゆくゆくは、フードコートぐらい大きくしたいんです(笑)。地元のおいしい食べ物屋さんにもっと参加していただいて。その上で、映画の上映会をしたり、ますますみんなの交流の場になったらいいなと思っています。あと今年の4月から始めているのは、木曜日の中でも「毎月第なん木曜日は何々の日!」みたいにしようと。
例えば、第2木曜日は贈り物の日にして、お父さんがお母さんに、ちょっとしたプチギフトを買って帰ってもらえるように、焼き菓子を販売しているお菓子屋さんに来ていただいたり。もちろん、今後は食べ物だけではなくて、ハンドメイドの作家さんに出店をお願いするなどして、いずれにしろ、贈り物にピッタリなお店が出ている日にできたらいいな、とか。
農家さんがいっぱい集まる木曜日があってもいいし、 そういう感じで、毎週違うテーマでお店を構成して、毎週ちょっとずつ違うから、1カ月、毎週来ても楽しいなって感じてもらえるように企画しています!

来週は旗振り役の鶴岡さんにインタビュー! おだやか屋さんとは一体?
北総エリアのさつまいもを使って、キッチンカーでさまざまな場所に出店しながら、地元八街での夜市を企画してきた鶴岡さん。そのバイタリティとエネルギーはどこから来るのでしょう? 来週は、鶴岡さんご自身のお話を伺ったインタビュー記事を掲載します。どうぞお楽しみに!
◎ やちまた駅北口よいちの情報はこちら
週ごとに少し変わる出店情報は、ぜひチェックの上訪れるのをおすすめします。
ちなみに今日は第2木曜……、そう! プチギフトの日です!
