大学生必見! レポート書くならRStudioのR Markdownがおすすめ
こんにちは、大学生のみなさん!
レポートの提出が求められたとき、「どうすれば効率よく、綺麗で説得力のあるレポートが作れるだろう?」と悩んだことはありませんか?
そこで今回ご紹介したいのが、データ分析の定番ツール「RStudio」の『R Markdown』という機能です!
『R Markdown』は、文章、コード、グラフを一つの文書内にまとめて、プロフェッショナルなレポートを簡単に作成できる強力なツールです。
Rをすでに使っている方は、ぜひこの機会に『R Markdown』を活用してみてください。まだRを使ったことがない方も心配いりません!Rは意外とシンプルで学びやすい言語ですので、この機会にぜひチャレンジしてみましょう。
初めてRStudioを使う方は、まず以下のリンクからRとRStudioをインストールしましょう。
RとRStudioのインストールはこちら
ぜひ『R Markdown』を活用して、質の高いレポート作成を目指しましょう!
こちらの記事もご覧ください。
R Markdownの何が良いのか?
R Markdownの最大のメリットは、
テキスト、コード、グラフを一つのファイルにまとめられることと、
数式やグラフが美しく表示されることです。
これが実際のレポート作成でどう役立つのか、具体的に見ていきましょう。
例えば、統計学のレポートで「t検定の結果とその考察」を提出する場合を想像してみてください。
従来の方法だと、Excelでデータを分析し、グラフを作成し、それをWordにコピペして、さらに分析コードを別に添付...という面倒な作業が必要でした。
しかも、後から「あれ、このグラフのデータどこから来たっけ?」となることも。
R Markdownなら、
データの読み込みからt検定の実行、グラフ作成、考察の記述まで1つのファイルで完結します!
教授に「このデータの処理方法を説明してください」と言われても、コードと解説が一体になっているので即座に対応できます。
心理学実験のデータ分析や、経済学の回帰分析なども同様です。
また、数式表現が美しいというメリットは、
微分方程式や線形代数のレポートで真価を発揮します。
手書きで書くと時間がかかる複雑な数式も、LaTeX形式で入力すれば美しく表示されます。
例えば、フーリエ変換の式を書く時も:
$$F(\omega) = \int_{-\infty}^{\infty} f(t) e^{-i\omega t} dt$$
このように美しく表現できるんです!
それに「レポート提出の10分前に計算ミスに気づいた!」というパニック状態でも、R Markdownならコードを修正するだけで、グラフや数値結果が自動的に更新されます。
Word+Excelの組み合わせだと、修正→再計算→コピー→ペーストという手間がかかりますよね。
さらに就活や卒論の時期が近づくと、「過去のレポートで使ったあの分析方法をもう一度使いたい」ということもあるでしょう。
R Markdownファイルなら、コードと解説が一体化しているため、数か月後でも「なぜこの分析をしたのか」「どうやって実行したのか」がすぐに思い出せます。
R Markdownの起動方法
次の手順でR Markdownを起動しましょう:
1 左上のソースペインの+アイコンをクリックして、メニューの中からR Markdownを選択します。

2 ドキュメントのタイトルや、Authorを入力します。
(特に入力せず、Untitledのままでもいいです。)
デフォルトの文書タイプ(HTML、PDF、ワード)も選ぶことができます。
初めての方はHTMLがおすすめ

3. OKを押します。
これだけでR Markdownの新規ファイルが作成されます!
最初からサンプルコードが書かれているので、どんな感じか確認してみましょう。
上で入力したタイトルやAuthorは赤囲み❶のところに反映されます。
また、デフォルトのスクリプトには、R Markdownの簡単な説明❷とコードの書き方例❸の記載があります。

R Markdownでの文章の書き方
普通にテキストを入力するだけでOK!マークダウン記法が使えるので、以下のように書式を設定できます:
# 大見出し
## 中見出し
### 小見出し
*イタリック体* や **太字** も簡単!
- 箇条書き1
- 箇条書き2
- ネストした箇条書きR Markdownにおけるコードの書き方
R Markdownの最大の特徴は、ドキュメントの中にRのコードを埋め込んで実行できることです。
Rチャンクと呼ばれるブロックを使ってコードを書きます。
例えば、こんな風に。
```{r}
# ここにRコードを書く
x <- c(1, 2, 3, 4, 5)
mean(x) # 平均値を計算
```前と後ろを```で囲んで
{r}と入れるのがポイントです。
なお、上記でもコードは走るのですが、
オプションとして、
Rチャンク単位でラベルをつけたり、
コード自体をドキュメントに表示するかしないかなどの設定を
することができます。
具体的に見ていきましょう。
以下は、デフォルトのスクリプトに載っているコードです。
pressureというデータセットをplot関数で可視化するコードになります。
```{r pressure, echo=FALSE}
plot(pressure)
```rの後がオプションになります。
{r チャンクラベル チャンクオプション}
チャンクラベルが、このRチャンクの名称=ラベルです。
上記の例だと、pressureというのがチャンクラベルになります。
チャンクオプションはRチャンクに対する設定です。
例えば、echo=TRUEとすると、コードをドキュメントに表示させます。
逆にecho=FALSEとすると、コードをドキュメントに表示させなくします。
上記の例ではecho=FALSEになっているので、コードが表示されません。
ドキュメント全体にかかる設定
Rチャンクの設定をチャンクごとに行ってもいいのですが、ドキュメント全体で共通設定することもできます。
以下は R Markdown の冒頭に置かれる「セットアップ用チャンク(setup chunk)」です。
この中のknitr ::で全チャンク共通オプションを設定しています。
```{r setup, include=FALSE}
knitr::opts_chunk$set(echo = TRUE)
```ここでは echo = TRUE を指定しているため、以降に出てくるチャンクの R コードはドキュメントに表示される。
なお、include = FALSE オプションにより、このチャンク自身のコードも結果も最終ドキュメントには一切表示されません(ただし実行はされる)。

4. アウトプット
プレビューの表示
上の「Knit」ボタン(毛糸玉のアイコン)をクリックすると、文書が変換されてプレビューが表示されます。

保存していない場合は、ファイル名と保存先の入力が求められます。

デフォルトのドキュメントだと以下のようにアウトプットされます。

ファイル形式を選択して出力
Knitの隣の▼ボタンからHTML・PDF・Wordのファイル形式を選択して出力することができます。

いかがでしたか?
R MarkdownはRStudioの隠れた便利機能です。
最初は少し慣れが必要かもしれませんが、使いこなせばレポート作成の効率が格段にアップします。
次のレポート課題に挑戦する際は、ぜひR Markdownを試してみてください!みなさんの大学生活が少しでも楽になりますように!
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