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小春日にあなたの親になれました「虐待サバイバーのママが俳句に出会い救われたこと」

注)こころの整理の為に、そしてひとりじゃない!メッセージを送りたくて書いています。サバイバーをくぐり抜けて大人になったからこそ伝えられる事があると思っています。どうぞ、よろしくお願いします🙏



白熊杯に投句した一句。

小春日にあなたの親になれました

短歌も詠んだ、

小春日にあなたの親になれました
世界に色がついて見えました

俳句も、短歌も、自分のために、伝えたいただひとりに向けて詠んだのでした。そして、たくさんの方に読んでいただいて感想をいただけたこと、どれだけ励みになっているかわかりません🙏 ありがとうございました🙏

「みんなの俳句大会」だからこそのあたたかさが、そこにありました。


何回か書いてますが、機能不全家庭で育ち虐待サバイバーです。母は自分の為の正しさの中で生きていて、正しさが証明されないのに酷く落ち込み泣き叫んで、

「なんで貴方はそうなんだ、なんで上手くやれないの!恥ずかしい、産まなきゃよかった」

言い捨てられたりしていました。子供にはどうしようも出来ないことを、母が望むならば母がどうにかしないと動かない事態も子供のせいにしていました。

思い通りにならない怒りを、やるせなさを母は体罰という手段を使い思い通りにしたい、または発散していたのだと思います。どの道具を使い叩けば効果的なのか研究もしており、心底恐ろしくなりました。

母にとって、鞭は愛でした。
愛がある体罰ならば、暴力ならば、それはとてもいいことであり、子供を正しいことに導いていると真剣に信じているのです、にわかに信じ難いですが。

母は鞭をした後に、「ありがとうございました」こう頭を下げるように強要しました、そして、いい子、いい子と。

子供には親が一番です、親がいなければ生きていけないです。どんなに辛くてもそこにいるしかなく、条件付きの愛を貰えない自分には価値がないのだと自分自身を責め続けてしまいます。

子は親の奴隷
母の口癖。

子は親の奴隷だから、
だから、
暴言、暴力はいいの?
疑問を持ったまま大人になり、母からされた暴言や暴力や締め付けは大人になった私を苦しめ続けています。

人に叩かれたり脅されたりがどれほどに人を蝕むことでしょうか、自分には価値がなく、意見を言う権利もなく、生きている理由さえ奪われていってしまうのが暴言や暴力なのではないでしょうか。

生きながら死に向かわせてしまう!

母が課す母の正しさの為の活動の為、月曜日〜日曜日まで休むことのないスケジュール、その中での学校生活。小学校入学前でも帰宅は夜21時半を過ぎていました。慢性的に疲労が溜まっていく…

そして、疲労がたまり、歩けない、寝てしまうなどすると真剣にやれていないと鞭でした、歩けないと言ってごめんなさい、寝てしまいごめんなさい。

そのような対応をされ続けた人はどうなるでしょう、死にたくなります。生きていても何の楽しみもなく苦しみしかないのですから。

そして…
ね…
誰に説明しても理解されにくいんです…

「お母さんを理解してあげて」
「母子家庭で育ててもらったんだから親孝行しないとね」

母の正しさの方がみんな大事なんだ…わたしの話は聞いて貰えないんだ…。


母の正しさの為に生きていく事が出来なくなっても、母は母の正しさの為だけに生きて欲しくて手を変え品を変えどうしてもと求め続けてきました。

わたしは、食べれなくなりました。ずーっとガリガリの痩せっぽっちで、30歳の頃にはどうにも立ち直せずに158センチ身長があるのに34キロになっていました。

こうなっても、母は自分の正しさが大切でした…病院は一人で行きました、ずっと。母が付き添うことは一度たりともなかったのです。

夫と出会ったのは、もう無理だな…生きていくのは厳しいな…頑張って頑張って頑張ってきたけれど、そう諦めていた時でした。

夫と結婚して、母と物理的にも距離が離れたことで体重は36キロまで戻ってました。そんな時にお腹に来てくれたのが息子です。

夫の仕事の都合で見知らぬ土地に引っ越してきて、日用品を買うお店も一から探すという状況、しかもメンタル疾患は続いていて即効服用していた安定剤をやめるよう言われ離脱作用でふらふらになるし、妊娠期間中の半分以上は安静生活で後半2ヶ月は切迫早産で入院生活となるし、受診する病院さえ調べてナビで向かう状況でした。

やはりね、助けがないのはキツイですね…
何だろうな、当たり前ではないです、勿論。だけれど、切迫流産や切迫早産って怠けてるわけじゃないのですよね。母には分からなかったのでしょう、夫も分かってはいてくれたけれど、なんて言っていいのか…わたしの身体が丈夫ならなとか、みんなのように楽しい妊娠生活も送れないのが辛いし、さらに赤ちゃんがちゃんと育つのか何かしら障害が残らないのかだとか、不安でたまらなかったです。

そして、自分が親になり、自分も母と同じように子供に暴力を振るってしまうのではないかと、その恐怖がものすごく、ものすごく強くて気が狂いそうになっていました。

虐待は連鎖する…
どうして減らないのだろう。
わたしがわたしを見張らなくてはならない!やってしまうかもしれない。たくさんの不安を抱えたままでの出産でした。


全身麻酔のカイザーだったので、目を覚した時は病室にいました、目を開けると冬の寒い日だったのに、まさに小春日と呼ぶような陽の光が射し込んできていました。

「だいじょうぶ」

そんなメッセージに似た言葉を陽の光から感じたんです。あの日から10年の月日がたち、息子は4年生になりました。

怖くて仕方なかった暴力の連鎖、心配することなかったです、怖くて怖くて出来なかったのです。今、息子の身長は140cm近くなり体重は36kg、驚くくらい力もあります、もしつかみ合いになったなら確実に負けるでしょう。ここまでこれました、ホッとしました。

うまくやれていないこともたくさんあるでしょう、自分にしてもらっていないことを子供にしなければとエネルギーを使い追い詰められる日もあります。

母からの暴言、暴力、過度な締め付けや求めに大人になった今でもフラッシュバックがおきて、どうしようもなく身の置き場がない日もあります。

あの日、息子が来てくれたからこそ、わたしはわたしの子供に責任を持ち逃げない、元気にならねばと歯を食いしばれたからこそ、今の私がいます。

ずっと、ずっと、
冬の吹雪の中にいたわたしに、息子が来てくれたことは「小春日」が訪れたかのようでした。生きていていいよと、役割を与えられたような気がしたのです。

小春日にあなたの親になれました



(追記)

最近の息子は近づいてくる自分のお誕生日に向けてプレゼントなんにしようと、あーでもない、こーでもないと選定の日々である。我が家はお誕生日プレゼントは全員一律一万円であるので、先々週に当日に開ける約束ねと、ビニールがかかった状態なら遊んでも良いという謎ルールのもとポケモンのコライドンを先に購入したのであるけど、残り五千円をコライドンの仲間にしようか、はたまたラジコンの戦車にしようかと迷っていて最近は毎日のようにその話である。

昨日、晩御飯の支度をしていて豆腐を豚バラで巻いてめんつゆで煮込んでいたら唐突に息子がキッチンに来て、

「小春日だね!」

「俺が来た日!」

「小春日にあなたの親になりました」

なれました。だよ☺️ のりこが言う。

「そうか!(小春日にあなたの親になれました)なれましたか!いい句だ!夏井先生、才能あり間違いなしだね」


のっこもさぁ、素晴らしい俳句だと思うんだわ〜才能あり間違いないわ☺️💕

きゃはー、やっぱりー!
きぇーーー🦖🦖
喜ぶふたりでありました。
さぁ、セブンソードくんは残りの五千円で何を買うでしょうか。のっこの予想はズバリ!コライドンくんのお仲間のお人形!!


《ビニール袋に入ったコライドンくん》

カッコいいー!お誕生日プレゼントにふさわしい造作の良さであると大絶賛!


最後まで読んでくださりありがとうございました💖





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