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図面がない。それでも、iPhone一台から始められる——現場DXの2つの実例と、仲間募集

図面がない。それでも、iPhone一台から始められる——現場DXの2つの実例と、仲間募集

建設やリノベの現場に行くと、いつも同じ“面倒”に出会います。図面がない。現地調査に時間がかかる。積算は手作業。——この、地味だけれど重い作業を、iPhone一台から、もっと軽くできないか。私たち One Technology Japan が、実際にやってみた話を、今日は2つ、正直にお話しします。そして最後に、ひとつお願いもあります。

事例1:現場調査〜提案が「17時間 → 9時間」に(HOUSECAN)

ひとつめは、私たちが手がけた「HOUSECAN」——現場スキャン・図面化・積算・提案資料づくりをひとつにつなぐ、建築現場の業務支援アプリの話です。

きっかけは、よくある困りごとでした。現場に図面がない。だから、現地調査に時間がかかる。測って、写真を撮って、持ち帰って、図面を起こして、そこから積算して……。しかも積算は、多くが手作業。何度も現場へ足を運び、そのたびに往復の時間もかかります。

そこで、流れをこう変えました。現場をスキャンして、そこから図面を作る。その図面で現地調査を効率化し、そのまま積算まで進めて、お客さまへの提案(プレゼン)まで、一気につなげる。

結果は、思っていた以上でした。現地調査から、図面化・積算・提案準備までの一連の作業が、17時間から9時間へ。ほぼ半分です(ある建物調査の案件での実績で、内容や規模によって変わります)。効果は時間だけではありません。現場への往復が減り、そして——ここが地味に効くのですが——“アバウトな積算”から生まれるトラブルを減らしやすくなりました。数字が根拠から積み上がるので、「あとで金額が合わない」が、起きにくくなるのです。


事例2:図面のない改修現場を、iPhoneの点群から(Scan to BIM・挑戦中)

ふたつめは、いままさに挑戦の途中の話です。

サブコン(専門工事会社)の現場で、よく聞くのがこの二つ。**改修の現場に、図面がない。**そして、**きちんとしたBIMを作ろうとすると、コストが高い。**とくに、施工検討や詳細調整まで見据えたBIMは、費用も手間も相当なもの。「そこまでの精度、本当に毎回いるの?」という声も、現場にはあります。

だから私たちは、こう取り組んでいます。**iPhoneで現場を点群化し、必要な形でBIMや図面にする。**ポイントは、精度の切り分けです。記録用なのか、概算検討用なのか、関係者との共有用なのか——**用途に応じて“どこまでの精度が要るか”を見きわめ、その分だけ手軽に作る。**すべてを高精度で作り込まないことが、むしろ現実的なのです。

正直に言うと、これはまだ、きれいに仕上がった“成功事例”ではありません。現場ごとに条件が違い、いま一つひとつ、試している最中です。だからこそ——もし「うちの改修現場でも困っている」「一緒に、ちょうどいいやり方を探したい」という方がいたら、**一緒に課題を解く共創パートナーとして、ぜひ声をかけてください。**小さく試すPoC(お試し)のご相談も歓迎です。いま、仲間を募集しています。


共通しているのは、「難しそう」を溶かすこと

2つの話に、共通していることがあります。

私は、建設DXが進まない壁のひとつは、技術そのものより、「なんだか難しそう」という気持ちのほうにあると思っています。だから、専門家しか触れない道具ではなく、**現場の方でも始めやすい“手軽さ”**にこだわっています(もちろん、その先の図面化や積算には、用途に応じた人の確認や調整が必要です)。現場をデータにする前工程から、図面・積算・BIMという“その先”まで、一本の線でつなぐ。むずかしいことを、やさしくする。それが、いちばん人の背中を押すと信じています。

既存建物の“データ化”まわりなら、まずはお気軽に

今日の2つは、私たちの取り組みの、ほんの一部です。とくに、図面がない現場や、既存建物のデータ化まわりで。たとえば、こんな入口からのご相談が多いです。

  • 現地調査に時間がかかる → iPhone LiDAR の測量・現地調査アプリ構築

  • 点検・診断をデジタルにしたい → ハウスインスペクションアプリ

  • 積算の“数量拾い”が手作業でつらい → PDF・DXFからの数量拾いを自動化(Human in the loop)

  • 提案・研修の見せ方を変えたい → AR/VR アプリ構築

  • BIM/CAD の作成リソースが足りない → 作成代行(AIなどで時間短縮)

「これって、できる?」というご相談も歓迎です。小さなことでも、まずは気軽にご相談ください。

最後に:現場でこう感じたら

「図面がない」「調査に時間がかかる」「積算が手作業でつらい」——現場でそう感じることがあれば、iPhoneから始められる私たちのやり方を、一度のぞいてみてください。とくに、改修現場を持つサブコンやリフォーム会社、建物の点検・診断をされる会社、設計担当の方とは、一緒に整理できることがあると思います。そして、一緒に現場の“面倒”を解いていく共創パートナーも、募集しています。

まずは壁打ちでも、大丈夫です。詳しくは onetech.jp のお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。

完璧な正解を、最初から持っている人はいません。困りごとを持ち寄って、少しずつ、ちょうどいいやり方を一緒に見つけていく。そのほうが、きっと早いし、面白い。今日も、現場の面倒をひとつ、軽くする一日にしていきます。

WHAT A WONDERFUL DAY TODAY!

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