千鳥の鬼連チャン優勝。マドンナに学んだこと。
ぱっぱーん。
結果からお伝えすると、
高校時代の同級生——
僕たちの学年の“マドンナ”が、
『千鳥の鬼レンチャン』の
400m走サバイバルレンチャンで優勝した。
前回、僕はこんな記事を書いた。
「高校時代のマドンナが、鬼レンチャンに出るらしい。」
その記事を書いた、わずか2日後。
彼女はふいに、
ブルーベリー狩りへ遊びに来た。
テレビに出ることも。
このあと優勝することも。
そんな素振りは、少しも見せずに。
高校時代と変わらない笑顔で、
ブルーベリーを摘んで帰っていった。
ただ、帰り際に一言。
「よかったら見てねー!」
あの一言に、
どこか自信があるように見えたのは——
僕の勘違いではなかった。

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家族みんなで待った、一週間
2週連続放送の第1週。
マドンナのいるチームは、
見事に勝ち残った。
「来週の鬼レンチャン、楽しみだね!」
それからの一週間、
家族みんなで続きを楽しみにしていた。
久しぶりだった。
同じ番組を楽しみにして、
同じ時間にテレビの前へ集まることが。
僕が子どもの頃は、
家族みんなで同じテレビを見ていた。
次の日、学校へ行けば、
「昨日のテレビ見た?」
そんな会話から一日が始まった。
今は、それぞれが
それぞれの画面を見る時代。
だからこそ、家族全員で同じ人を応援する時間が、
なんだかとても懐かしかった。

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がんばれぇー!!
放送当日。
我が家では、ブルーベリー狩りの慰労会があり、
少し遅れて番組を見始めた。
テレビをつける。
「まだ勝ち残ってる!!!」
普段なら、
もう家族みんなで布団に入っている時間。
それでも、この日だけは特別だった。
テレビの前に集まり、
家族全員で応援した。
1歳9か月の三男も、
お兄ちゃんたちの声に合わせて叫ぶ。
「がんばれぇー!!」
「がんばれぇぇー!!!」
意味をどこまで分かっていたのかは分からない。
でも、声がかれるほど叫んでいた。
CMに入るたび、
「今だ!歯磨き!」
「トイレ行ってきて!」
「寝る準備してー!」
CM中だけ、
我が家にも別の戦いが始まる。笑
そして、いよいよ決勝戦。
マドンナは、
リレーの第一走者を任された。
「がんばれー!!」
「がんばれー!!!」
「がんばれーーーー!!!!」
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ぱっぱーん。
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スタートの音が鳴った瞬間、
僕の中に昔の記憶がよみがえった。
陸上部だった中学生の頃。
スタートラインに立ち、
合図を待っていた、あの時間。
彼女が走りだす。
僕たち家族も、
テレビの前から一緒に走る。
そして——
優勝。
「やったぁぁぁーーー!!!」
夜も遅い。
叫び疲れた。
さあ、もう寝よう。
……と思ったのだけれど。
興奮して、まったく寝ない3兄弟。笑
今度は、寝かしつけという名のレースが始まった。
頭の中に、
再びスタートの音が響く。
ぱっぱーん。

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同い年のマドンナに学んだこと
妻と僕は、
同い年のマドンナから教えてもらった。
いくつになっても、
やりたいことをやっていい。
何かを始めるのに、
遅すぎることなんてない。
もちろん、彼女はストイックだった。
走る姿を見れば、
簡単にたどり着いた場所ではないことも分かる。
でも、3年ほど前に会ったとき、
彼女はまだ今の姿ではなかった。
そこから少しずつ身体を変え、
挑戦を続け、ついにはテレビの舞台で優勝した。
何より印象に残ったのは、
走りながら笑っていたこと。
全力で走り、
笑顔で次の人へバトンを渡していた。
大人になっても、
あんなふうに何かへ夢中になれる。
いくつになっても楽しめる。
いくつになっても笑っていられる。
それはきっと、
優勝と同じくらい素敵なことだと思った。
マドンナから渡されたバトンは、
テレビの中だけで終わらなかった。
画面を越えて、
僕たち夫婦のところまで届いた。
妻と顔を見合わせる。
そして二人の決意は、
静かにかたまった。
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僕たちも、始めよう
僕たちが挑戦すること。
それは——
夫婦でダイエットを頑張る。
急に小さくなった気もする。笑
それでもいい。
誰かの大きな挑戦を見て、
自分も何かを始めたくなる。
その気持ちこそ、
きっと最初の一歩なのだから。
マドンナ、本当におめでとう。
そして、
僕たちにもバトンを渡してくれてありがとう。
僕たち夫婦の新しいスタート。
頭の中に、
あの音が響き渡る。
ぱっぱーん。
……まずは、夜のお菓子をやめるところから始めます。笑

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