つれづれに(6)煙草と昭和と政治家と
「ディープ・パープル⁉」
新聞を開いて思わず声を出してしまった4月10日の首相動静。
11日の朝刊政治面にも紹介されていた。
往年のロックバンドが官邸を訪問したというのである。
ハードロック好きで10代のころにバンド活動をしていて、
韓国の大統領とドラムをたたいて首脳外交とする人だからこそであろう。
高市首相はヘビースモーカーらしい。ここにも昭和を感じる。
大ヒットしたドラマ『不適切にもほどがある!』で
阿部サダヲが令和のバスの中で堂々と煙草を吸い、
まさに煙たがられるシーンがあった。
昔の映画を観ていると、よくもまあこんなに、と思うほど
煙草を吸うシーンがある。
そう言えば、自分が学生時代に撮った自主映画も煙草を吸わせていた。
筆者も昔は1日2箱の口だった。
口下手な自分には、質問に詰まったときに、
煙草で取材の間がもてるなどとうそぶいていた。
だが、やめて四半世紀。やめると紫煙の中にいるのが耐えられなくなる。
ちなみにニコレットだけで、1週間でやめたのが自慢だ。
さほど年の変わらない高市首相は、これまでやめる機会がなかったのか。
非喫煙者の官邸スタッフは大丈夫なのだろうか。
自民党本部に取材にいった数年前、喫煙コーナーができていた。
ただしエレベーターの目の前。
たいていの喫煙コーナーが建物の片隅に追いやられているのに、
ここではまだまだ存在感がある。
「昭和」を感じる極めて保守的な場所である。
ディープ・パープルといえば「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
このスモークは火事の煙らしいが、
昔も今も、煙草は火災原因のトップです。
官邸も自民党も気をつけてくださいね。
2026.4.12
