見出し画像

英語の発音を学んだら、日本語の「声」が変わった話

*こちらの投稿は、音声でフルバージョンをお聴きいただけます。


いやあ、急に暑くなりましたね。
ついこの前まで「春が来たなあ」なんて思っていたのに、もう夏日だなんて。春はどこへ行ってしまったんでしょう。

そんな中、私は昨日、ちょっと不思議な一日を過ごしていました。
というのも、丸一日、英語の「発音」と向き合っていたんです。

まさかこのタイミングで、英語の文章を朗読することになるとは思ってもいませんでした。
しかも、一つひとつ発音記号を調べながら、丁寧に音を追いかけていく作業。

そうしているうちに、思わぬ“発見”に出会ったんです。

「え?これ、こんな発音だったの?」

中学生の頃から英語を学び始めて、いったい何年経ったでしょう。
それでもなお、当たり前だと思っていたことが、音を立てて崩れる瞬間がある。

その驚きが、なんとも言えず面白くて。

今日はそんな、「英語の発音」から始まった、
少しマニアックで、でも実はとても大切な“声”のお話をしてみたいと思います。


衝撃だった発音の話

きっかけは、本当に何気ない単語でした。

「history」

歴史、という意味のこの単語。
きっと多くの方が、日本語っぽく「ヒストリー」と発音しているんじゃないでしょうか。私もそうでした。

でも、違ったんです。

実際の発音は、「トリー」に含まれる「オ」の音がなかった!
「ヒス・トゥリー」っていう感じなんです。

え?今まで「トリー」と言い続けてきたのは何だったのでしょう?笑

さらに驚いたのが「softly」。

「ソフトに」「やさしく」という意味のこの単語。
見たまま読めば「ソフトリー」ですよね。

でも実際は、「ソ」ではなく、もっと「サ」に近い音なのです!

ではなぜこんなにも長い間、そのことに気づかなかったのか?
正しく発音していると思い込んでいたからです!

できている、という思い込みがあると、そこで止まってしまうのですね。
改めて、そのことを実感しました。


日本語と英語の“音の違い”

そもそも、日本人にとって英語の発音は難しい!

それはなぜかと言うと、
英語の方が、「音の数」が圧倒的に多いからなんです。

たとえば母音。
日本語は「あ・い・う・え・お」の5つ。

一方、英語は、
二重母音も含めると20種類近くあると言われています。

つまり、ざっくり言えば4倍。

たとえば同じ「ア」に聞こえる音でも、

  • cat の「ア」

  • cup の「ア」

  • father の「ア」

  • about の「ア」

これ、全部違うんです。

でも日本語で育ってきた私たちは、
その違いを一つの「ア」にまとめてしまいがちです。

だって、そんな口の動かし方、
これまでやってこなかったんだもの笑。

さらに、子音の数や使い方も大きく違います。

日本語は基本的に「母音+子音」の組み合わせ。
でも英語は、子音が連続することが普通にあります。

たとえば「stop」。

日本語だと「ストップ」と、無意識に母音を足してしまいますよね。
でも英語では、その「ス」と「ト」の間に「ウ」の音は入らない。

この違いが、難しさでもあり、面白さでもあります。


英語発音トレーニングで起きる身体の変化

では、この英語の発音をしっかり練習すると、何が起きるのか。

実はこれ、単なる「英語のため」では終わらないんです。

まず一つ目。

唇をものすごく使うようになります。

日本語って、意外と口の動きが小さいんですよね。
でも英語は違う。しっかり形を作らないと音が出ない。

海外のアニメを見たことがある方は分かると思いますが、
口の動きがとても豊かです。日本のアニメでは、パクパク動くだけです。

そして二つ目。

腹式呼吸が自然とできるようになります。

英語は、浅い胸式呼吸だと、話しづらいんですね。

そして三つ目。

舌もよく使う。

LとRの違いなんて、まさにそうですよね。

つまり、


呼吸

日本語で使う範囲を大きく超えるところまで使って初めて、英語の音が成立するというわけです。


それが「日本語」にどう活きるのか

ここまで聞くと、「それは英語の話でしょ?」と思われるかもしれません。

でも、実はここからが本題です。

英語の発音トレーニングで得られるこの身体の使い方。
これが、そのまま日本語の「声」に影響してくるんです。

同じ「あ」という音でも、
高さや強さによって、無数の表現が生まれる。

でも日本語だけだと、その幅がどうしても限られてしまう。

英語の音を経験すると、
自然とその“幅”が広がっていくんです。

それから子音。
子音は高周波の音。
つまり、耳に届きやすい音です。

この子音を少し意識するだけで、
言葉はぐっとクリアに、伝わりやすくなります。

強調したい言葉を際立たせたり、
リズムを作ったり。

日本語を使うときに、そんな細やかなコントロールができるようになるのも、英語の発音練習の大きな恩恵です。


滑舌の正体と改善のヒント

私たちは、日本語の発音の仕方をほとんど教わっていません。

だからこそ、自己流のまま大人になる。

そして、「伝わりにくい発音」になってしまうことがあります。

そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、
外国人向けの日本語教材です。

特に、舌の位置が図解されているもの。

滑舌が悪い原因の多くは、
舌の位置のズレにあるからです。

そして舌は筋肉ですから、鍛えれば変わります。

発音も滑舌も、正しい筋トレで改善できるというわけです。


学び・発見がもたらすもの

今回、英語の朗読をしていて、私が一番感じたのは、

「発見って楽しい」

ということでした。

「へえ!」と思える瞬間って、ワクワクします。

そんな小さな感動が毎日あったら、老化しないそうですよ!


まとめ

さて今回は、英語の発音という、マニアックなテーマでしたが、

「できている」と思ったら、そこで止まる!

これがお伝えしたかったことです。

日本語を発音すること、話をすることは、物心ついたときから、ずっとやってきたわけですから、「自分はできている」と思いがち。

でも、「できていない」「わかっていない」と気づく時、
そこに無限の可能性が広がるのだと思うのです。


その学びを、すべて講座に

こうした“声”や“発音”、
そして身体の使い方やメンタルの整え方まで。

これまで積み重ねてきたものを、
すべて注ぎ込んでいるのが、話し方講座です。

ゴールデンウィークの4日間は、
少人数で、じっくりと向き合います。

話の組み立てが苦手な方も、
緊張してしまう方も、
声や滑舌に悩みがある方も。

どんなテーマでも大丈夫です。

講座前には、1対1のオンラインセッションで、
その方の本当の課題や願いも一緒に見つけていきます。

こちらのリンクから詳細をご覧ください。https://24auto.biz/solaris/registp/GW4days.htm



人間関係も、ラクになる

5月からは、
「人間関係もじぶんもラクになる
NACAコミュニケーション実践講座 第3期」もスタートします。

実際の人間関係の悩みをテーマに、
対話を通して紐解いていく実践型の講座です。

相手を通して、自分を知る。
そんな深い気づきが生まれていきます。

ご一緒できましたら、嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!