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行列の先に楽園があった。メキシコNo.1タコス「オリノコ」は、想像の100倍ウマい。

メキシコに降り立った旅人が、まず最初に向かうべき聖地。
それはピラミッドでも、美術館でもない。
そう、タケリア(タコス屋)だ。

数あるタコス屋の中でも、私の心が「絶対ここ!」と叫んでいたのが、地元民にも観光客にも絶大な人気を誇るチェーン店「Taqueria Orinoco(タケリア・オリノコ)」。

Taqueria Orinoco(タケリア・オリノコ)/ ローマ・ノルテ店

初日のディナーは、ここでメキシコの洗礼を受けると決めていた。
私が向かったのは、おしゃれなカフェやブティックが立ち並ぶ、メキシコシティの代官山こと「ローマ・ノルテ地区」の店舗。
白と赤を基調にしたモダンな外観は、まるでポップなダイナーのよう。
店の外まで続く行列が、その人気を物語っている。

期待に胸を膨らませ、いざ入店!
呪文のようなメニューと、魅惑のサルサバー。
メニューとにらめっこするも、異国の言葉(スペイン語)がずらり。

【旅の豆知識①:覚えておくと便利なスペイン語】
La carta, por favor.

(ラ・カルタ、ポル・ファボール)
「メニューをください」

Un momento, por favor.
(ウン・モメント、ポル・ファボール)
「(注文するのを)少し待ってもらえますか?」

¿Dónde está el baño?
(ドンデ・エスタ・エル・バーニョ?)
「トイレはどこですか?」

タケリア・オリノコのメニュー(表)

 【翻訳】タケリア・オリノコのメニュー(表)
お店からの注意書き
「ペット同伴可能なお席は数に限りがございます。そのため、他のお客様よりお待ちいただく場合がございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
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3種のプロテイン(お肉の種類)
具材は以下の3種類から選べます。

★TROMPO (トロンポ)
説明: 豚肉をスパイスでマリネし、回転式のグリルでケバブのように焼いたもの。「パストール」とも呼ばれる。オリノコの看板メニュー。

★RES (レス)
説明: 牛肉。薄切り牛肉の鉄板焼きのようなスタイル。

★CHICHARRÓN (チチャロン)
説明: 豚の皮付きバラ肉をカリカリに揚げたもの。北部(ノルテーニョ)スタイルで、お肉の部分もジューシーで食べ応え抜群。
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SUELTOS (スエルトス) - タコス1個
トウモロコシの生地を揚げ焼きした「トスターダ」を使った、1個から頼めるタコス。

★TROMPO (トロンポ) - $29
内容: トロンポ(豚肉)、玉ねぎ、コリアンダー、コーンチップス、パイナップル入り。

★RES (レス) - $49
内容: レス(牛肉)、玉ねぎ、コリアンダー、アボカド、ケソ・フレスコ(フレッシュチーズ)入り。

★CHICHARRÓN (チチャロン) - $49
内容: チチャロン(豚皮揚げ)、アボカド、赤玉ねぎのピクルス、豆、コーンチップス入り。

※注:全てのタコスには、リフライドビーンズ(豆を潰して炒めたペースト)がベースとして塗られている。
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COSTRA (コストラ) - 1個
「コストラ」は「チーズの皮」という意味。
トルティーヤの代わりに、カリカリに焼いたチーズで具材を包んだ、濃厚で食べ応えのある一品。
★TROMPO (トロンポ) - $69
★RES (レス) - $69
★CHICHARRÓN (チチャロン) - $69
★ORINOCO (オリノコ) - $85
内容: チチャロンに、オリノコ特製の激辛ソースをかけたもの。
辛いものが好きな方向けです。
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ESPECIALES (エスペシャル) - 特別メニュー
アサデロチーズ(メキシコの溶けるチーズ)、カリカリのコーンチップス、玉ねぎ、コリアンダー、アボカドが入った、ボリューム満点の大きなタコス。
★GRINGA PIRATA (グリンガ・ピラータ) - $139
具材: 牛肉 (レス)
★CAMPECHANA (カンペチャナ) - $139
具材: 牛肉 (レス) と 豚肉 (トロンポ) のミックス
★NORTEÑA (ノルテーニャ) - $139
具材: 豚皮揚げ(チチャロン)
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お支払いについて
「お支払い方法:現金、VISA、Master Card、AMEXがご利用いただけます。表示価格は全てメキシコペソで、税込みです。」

タケリア・オリノコのメニュー(裏)

 【翻訳】タケリア・オリノコのメニュー(表)
NO MEAT (肉なしメニュー)

★QUESADILLA (ケサディーヤ) (1個) - $29
内容: コーントルティーヤまたはフラワートルティーヤに、カリカリのアサデロチーズ、コーンチップス、アボカドを挟んだもの。
★TACO DE AGUACATE (アボカドのタコス) - $29
内容: コーントルティーヤまたはフラワートルティーヤに、アボカドとコーンを乗せたもの。
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DRINKS (ドリンク)
★SODA (ソーダ) (355ml) - $39
★OR WATER (水) (500mlボトル) - $39
★CANNED SODA (缶ソーダ) (355ml) - $45
★AGUA FRESCA (アグア・フレスカ) (1リットル) - $55
内容: メキシコの定番のさっぱりしたハイビスカスとグアバのジュース。
★BOING (ボイン) (355ml) - $45
内容: メキシコで人気のフルーツジュースのブランドです。
★BEER (ビール) (355ml) - $49
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EXTRAS (追加・サイドメニュー)
★PAPAS ORINOCO (パパス・オリノコ) (10個) - $49
説明: お店の看板サイドメニュー。
「ガレアナ」という小じゃがいもを特製レシピで調理し、一度軽く潰してからカリッと揚げたもの。
外はカリカリ、中はホクホクで、タコスとの相性もGood。

★1/2 DE PAPAS ORINOCO (パパス・オリノコ ハーフサイズ) (5個) - $39
説明: 上記のオリノコ風ポテトのハーフサイズ。

★FRIJOLES CHARROS (フリホーレス・チャロス) (230ml) - $45
説明: メキシコの「カウボーイ風」と呼ばれる、具沢山のビーンズスープ。ベーコンや香味野菜で煮込んだ豆のスープに、カリカリのコーンチップス、玉ねぎ、コリアンダーが入っている。

★FRIJOLES CHARROS ESPECIALES (特製フリホーレス・チャロス) - $59
説明: 上記のビーンズスープに、トロンポ(豚肉)またはレス(牛肉)と、ケソ・フレスコ(さっぱりしたフレッシュチーズ)を追加した、さらにボリュームのあるスペシャルバージョン。

★PIEZA DE CHICHARRÓN COMPLETA (チチャロン単品) (40g) - $49
説明: カリカリに揚げた豚皮付きのバラ肉。
おつまみとして単品で楽しめる。

★ONION SIDE (玉ねぎのサイドディッシュ) (230g) - $35

★AVOCADO SIDE (アボカドのサイドディッシュ) (80g) - $39

★TORTILLA ORDER (追加トルティーヤ) - $19
説明: タコス用の生地を追加で注文可。
トウモロコシ生地なら5枚、小麦粉生地なら3枚。
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SWEETS (デザート)
★BUÑUELO (ブニュエロ) (1枚) - $89
説明: 甘い小麦粉のトルティーヤを揚げた、温かいデザート。
ヌエボ・レオン州名物の「レチェ・ケマダ」(ヤギ乳を煮詰めた濃厚なミルクジャム)と、砕いたクルミ、バナナアイスクリームがトッピングされています。

★OBLEA REYNA (オブレア・レイナ) (1枚) - $45
説明: ヌエボ・レオン州から取り寄せたメキシコの伝統的なお菓子。
薄いウエハースの間に「カヘタ」(ヤギ乳のキャラメルソース)を挟んだ、シンプルで懐かしい味わい。

★GUAVA ICE POP “PALETA” (グアバのアイスキャンディー「パレタ」) (1本) - $59
説明: 「パレタ」は、果汁をたっぷり使ったメキシコのアイスキャンディーのこと。


メニュー表にはさりげなく英語での表記があったので、指差しとフィーリングで、心の赴くままに注文してみた。

Campechana(カンペチャナ):ボリューム満点の大きなタコス、牛肉と豚肉のミックス
Taco Trompo Maiz(タコ・トロンポ):定番、豚肉のタコス
Taco Chicharron Maiz(タコ・チチャロン):豚皮揚げ入りタコス
Boing Mango(ボイン!マンゴー):国民的マンゴージュース
Paleta de Guayaba(パレタ・デ・グアヤバ):グアバのアイス

料金は先払い。
注文を済ませただけなのにチップ(propina:プロピナ)は請求される。
マナーとして10%をお支払い。
お会計はチップを合わせて353ペソ(MXN)。
日本円で約2780円くらい。

席で待っていると、金属のトレーに乗って“彼ら”がやってきた。
ああ、なんというビジュアル・・・!
色とりどりの具材、添えられた焼きパイナップル、そしてテーブルにずらりと並んだサルサソースの瓶たち。
これはもう、自分で完成させるアートだ。

【旅の豆知識②:オリノコの流儀】
オリノコでは、タコスと一緒にポテトが数個ついてきます。
これがホクホクで絶品!
そして何より、テーブルに置かれた数種類のサルサは使い放題。
アボカドの緑、チリの赤、ハバネロのオレンジ・・・。
少しずつのせて、自分だけの黄金比を見つけるのが、最高の楽しみ方!

人生初タコス、その味は・・・脳天を撃ち抜く衝撃だった。
まずは、国民的ドリンクだという「Boing!」のマンゴージュースで喉を潤す。

国民的ドリンク「Boing!」のマンゴージュース

ゴクリと飲むと・・・濃い!
メキシコの太陽をそのまま瓶に詰め込んだような、トロリとした濃厚な甘さ。
フレッシュジュースとは違う、どこか懐かしいネクターのような味わいが、長旅の疲れを優しく溶かしていく。

そして、いよいよ本丸へ。
最初に手にしたのは、王道の「タコ・トロンポ」。
巨大な肉塊から削ぎ落とされた、スパイスとオレンジでマリネされた豚肉。
一口食べると、香ばしい肉汁が口の中にじゅわ~っと広がる。
シャキシャキの玉ねぎとパクチー、そして添えられた焼きパイナップルの甘酸っぱさが、肉の旨味を何段階も上へと引き上げる。

手前が「タコ・トロンポ」、奥が「タコ・チチャロン」

・・・ウソでしょ?
私が今まで知っていたタコスは、一体何だったの?

次に、禁断の響きを持つ「タコ・チチャロン」。
豚の皮を揚げた、カリッカリのクリスピーな食感。
噛み締めるたびに「サクッ!」という小気味良い音が響き、後からじゅわっと濃厚な脂の旨味が追いかけてくる。
アボカドのクリーミーなサルサを乗せれば、罪悪感と幸福感が同時に押し寄せる、悪魔的な美味しさだ。

そして、とどめは「カンペチャナ」。
これはタコスというより、日本のブリトーやケサディーヤ(トルティーヤにチーズを挟んで焼いたもの)に近い。
数種類の肉が織りなす旨味のオーケストラを、とろーり溶けたチーズが優しく包み込む。
肉々しさとチーズのコク。
美味しくないわけがない、最強の組み合わせだ。

ボリューム満点!カンペチャナ!


最高のフィナーレは、宝石みたいなアイスキャンディー
夢中でタコスを頬張り、燃えるように熱くなった口の中。
その鎮火のために用意されたのが、「パレタ・デ・グアヤバ」だった。

パレタ・デ・グアヤバ(グアバアイス)。めちゃ美味しい!

袋を開けると、淡いピンク色の宝石が現れる。
ひんやりとしたそれを口に含むと、グアバの爽やかで華やかな香りが鼻を抜けていく。
人工的じゃない、果物そのものの優しい甘さ。
時折感じる果肉のつぶつぶ感が、手作りであることの証。
タコスの熱と興奮をクールダウンさせる、完璧すぎるフィナーレ。
オリノコ、君はデザートまで天才なのか・・・。

お会計はチップを合わせて353ペソ(MXN)。日本円で約2780円くらい。

【旅の豆知識③:タケリア・オリノコ情報】
メキシコシティやモンテレイなどに複数店舗を展開する超人気店。
公式サイトで店舗場所をチェックできます。
⇒ https://taqueriaorinoco.com/
ローマ・ノルテ店は特におしゃれで、夜遅くまで賑わっています。
行列は覚悟の上で、最高のタコス体験をぜひ!


メキシコ初日の夜。
私の胃袋は、完全にこの国の虜になってしまった。
まだ見ぬメキシコ料理への期待に胸を躍らせながら、私は幸せな満腹感と共に、ローマ・ノルテの夜の街に消えていった。

つづく。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
写真を見て「お腹すいた!」と思ってくれたら、ぜひ「スキ」で教えてください。
次の美味しいものを探しに行く、原動力になります!

これからも世界の食と文化をシェアしていくので、フォローもお待ちしています!

【今回のお店情報】
タケリア(Taquería): スペイン語で「タコス屋」のこと。
店名: Taqueria Orinoco(タケリア・オリノコ) ローマ・ノルテ店
住所: Av. Insurgentes Sur 253, Roma Nte., Cuauhtémoc, 06700 Ciudad de México, CDMX
特徴: モダンで清潔。英語メニューもあり、観光客でも注文しやすい。
そして何より、めちゃくちゃ美味しい!

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