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フジロック2026、第1弾66組が出揃った。予想はどこまで当たったのか

フジロック2026の第1弾ラインナップが発表された。66組、日割り同時公開。ヘッドライナーはThe xx、Khruangbin、Massive Attack。8日前に出した予想動画(https://youtu.be/A2HlzdLUuwU)の答え合わせをしながら、金土日の全66組を読み解いていく。

ヘッドライナー3組の予想成績

今回のヘッドライナーは金曜The xx、土曜Khruangbin、日曜Massive Attackという布陣だった。8日前の予想動画と照らし合わせると、The xxは本命2位で的中、Massive Attackは対抗枠7位で的中。一方、本命1位に推したTame Impalaは不在。Radioheadも来なかった。

そしてKhruangbin。これが完全にノーマークだった。予想動画の中で名前すら挙げていない。

The xx、活動休止からの帰還

金曜ヘッドライナーのThe xxは2010年の初出演以来4度目のフジロックになる。ただし今回の意味合いはこれまでと少し違う。活動休止を経ての復帰で、新譜も制作中だと言われている。復帰ツアーの一環としてフジロックを選んだ形だ。

Xでも「The xxは文句なし」という声が多く、ここに関しては異論がほぼない。静かに鳴らすタイプのバンドだが、グリーンステージの夜にはぴったりだろう。

Massive Attack、16年ぶりの苗場

日曜ヘッドライナーのMassive Attackは予想動画で対抗枠の7位だった。本命ではなかったが、「プリマヴェーラ出演のみ発表で7月末が空いている」というスケジュール分析が的中した。

2010年以来16年ぶり。トリップホップの始祖が苗場の最終日、トリを務める。帰りの新幹線のことを忘れて最後まで観たくなる、そういう重さのあるブッキングだ。

Khruangbinという予想外

問題は土曜ヘッドライナーのKhruangbin。テキサス出身の3ピースで、タイファンクとサイケデリックを掛け合わせたサウンドが持ち味。正直に言えば、ヘッドライナー候補として考えたこともなかった。

ところがXの反応を見ると「苗場にぴったり」という声がかなり多い。去年のVulfpeckもそうだったが、フジロックには「この人がヘッドライナー?」という抜擢の文化がある。サマソニなら絶対にやらない人選を、SMASHは平然とやる。

Xでは約8割がポジティブだが、残り2割は「ヘッドライナーの格なのか」と疑問を呈している。この賛否が出ること自体がフジロックらしいし、「良くも悪くもフジロックらしいチョイス」という投稿が一番的を射ていた。

実際に音源を聴き直すと、苗場の夜の山に合うグルーヴ感がある。3ピースであのスケール感を出せるバンドはそう多くない。聴けば納得する人は多いはずだ。

SMASH代表のヒントは全部伏線だった

予想動画の時点でSMASH代表が出していたヒントを振り返る。「色はブラウン」「激しめではない」「抜擢的」。当時はピンと来なかったが、答え合わせをすると全てKhruangbinに当てはまる。

「色はブラウン」はあのアースィな音楽カラーそのもの。「激しめではない」はThe xxもMassive Attackも含めた3組全体の特徴。「50代から20代40代まで幅広い」というヒントも、Massive Attackが50代、The xxが30代40代、Khruangbinが20代30代と見事に世代分けされていた。

SMASHは最初から答えを言っていた。読み取れなかった自分たちが悔しい。

金曜日 -- Hi-STANDARD 27年ぶり、TURNSTILEの衝撃

金曜は全21組。名前を見て一番声が出たのはHi-STANDARDだった。1999年以来、27年ぶりのフジロック。メンバーの難波章浩は新潟市出身で、苗場への地元凱旋でもある。

PIZZA OF DEATHの公式Xポストが3,300いいねを超え、「泣ける」「胸がドキドキ」と90年代パンクキッズの感情が爆発していた。当時高校生だった世代が今は40代半ば。あの頃STAY GOLDを聴いていた人たちが苗場に集結する。

同じ金曜にはTURNSTILEもいる。ハードコアの新世代で、フジロックのグリーンステージでモッシュが起きるのかと話題になっている。ハイスタとTURNSTILEが同じ日に並ぶというのは、パンクとハードコアの世代交代を目撃できる一日だ。そこにThe xxのヘッドライナーが乗るのだから、静と動の落差がすさまじい。

他にもArlo Parks、Snail Mail、HYUKOHとインディーの新鋭が並び、アジカンもいる。Altin GunとTinariwenというトルコとサハラのバンドがいるのも、地味にフジロックらしい。My Hair is Badは上越出身で、新潟勢がハイスタの難波と合わせて2組。金曜は新潟回でもある。

21組もいると、被りが怖い。嬉しい悲鳴だが、金曜からこの密度で3日間の体力が持つか心配になる。

土曜日 -- 藤井風の初登場、踊れるアクトの集中砲火

土曜は23組で全日最多。Khruangbin以外の目玉は藤井風だ。フジロック初登場で、コーチェラ出演で国際的な勢いが上がっている真っ最中。前回の予想動画では日本人ヘッドライナー候補として穴馬枠で言及していた。ヘッドライナーではなかったが出演は決まったので、半分当たりだと言いたい。

コーチェラにも出て国際的なモメンタムがある状態でのフジロック初登場だから、事実上のダブルヘッドライナーだろう。客層がガラッと変わる可能性があり、土曜は3日間で一番混む日になりそうだ。藤井風とKhruangbinの組み合わせは、グルーヴ感で意外と共通するものがある。

XGもいる。グローバルに活躍するガールズグループがフジロックに来るのは、K-POPファンとフジロック常連が同じ会場に立つ新しい景色だ。毎年「こんな客層いたっけ?」という新しい人を連れてくるのがフジロックの懐の深さでもある。

踊れるアクトも集中している。Basement Jaxx、BADBADNOTGOOD、KOKOROKO。土曜夜は踊りっぱなしになるだろう。深夜のKOKOROKOは最高のはず。

日本勢もサニーデイ・サービス、cero、柴田聡子とオルタナ・シティポップ系が揃う。Riddim Saunterの名前も懐かしい。Kroi、Bialystocks、TOMORAと若い世代の邦楽勢も含め、土曜は日本のシーンの現在地が丸ごと見られる日だ。

23組もいるから、時間割が出た瞬間に頭を抱えることになる。被りは確実に発生する。それでも土曜だけで元が取れるレベルのラインナップだ。

日曜日 -- 中間層が厚すぎる問題

日曜のヘッドライナーはMassive Attackだが、それ以外の中間層がとにかく分厚い。Xでも「中間層が厚すぎる」という声が上がっていた。

まずMitski。日系アメリカ人のシンガーソングライターで、新アルバム「Nothing's About to Happen to Me」が出たばかり。Xでは「Mitski見るためにフジロック行く」という人がいる一方で、単独来日を待つかどうか悩んでいる人もいる。ヘッドライナーの名前に埋もれがちだが、Mitskiのライブは絶対に観るべきだ。苗場の空気に合う歌声をしている。

Mogwaiもいる。ポストロックの重鎮。Xで「Mogwaiのライブは人生のベスト5に入る」と書いている人がいて、それくらい定評がある。苗場の夜に山に囲まれた中でMogwaiの轟音の壁を浴びる。想像するだけで鳥肌が立つ。

American Footballも同日。エモとマスロックの原点。Mitski、Mogwai、American Footballの3組が同じ日にいるのは、正直おかしい。

the cabsは解散からの復活。Xで「マジかよ、苗場に放たれるのか」と驚いている人がいたが、その気持ちはわかる。the cabsとAmerican Footballが同じ日にいるのは、エモ/ポストロック好きにとっては夢のような日曜日だ。

平沢進+会人もいる。実験音楽のカリスマが苗場に降臨する。ニッチだがファンの熱量はすさまじく、フジロックの多様性を象徴するブッキングだ。知らない人はまず聴いてみてほしい。好き嫌いは分かれるが、一度観たら忘れられない。

他にもJapanese Breakfast、GoGo Penguin、GRAPEVINE、never young beach、Tempalay、Friko、Plini。22組が詰まっていて、世代もジャンルもバラバラ。どこに行っても当たりが出る。浅井健一もいて、ブランキー世代が金曜のハイスタと日曜の浅井健一で挟まれる形になっている。90年代組を全日程に配置してくるSMASHの人選は巧い。

Xの反応 -- 絶賛、感動、懐疑、参戦宣言

公式の発表ポストは14,857いいね、リポスト6,580超え。発表から数時間でこの数字は異例だ。フジロックのハッシュタグがトレンド入りしていた。

絶賛の声で目立つのは「過去最高のヘッドライナー3組の並び」という意見。The xxとMassive Attackには「文句なし」、Khruangbinには「苗場にぴったり」という評価の仕方で、温度感の違いが面白い。

ハイスタ関連の反応は特に熱い。「27年ぶりのフジロック...泣ける」「胸がドキドキしてきた」と感情が爆発している。90年代を知る世代の記憶が一気に噴き出した。音楽の記憶は色あせない。

懐疑的な声はやはりKhruangbinに集中している。「ヘッドライナーの格としてどうなのか」「去年のVulfpeckしかり」という意見が一定数ある。ただ、知名度で売るフェスではなく、音楽的な冒険を提案する場がフジロックなのだとすれば、この人選には筋が通っている。

参戦宣言もすごい。「初現地!TURNSTILE、Mitski、Mogwai、American Football...最高」というポストがあり、このラインナップで初めてフジロックを決めた人がいる。「チケット即完売濃厚」の声も複数あった。

第2弾への期待とチケット情報

予想の成績をまとめると、The xxが本命で的中、Massive Attackが対抗で的中、藤井風が穴馬で出演は当たり。Tame ImpalaとRadioheadは外れ。そしてKhruangbinが完全ノーマーク。SMASH代表のヒントが全て伏線だったというのは、答え合わせとしては最高のオチだった。

第1弾で66組が出て、まだ「and more」と記載されている。ヘッドライナーは決まったわけだから、第2弾はサプライズ枠に期待したい。

今年は第1弾の段階から「チケット即完売」の空気が漂っている。早割の3日通し券が49,800円、一般が59,000円。ふるさと納税でもチケットが取れるという動きもある。まだ購入していない人はオフィシャル先行を急いだほうがいい。4月3日には渋谷クアトロでSMASH主催のフジロック・ナイツというイベントもある。

まとめ

  • ヘッドライナーはThe xx、Khruangbin、Massive Attack。予想動画では3組中2組を的中させたが、Khruangbinは完全にノーマークだった

  • 金曜はHi-STANDARD 27年ぶりの帰還が最大の話題。TURNSTILEとの世代交代の図も見どころ

  • 土曜は全日最多23組。藤井風のフジロック初登場と踊れるアクトの集中が際立つ

  • 日曜はMitski、Mogwai、American Football、the cabs、平沢進と中間層が異常に分厚い

  • Xの反応は約8割がポジティブ。ハイスタへのノスタルジアとKhruangbinへの賛否がフジロックらしさを象徴している

この内容をさらに詳しく知りたい方は、動画もぜひご覧ください。


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関連リンク:

フジロック2026公式サイト: https://www.fujirockfestival.com/

チケット情報: https://www.fujirockfestival.com/ticket

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