【本】鎌倉駅徒歩8分、また明日 越智月子 幻冬舎文庫

 「鎌倉駅徒歩8分、空室あり」の続編。
まだそちらは読んだことがないのだが、先に本書を読んでみた。

何とも優しい空間。
色んな事情、感情を心に秘めた人たちがシェアハウスで過ごしている中で、少しずつ影響を受けつつ距離感を大切に過ごしていく物語。
「居場所」を求めて集まった住人たち。もう一冊を読むのが楽しみだ。

心に残った言葉
p89「人生をぐるりと一巡してまた赤ちゃんのような無垢な存在に還っていく。」
→死について考えている中で、優しい言葉と出会えるのは心があたたまるなぁと思ったりします。
p101「この距離感はとっても気に入っているの。でも、その一方でそれぞれがポケットに入るくらいの小さな秘密を持っていてもいいんじゃないかなぁって」
→相手のことをなんでもかんでも知りたくなるときはあるけれど、距離感や踏み込み過ぎない感じは大切にしたいなと思う。すきだと思うと夢中になってしまうから気を付けないと。ポケットに入るくらいの小さな秘密というワードが良いなぁと思った。

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