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ETCなしの遠出で、ドキドキも新鮮!

便利さに慣れた日常の中で、ETCなしの遠出は新鮮でした。
黄色いチケットの紙の感触、人の声で交わす「お気をつけて」。
懐かしさと優しさに小さなドキドキを感じた一日です。



車検に出したら
「このままでは通せません」とバッサリ。
うちの愛車は
もう製造中止になったザ・ビートル。

丸っこくて、世界一かわいいフォルム。
買い替えなきゃいけないのは分かっているけれど
どうしても別れられない。

ここまで一緒に過ごすと
すっかり情が移ってしまって、家族。
完全に“親バカモード”です。

でも現実はシビア。
いつもお願いしていたところで
「このままじゃ、うちでは車検を通せません」
と言われてしまった。

一瞬、廃車の二文字が脳裏をよぎる。

夫婦で話し合った結果
ーー延命を試みることに。

そこから
「どこでもいい、この子を救ってください!」
必死に探したら
一軒だけ「見てみましょうか」と言ってくれる修理屋さんが。

その瞬間、神が降臨しました。
頭の中でシャラララ〜♪と、鈴の効果音。




代車で貸していただいたのが
新車のスズキ・ワゴンR。

乗ってみたら
車高は高いわ、視界は広いわ、ハンドルは軽いわ。

しかも車内も広い。
ザ・ビートルより快適なんじゃない?

燃費もいいし静か。

ザ・ビートルの重厚さと違う
スマートで滑らかな魅力が新鮮。
「古めかしい恋人」と「フレッシュな出会い」
ちょっと心が揺れる私。

次はこの子がいいかな?

いやいや……こんな浮気心が
あの子(ザ・ビートル)にバレたら
車屋さんに引きこもって帰ってこなくなるかもしれません。
それだけはやめてね。




そんな時、東京に行く用事が。
「いつもと違う車で遠出」
ーーなんだか修学旅行の前夜のようで
ワクワクしました。

ただひとつの問題は……ETCがないこと!
小銭をジャラジャラ用意して
料金所では「一般」レーンを探すゲームがスタート。


高速のチケットイメージ

近づくにつれて
やけに心拍数が上がる、謎の緊張感。
「一般」って
だいたい端のほうに追いやられているんですよね。

やっと見つけて突入。
黄色いチケットを受け取る。
うわ〜懐かしい!
まだ現役だったんだ、この紙。

出口で料金を払うと
お兄さんが「お気をつけて!」と声をかけてくれる。
その一言がうれしくて
妙にじんわりしてしまいました。
こういう人間味のある接客に弱いタイプです(笑)




とはいえーー首都高1650円にはびっくり。
「え?間違ってません?」と、料金表を二度見。

どうやら「一般」を通ると
最大料金が請求されるらしい。
ETCなら走った区間ごとに計算される仕組み。
と分かって、納得。

でも、昔は一律700円じゃなかったっけ?
……って、いつの時代の話だ(笑)




久しぶりに「一般」を通った感想。

今ではETCのほうが“一般”で
「一般」レーンは一般的じゃないと思いました。

高速公団ーーあ、今はNEXCOさんでしたね。
呼び方、そろそろ変えてもいいかもしれません。
「マニアレーン」とかどうでしょう。







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