こぎれいなだけの作品はつまらない(創作アプリ作ったよ)
クリエーター向けアプリ作りました!
こんにちは。Niji Clip(虹くりっぷ)の晴です。今日、クリエーター向けのアプリをリリースしました。今回は「なんでまた物書きがアプリを?」「なんでクリエーター向けなの?」とかそんな話をさせていただければと思います。
apps.apple.com/jp/app/niji-clip/id6761325197
生成AIが、それっぽい作品を作るようになってから、しばらく経ちました。 noteの記事のサムネには、生成AIのこぎれいなイラストが並んでいるし、Xに流れてくる情報商材の文章も、以前よりずっと整ったものになりました。
でも、それを見るたびに、私は少しもったいないと思ってしまいます。 そこに、クリエイターのこだわりやフェチが感じられないからです。
イラストなら、あごの角度を延々と考えること。太ももの食い込みに命をかけること。 文章なら、登場人物のプロフィルを数十人と考えること。舞台設定を練るためだけに歴史書を読み漁ること。 そういう執着の宿るものです。
人の心を本当に動かすのは、好きでもない人が作った無難なものではなく、「この人はこれが好きでたまらないんだな」と伝わるものではないかと思います。
誰かの「好き」が重なると新しい創作になる
だから私は、好きなものをそのまま出せる場所を作りたかった。 しかも、一人で閉じるだけではなく、誰かの「好き」と、別の誰かの「好き」が重なっていく場所を。
たとえば、夕方の団地の写真が撮るのが好きな人がいる。 その写真を見て、寂しさを感じて、短歌を詠む人がいる。 また別の誰かは、その一枚から人々の生きる力を感じて、物語を思いつくかもしれない。
あるいは、少し不器用だけれど、どうしてもこの角度の横顔を描きたかったイラストがある。 その絵に惹かれて、詩を書く人がいるかもしれない。 その詩を読んで、自分の昔の恋人を思い出して、日記として重ねたくなる人もいるかもしれない。
上手くなくてもいいんです。 写真が少しぶれていてもいいし、文章が荒削りでもいいし、絵が思った通りに描けていなくてもいい。 そこに「これが好きなんだ」が入っていれば、それはもう十分に創作だと思っています。
このアプリは、綺麗な作品を並べるための場所ではありません。 好きなものを持ち寄り、好きなもの同士が出会い、重なり、新しい創作になっていくための場所です。
創作は形は様々ですし、それを組み合わせるとなるともはや無限の可能性があると思います。
こんな使い方ができるんじゃないか、こんな機能が欲しい、とか皆さんの意見でアプリを進化させていきたいです。
自分たちの創作に手をつけられていなかったので、noteとアプリでモリモリ書いていきます!
よろしくお願いします!!
サムネイラストは、ないとうはん。さんからお借りしました。
あご横のほくろにフェチを感じて、今回の記事を書くきっかけになった次第です。ありがとうございました!
