#113 【手話動画】ろう者と聴者が一緒に働く職場でのコミュニケーションの工夫
いつもにいまーるnoteをお読みいただきありがとうございます。
今回は、根本さんの手話動画 第2弾をお届けします。
動画には音声日本語と字幕がついているので、手話が分からない方や手話を勉強中の方も、ぜひご覧ください。
いつも通り文章を読みたいという方は、下に字幕と同じ内容を記載しますので、こちらをお読みください。
ご意見やご感想があれば、コメントをお願いします。
動画字幕
皆さんお久しぶりです。根本和德です。
今回お話しするのは、仕事についてです。
ろう者と聴者が一緒に働く職場でのコミュニケーションの工夫についてお話します。
私は以前、特別支援学校で、知的障害や身体障害、車椅子の子供たちに勉強を教えていました。10年間勤務してきましたが、働き始めた当初は分からないことだらけだったので、いろいろなことを学びたいという一心で、とにかく声付き手話で質問をして教わる、質問をして教わるという毎日でした。
しばらくたって、仕事にも慣れてきたころに、担任を受け持つことになりました。副担任の先生と一緒に、同学年の別クラスの先生方と話し合いをしたとき、初めはよかったのですが、次第に聴者同士の声での会話が盛り上がってしまって、話についていけなくなることがあり、そこで声付き手話でのコミュニケーションに限界を感じました。
コミュニケーション方法に悩みながら、数年後、別の学校に転勤になったタイミングで、思い切って声を出さずに手話だけで話す方法に変え、そこからは仕事がしやすくなりました。
それは、「できること」と「できないこと」が明確になったからです。
私自身だけでなく、一緒に働く先生たちも、「これは根本さんに」「これは工夫が必要」というように、お互いに気持ちが楽に、そして仕事がしやすくなったんですね。
また、「集まって話し合うのが良い」という声がよくありますが、私としては「集まって話し合う」だけではなく、話し合いの前後が大事だと思います。例えば事前に自分の意見や提案を簡単にまとめて聴者に共有しておく、また、聴者からも同様に共有してもらうことで、相手の意見を踏まえて自分の考えを整理したうえで、話し合いに臨めます。それは聴者も同じで、私の意見を理解したうえで準備ができます。
そうすることで、話し合いの当日、実際に集まったときに、議論がスムーズになるんです。
「集まって話し合うのが良い」というだけではなく、話し合いの前後も考えて仕事を進められると良いと思います。
今回のお話は以上です。
次回はまた別のテーマをお届けします。ではまた。
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手話:根本和德(Linktree)
音声日本語:横田大輔
