見る・感じる・動くがズレたとき、子どもに何が起きるのか
いつもお読みいただきありがとうございます。
「見る・感じる・動く」の連携が崩れると、
子どもは“できない子”ではなく、“うまくつながっていない状態”になります。
そしてそのズレは、
転びやすい・集中できない・不器用といった形で現れます。
ですが、整えることは可能です。✨
■理由
私は現場で、
「頑張っているのにできない子」に何度も出会ってきました。
その多くに共通していたのが、
👀 見る(視覚)
🖐️ 感じる(感覚)
🏃♂️ 動く(運動)
この3つのズレです。
神経科学の視点では
脳は以下の流れで動いています。
1️⃣ 視覚情報(後頭葉)
2️⃣ 感覚統合(頭頂葉)
3️⃣ 運動出力(前頭葉・運動野)
この連携がスムーズで初めて、
「思った通りに体が動く」状態になります。
崩れるとどうなるか
例えばボール遊び⚽
・目で追えている
・手を出している
それでも取れない子がいます。
これは
👉 タイミングのズレ
👉 距離感の誤認
👉 身体イメージの不一致
が起きている状態です。
生理学的な背景
感覚入力(視覚・前庭覚・固有感覚)が統合されないと、
筋出力の精度が低下します。
つまり、
💡「筋力の問題ではない」ケースが多いです。
■具体例
よくあるケースです。
👦「よく転ぶ子」
・地面の情報をうまく感じ取れない
・重心移動の予測ができない
📖「集中が続かない子」
・視線のコントロールが不安定
・姿勢保持が難しい
🏀「運動が苦手な子」
・身体の位置感覚(ボディイメージ)が弱い
・視覚と運動のタイミングが合わない
ここで大事なのは、
👉 本人のやる気の問題ではない
👉 能力の問題とも限らない
ということです。
■今日やること3つ
「親子でできる、たった1つの軸」
👉 “ゆっくり正確に動く遊び”を取り入れること
① ゆっくりキャッチボール⚾
・山なりでゆっくり投げる
・しっかり見る→取る
👉 視覚と運動の一致を作ります
② バランス遊び🧍♂️
・片足立ち
・平均台ごっこ
👉 感覚統合(前庭覚・固有感覚)を強化
③ 目で追う遊び👀
・風船遊び
・ボールを目だけで追う
👉 視覚追従のトレーニング
ポイントは
✨「速さ」より「正確さ」
✨「回数」より「質」
です。
■注意点1つ
👉 「できないこと」を指摘しないこと
脳は
✔️ 成功体験
✔️ 安心感
で成長します。
私はいつも感じています。
「できない子」はいません。
ただ、
👉 つながっていないだけです。
その“つながり”を整えてあげることが、
親や指導者の役割だと考えています。
もし
「この子、もしかして…」と感じたら、
それはとても大切な気づきです。
そこから変わり始めます。🌱
本日もお読みいただきありがとうございました。
■参考文献
・Shumway-Cook A, Woollacott MH. Motor Control: Translating Research into Clinical Practice
・Ayres AJ. Sensory Integration and the Child
・Schmidt RA, Lee TD. Motor Control and Learning
・Kandel ER et al. Principles of Neural Science
・Gallahue DL. Understanding Motor Development
・日本感覚統合学会 資料
・日本理学療法士協会 ガイドライン[要確認]
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