見出し画像

AI用ローカル完結型 Issue Manager を作りました

AIとの作業引き継ぎを「チケット」で管理する、ローカル完結型 Issue Manager を作りました


AIと一緒に開発していると、前回どこまで進めたのか、次に何をすべきか、どの判断が保留中なのかが分からなくなることがあります。

Issue Manager は、その問題を解決するために作ったローカル完結型のチケット管理ツールです。プロジェクトごとに tickets/ フォルダを持ち、inbox、todo、doing、blocked、done のような状態で作業を整理できます。

特徴は、単なるタスク管理ではなく「AIに引き継ぎやすい構造」を重視している点です。RULES.md や INDEX.md、各チケットの Markdown を読めば、AIが現在の状況を把握しやすくなります。セッションが切れても、次回はチケットを読ませるだけで作業を再開できます。

また、複数のプロジェクトルートを登録できるため、G:\codex や D:\dev\test のように離れた場所にある作業フォルダもまとめて扱えます。新規プロジェクト作成、既存フォルダの導入、プロジェクト登録解除なども画面から操作できます。

クラウドサービスではなく、自分のPC上で動くローカルツールとして設計しているため、作業ファイルやチケットを外部に預けずに運用できます。AIとの共同作業を、場当たり的なチャット履歴ではなく、ファイルベースの継続可能なワークフローにしたい人向けのツールです。

このツールのもともとの目的は、AIに毎回プロジェクト全体を読ませるのではなく、作業に必要なチケットと引き継ぎ情報だけを読ませることで、トークン消費を大きく抑えることです。実際にこのリポジトリでは、全体を読ませると約8万〜12万トークン規模になるところ、Issue Manager方式では数千〜1万トークン台まで圧縮できます。状況にもよりますが、概算で85〜95%程度のトークン削減が期待できます。

厳密な数字はモデルの tokenizer によって変わりますが、「毎回全体を読む」運用と比べると、削減効果はかなり大きいです。

個人開発なので、いろいろ不備があるかもしれませんがご容赦ください。

Issue Manager は二段階ライセンスで公開しています。

コア機能は Apache License 2.0 で公開しています。個人利用・研究・教育・開発用途では自由に利用、改変、再配布できます。ただし、再配布時には著作権表示、ライセンス本文、NOTICE の保持が必要です。作者名やライセンス表示を削除して自作のように配布することはできません。

なお、将来的な商用展開を想定した enterprise/ 領域は Business Source License 1.1 として分けています。この部分の商用利用には制限があり、必要な場合は別途ライセンス確認・相談が必要です。

簡単なインストール方法

①AIが参照設定しているディレクトリ配下にissue-managerを配置。
②install.batを起動して初期設定
③start.batを起動
④プロジェクトを追加で作業ディレクトリを指定。
⑤複数の階層外のディレクトリも対象にしたいときはルートを追加

基本的に現在のAIは自由に階層下のファイルをどんどん改変していく作りなので、環境を改変されたくない場所は指定しないでください。
その動きは現在のAIがそういう動きを許容しているのでこのツールでは止められません。
AIが誤訳をする可能性も考慮し、プロンプトで制約を追加するのを推奨します。「このディレクトリは改変不可」など。

いいなと思ったら応援しよう!

和魂LOVE よろしければサポートお願いします! 貴方の応援が糧となりエネルギーとなります!