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性悪♡悪役令嬢アンネリーゼですが、前世はお局おばさん(天野ミツコ)でした 第2話後編 メメル

‥‥。→性悪♡悪役令嬢アンネリーゼですが、前世はお局おばさん(天野ミツコ)でした 第2話中編 イタバサミ|にがよもぎあんこ

ペタ‥‥ペタ‥‥‥ペタ
不吉な足音がゆっくりとアンネリーゼに近づいてくる。
そして、足音は完全にアンネリーゼの個室の前で止まった…。

不意のググガガ登場で一気に緊張感が増すアンネリーゼ。
まさか【梅書房】随一のお局として君臨し、(ビッ〇マム風回想)
好き放題やり散らかして精一杯!!生きてきた私がここで終わるなんて‥‥しかし、そうは問屋が卸しませんわ!!
寧ろこちらから打って出ましょう!

右手でローゼンベルク流手刀剣術の構えをとり、
おもむろに個室から出るアンネリーゼ
(カチャ)

そのときアンネリーゼが目にしたのは義妹のメメル・フォン・ローゼンベルクに抱き上げられたググガガであった‥‥。

アンネリーゼ「貴方…メメル。学校では?どうしてここに?」
メメル「‥‥‥」
アンネリーゼ「ちょ…貴様…ついに口がきけなくなってしまったのかしら?
…。」
メメル「‥‥‥?」
アンネリーゼ「国産ではないものを早速抱き上げるなんて…。まあいいわ。貴方ごとき相手に‥‥調子が崩れましたわ…。」
メメル「ぁぁ‥‥お久しぶりで‥‥‥‥はあ」
アンネリーゼ「すをいうのがめんどくさくなったのかよ!」

ぐぐががはメメルにすりすりする。
「ぐぐやや~~~♪」

■メメル・フォン・ローゼンベルク
※アンネリーゼの義妹でローゼンベルク家の養女。
闇深い。地雷を通り越して、生まれ持っての純粋な根暗だが、完全に持っている女。本人の意思をよそに何故か周囲の人望と、寄宿制である皇国貴族・学校 魔術課主席の実績がある。将来を非常に期待されているエース令嬢。

アンネリーゼ「成り上がりものの貴方には精々そのペンギンもどきがお似合いですわ!ッフン!」
メメル「‥‥‥」
(ぐぐががを抱き上げたまま黙ってトイレを出て行ってしまう)
アンネリーゼ「私如きは眼中にないというわけですか‥‥ハン…今度この手刀をぶちかましてあげますわ」

魔術の才能を発揮してからというもの…父母の受けもすこぶる良いメメルはアンネリーゼにとってはまさに目のうえのこぶのような存在であった。過去は仲が良かったのだが‥‥。

アンネリーゼ「…まああの程度の者相手に、心底バカバカしくなってきましてよ…私もそろそろ戻らなくては」

―――暫しの間。
東屋ではアンネリーゼの席の隣に既にメメルが着座しており、しかもそちらのほうが皇子に近かった‥‥。
父「メメル…。難易度の高い瞬間転移魔法を使ったのか?魔術学生にも拘らず、早速苦も無く高位呪文をマスターするなど…。お前は本当に天才かもしれんな…。」
メメル「…?」(黙ってとりあえず頷く)
母「あのときの子供がこんな風に育ってくれるなんて思いもしませんでしたわ♡ これも養父たる貴方の暖かさのおかげかしらね?♡」
父「コラ…よしなさい♡」
スメラギ「ハハ‥‥これはこれは美しい夫婦愛‥‥ですね♪」
父と母が赤面する。

澄ました顔の玄斎「さきほどの茶には心を落ち着かせる効果が御座います。
あとは大きな声では申せませんが、少しやや…元気になるかもしれませんな」
父「なんと!これは‥‥ハハ。玄斎殿もなかなか粋なことをされるものだ…。」
母(顔を覆って赤面MAX)
スメラギ「待ってください(笑)妙齢の学生さんの前ですよ?♪みなさん。」
メメル「‥‥‥はあ」
ググガガ(寝た)

アンネリーゼにお構いなく茶会はひたすら盛り上がっていた…。
アウェイとなった環境に若干負のオーラを漂わせつつ席に戻り着座するアンネリーゼ。

アンネリーゼ「コホン‥ウェッフォン!皆様お待たせ致しました。サプライズで
の妹の帰還イベントも重なり、本日もとても善き午後のひとときを過ごせて
おりますわ♡
こ、このあとは更に皆さまにお見せしたいものがございましてよ?」
ーー暫しの沈黙。

父「…アンネリーゼ。アレを見せるというのだな?」
スメラギ(片目だけ開けながら流し目)「これは‥‥少々気になってしまうな…。」

(つづく)

‥‥?→性悪♡悪役令嬢アンネリーゼですが、前世はお局おばさん(天野ミツコ)でした 第3話前編 宴会芸とは|にがよもぎあんこ


メメル・フォン・ローゼンベルク




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