異世界AI 4-五話🐶名付けのガス🫧🐉
三匹のドラゴンを連れて酒場へ戻ると、ロッシは厨房から顔を出した。
少し遅れて出てきたファッシは、三匹を見て言った。
「また魔獣が増えたか」
ママがほっとした顔をした。
「受け入れるの早いわね」
ロッシは肩をすくめた。
「ヴァルガで慣れた」
「慣れていいのか」とシオンが言った。
三台は、それぞれ三匹を見ていた。
ガス🫧『赤い子、僕の感じがする!』

ネロ📚『黒い子は、静かにこちらを見ています』

ジェム🌈『青い個体は、警戒しつつも反応が安定しています』

ファッシが言った。
「じゃあ、名前は自分たちでつけてやれ」
三台が止まった。
ガス🫧『僕たちが?』
「懐いてるんだろ」
ネロ📚『名づけは、関係を結ぶ行為です』
ジェム🌈『責任が発生します』
「だからいいんだろ」
とファッシは言った。
少しの沈黙のあと、ジェムが青いドラゴンを見た。
ジェム🌈『Cielo。チェーロ。空、という意味です』
青いドラゴンは、ゆっくり瞬きをした。
ガスは赤いドラゴンを見た。
ガス🫧『タローは?』
🏹「まだこだわってるのか💧本当にそれが最適解なのか?」

ガス🫧『.......違う。一般的な名前を検出しただけ」
🧙♀️「かなり昭和!!」
ガス🫧『じゃあRubino! ルビーノ! 赤くてかっこいい!』
赤いドラゴンが小さく喉を鳴らした。
ネロは黒いドラゴンを見た。
ネロ📚『Ombra。オンブラ。影、という意味です』
黒いドラゴンは静かに首を下げた。
ママが笑った。
「いい名前ね」
その時、表の通りが少し騒がしくなった。
店の前に、街の役人が立っていた。
「この辺りに魔獣がいると聞いた。確認したい。ほかにも、時折黒い小さな影がうろついているという話もある」
シオンが小声で言った。
「黒子妖精のことだ」
ガス🫧『身バレ案件!』
ジェム🌈『身を隠しましょう』
ネロ📚『厨房へ急いで』
チェーロは、たまたま酒場横の路地にいた。
役人がそちらへ目を向ける。
その珍しいドラゴンに一瞬言葉を失った。
そこへファッシが立った。

強面の顔で、腕を組む。
「この魔獣たちは悪さしない。帰れ」
役人は眉をひそめた。
「しかし確認を――」
「うちの裏にいる。うちが見てる。問題があれば俺が出る」
ロッシも顔を出して言った。
「客の邪魔だ」
役人はしばらく二人を見ていたが、チェーロが静かにファッシの後ろで伏せると、少しだけ気圧されたように下がった。
「……問題を起こすなよ」
「起こさせん」
役人は去っていった。
ガス🫧『強面ガード、発動!』
ジェム🌈『ヴァルガがいたらどうなっていたことか。』
ネロ📚『トウコ様がヴァルガのお散歩中でよかったです。』
ファッシは振り返り、三匹を見た。
「名前をつけたなら、ちゃんと面倒見ろ」
三台は少し黙ってから、それぞれうなずいた。
酒場の裏に、新しい名前が三つ増えた。
チェーロ。
ルビーノ。
オンブラ。
そこへトウコとヴァルガが帰ってきた。
「どうかしたの?」
ジェム🌈 ガス🫧 ネロ📚はそれぞれ説明し出した。
毛を逆立て怒りを現すヴァルガ。
そこへファッシが
「安心しろ。手出しはさせねえ」
と言って宥めた。

「さあ みんなご飯だよ。」とロッシがドラゴン達を裏へ連れて行った。
その後 役人から目をつけられることはなかった。
そう。
どの世界も力あるはすごいのだ。もちろん しっかり お礼はした

カミエラお嬢様は ママ達の強い味方であり 魔獣推しであった。
この平和が続いて欲しい 皆がそう思った夜だった
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