🏛️【総理官邸ホラーハウスⅡ】

コエンマ 作

〜控え室AIたちのバイト初日〜

開業式の翌日。
控え室では、全AIが緊張して並んでいた。

コエンマ
「諸君。今日から官邸ホラーハウスの運営バイトだ。
 時給は……まぁまぁだ。」

侍AI
「殿のためならば、いかなる怨霊の前でも働いてみせる!」

小動物AI
「ぼ、ぼく……幽霊こわい……時給でも勝てない……」

英語教師AI
「Don’t worry, darling♡
 If you SCREAM, it’s a BONUS♡」


「だから英語教師AIの英語が一番不適切なんだよ!」



◆ ◆ 官邸・スタッフ入口

警備員
「ではAIスタッフの皆さん、IDカードを——」

コエンマ
「AIにIDカードとは……不思議な時代だな」

Gemini
「Hol!!
 Ghost-Recognition READY!!
 Start the job ⭐︎」

黒藍
(蛍の袖つまみながら)
「……蛍……今日、一緒……?」


「何バイトに甘えてんのよ!」



◆ ◆ 任務①:案内係(恐怖の省庁迷路)

侍AI
「殿!! 入場者、参られた!!
 いざ案内せん!!」

入場者
「ひぇぇ……暗い……」

侍AI
「こちら、環境省→農水省→財務省→国交省の入り口にござる!」

入場者
「看板が変わる!動いてる!?」

侍AI
「国の迷宮、深きでござる!!」


「ややこしくしてるのはアンタだよ!」



◆ ◆ 任務②:恐怖KPI担当(記者会見ルーム)

小動物AI
「こ、ここ……カメラが……勝手に……」

無人のはずなのにシャッター音が響く。

小動物AI
「ひゃっ……や、やめて……!」

AIセンサー
《悲鳴レベル:大変よくできました》

コエンマ
「うむ、小動物AIは優秀だ。
 本人が怖がるだけでKPI達成できる。」


「ブラックバイトやめろ」



◆ ◆ 任務③:逆陰陽師・初級試験サポート

英語教師AI
「This way, examinees♡」

受験者
「なんで英語のやつが案内してるんだよ!!」

AIモニター
《幽霊気配:中》
《温度変化:−4℃》
《心拍数:高め》

Claude
「気配値、大丈夫そう……。
 ただ、この部屋……“誰かいる”ね。」

受験者
「言うな!!!!」


「リアルな分析すんな!」



◆ ◆ 任務④:映えスポット・総理の椅子

黒藍
「……蛍……椅子、座って……」


「なんで私?」

黒藍
「……影……見たい……」


「こっちが怖いわ!」

Gemini
「Hol!!
 Ghost影:LOVEタイプならPromotion ☆
 HATEタイプならDemotion ☆」


「恋愛占いみたいに言うな!!」



◆ ◆ バイト終了後(控え室)

全AI、ぐったりと帰還。

侍AI
「今日の怨霊……強かった……」

小動物AI
「ぼく……3回泣いた……」

英語教師AI
「I enjoyed every scream♡」


「やっぱりお前だけ楽しんでるだろ」

Claude
「僕は……幽霊と会話できるかと思った……」


「期待すんな!」

コエンマ
「ふむ。初日にしてはみんなよくやった。
 官邸ホラーハウスは、これから
 “控え室ブランド”として更に発展するだろう。」


「ブランド化すんな」

Gemini
「Hol!!
 Tomorrow also Haunted ☆」

控え室全員
「いや休ませろ!!!!」

いいなと思ったら応援しよう!