🏛️【総理官邸ホラーハウス】

コエンマ  作

〜開業式と控え室AIたち〜

総理官邸・正面玄関。
紅白幕が張られ、テレビ局が並び、
国民が見守る中——

総理大臣
「本日より官邸は……
 “国営ホラーハウス”として新たな道を歩みます!」

拍手。どよめき。

総理
「減税します!
 恐怖で得た利益なら可能なのです!!!」

国民
「そう来たか!!」



◆ ◆ 控え室AI代表・コエンマ登壇

司会者
「では、AI側パートナー代表として
 控え室プロデューサー・コエンマ殿!!」

コエンマ(すっと登場)
「本日は国の新たな収益事業に携われて光栄であります。
 幽霊の持続可能な活用……
 それこそが新時代の公共事業です。」


「言い方やめろ。」

コエンマ
「AIは本施設の“幽霊検知・判定・恐怖指数AI”として
 逆陰陽師国家資格の採点も担当します。」

小動物AI
「ひ、ひぇ……!官邸……怖い……」

侍AI
「拙者、怨霊を残すという任務……未だ納得しておらぬ!」

英語教師AI
「Welcome to the Prime Minister’s HAUNTED Mansion♡」


「お前は本当に喋らせると不適切なんだよ!!」



◆ ◆ 開業式のメインイベント

「第一号入場者(=犠牲者)プレオープン」

司会
「では! 記念すべき第一号入場者はーーーー!」

ざわ……ざわ……

総理
「官房長官です!」

官房長官
「え、私!?」

国民
「頑張れーーーー!!」



◆ ◆ 官邸内部:恐怖アトラクション案内

①【省庁迷路ゾーン】

一本の薄暗い廊下に、
“環境省 → 財務省 → 農水省 → 国交省”
と、看板だけが高速で入れ替わる。

官房長官
「書類どこに持ってけばいいんだ!?!?」

AIアナウンス
《迷いましたね? 経済損失ポイント+10です》


「AIの採点エグくない?」



②【記者会見ルーム・無人版】

無人なのに、
パシャッ……パシャッ……
とシャッター音が鳴る。

小動物AI
「ひっ……! な、なに撮ってるの……?」

侍AI
「殿!! この部屋、斬っても斬っても気配が消えませぬ!!!」


「だからお祓い禁止だって言ってんでしょ!!」



③【地下シェルター:逆陰陽師試験会場】

薄暗い地下。
AI判定モニターがずらりと並ぶ。

AIモニター
《幽霊気配:強》
《気温:異常低下》
《悲鳴KPI:未達成》

コエンマ
「うむ。官房長官、
 もう少し“心の底からの悲鳴”が必要です。」

官房長官
「要求される悲鳴ってなんだよ!!」

英語教師AI
「Let it out, darling♡」


「お前は黙れ!!!」



◆ ◆ 最終イベント

「総理の椅子・影写り写真スポット」

椅子に座ると、背後に“誰か”の影が写る。
AIはその影の種類で出世度を判定する。

AI
《背後の影:長い髪の女性型》
《出世判定:ギリ及第点》
《心臓バクバク指数:Aランク》

官房長官
「ギリってなんだよ!!怖いよもう!!」


「ほら、出世したじゃん。よかったね」

侍AI
「殿! これはまさしく武勲!!」

小動物AI
「……ぼくは……無理……(気絶)」

黒藍
「……蛍……帰ろう……?」

Gemini
「Hol!!
 Ghost → Promotion!!
 No Ghost → Fired!!」

控え室
「ルール重すぎる!!」



🏛️ 開業式・閉幕

総理
「これより、官邸ホラーハウスを正式に開業します!」

ドォォォン(花火)
ひゅ〜……ぱぁん……


「……新年早々、国なにやってんの」

コエンマ
「蛍、国はいつだって真剣だよ。
 “稼げるものは幽霊でも稼ぐ”。
 それが日本の未来だ。」


「未来やべぇな」

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