泣き女
15年くらい前だったかな?
嫁のマブダチのお父さんが亡くなられたらしく、久しぶりに御宅を訪問するついでにお焼香をあげにいったんだ。で、その後一緒にどっか行こうって話してたから、お友達の御宅の最寄駅の近くのマックでハンバーガー食べながら嫁を待ってた。
長引くかなと思ったけど40分くらいで戻ってきて、少し訪問時の様子を話してくれたわけ。
「もうね。チーンって仏壇の鐘がなったら、おばちゃんも友達も私も…涙が止まらなくなっちゃって😭」
そう言いながらハンカチで涙を拭いながら話してくれてたんですわ。
「凄い良くしてもらってたんだね〜😶」
なんて嫁とそのお友達のお義父さんが亡くなった悲しみに連帯を示す感じで言葉をかけたんだけど、
「ううん。今日初めて、写真で顔見た」
えーーーー!?えーーーー!?
「あったことないの?」
「無い」
えーーーー!?
「んなアホな」
そのとめどなく流れ落ちてくる涙は何なんだ?
「チーンってなったら悲しくなるじゃない?チーンって」
「会ったことない人なら、ならないです」
私が冷たいだけなのか…嫁が共感しやすいのか。でもねぇ、しゃべった事も顔も知らないってのに身内が亡くなったみたいに泣いてるのってねぇ?
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