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aide_tsumugu
コロンの香【俳句とワタシ】
俳句を始めて5年ほど経つが未だ苦吟している。
言葉をこねくりまわして作った句はほぼダメ🙅
かっこよく見せたいとか、うまい表現じゃない?とかのはすっぱな気持ちは句友には見破られてしまう。
私の場合は「降りてくるのを待つ派」
ボーッとしていて、ふと降りてくる情景や言葉たちをキャッチする。
書き散らした句帳の中にビビッとくる言葉を見つけるなどして、やっと五句作っていそいそと月一回の句会に参加する。
句会では「塩をかけられたなめくじ」の時もあるけど、続けている。
そんな日々の中でちょっと嬉しいことがあった。
新聞で私の句が紹介されたのであった。

この句は、まさに降りてきた句。
普段の暮らしの中で、ふっと懐かしい香りがした時があった。
これは若かりし頃に付き合っていた彼がまとっていた香りだ。
その当時はやっていたマンダリンオレンジのコロンの香。
すると、鮮やかにその当時の光景が浮かび上がってきた。
ドライブに行った海。
仕事帰りに待ち合わせした都会の街。
初めてジャズのライブに連れて行ってくれたこと。
色んな本やアートの話をしたこと。
私にわがままを言わせてくれたこと。
そんな光景が、マンダリンオレンジの香で立ち上がってきた。
ドキッとした。
まさか彼がそばにいるんじゃないかときょろきょろした。
年甲斐もなくドキドキしてしまった。
そんな思いを五七五にしてみた作品でした。
俳句は五感を使ってとよく言われるが、このことかと。
香りの記憶ってすごいなあ。
恋なんて遠くにほおむりさったアラカン女子を、あっという間にバブル時代の20代女子にしてしまう香りの奴め!
時々、こんなご褒美があるから俳句はやめられないな~。
もっとBBAになっても、ぶっとんだ俳句を詠んでいたい。
うん、また一つの目標ゲットだぜ!
じゃね。
しまみー
