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コロンの香【俳句とワタシ】

俳句を始めて5年ほど経つが未だ苦吟している。
言葉をこねくりまわして作った句はほぼダメ🙅
かっこよく見せたいとか、うまい表現じゃない?とかのはすっぱな気持ちは句友には見破られてしまう。

私の場合は「降りてくるのを待つ派
ボーッとしていて、ふと降りてくる情景や言葉たちをキャッチする。
書き散らした句帳の中にビビッとくる言葉を見つけるなどして、やっと五句作っていそいそと月一回の句会に参加する。

句会では「塩をかけられたなめくじ」の時もあるけど、続けている。
そんな日々の中でちょっと嬉しいことがあった。
新聞で私の句が紹介されたのであった。

2026.6.29 北海道新聞

この句は、まさに降りてきた句。
普段の暮らしの中で、ふっと懐かしい香りがした時があった。
これは若かりし頃に付き合っていた彼がまとっていた香りだ。
その当時はやっていたマンダリンオレンジのコロンの香。

すると、鮮やかにその当時の光景が浮かび上がってきた。

ドライブに行った海。
仕事帰りに待ち合わせした都会の街。
初めてジャズのライブに連れて行ってくれたこと。
色んな本やアートの話をしたこと。
私にわがままを言わせてくれたこと。

そんな光景が、マンダリンオレンジの香で立ち上がってきた。

ドキッとした。
まさか彼がそばにいるんじゃないかときょろきょろした。
年甲斐もなくドキドキしてしまった。

そんな思いを五七五にしてみた作品でした。

俳句は五感を使ってとよく言われるが、このことかと。
香りの記憶ってすごいなあ。

恋なんて遠くにほおむりさったアラカン女子を、あっという間にバブル時代の20代女子にしてしまう香りの奴め!

時々、こんなご褒美があるから俳句はやめられないな~。
もっとBBAになっても、ぶっとんだ俳句を詠んでいたい。
うん、また一つの目標ゲットだぜ!

じゃね。
しまみー


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