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【ツインレイ】〝アイシテル〟の眼差しで

スペインでは語学学校に通っていたので、とても沢山の外国人の友達ができた。
国籍もバラバラ(やはりEU圏内🇪🇺からが多いけど)、年齢もバラバラ、歩んできた人生も価値観も違う。
でもみんながお互いの国、文化、個性を尊重し、とても素敵な時間を共有した。
その中に、1ヶ月程バカシオネス(バカンス)を過ごしに来ていたトルコ人夫妻がいた。
トルコで日本人相手の旅行会社に勤めているというお二人は私に対して特に親切だった。通常はスペイン語で会話したが、彼らは少し日本語が出来たので時々日本語でも話した。

これは、彼らと一緒に、私のツインレイ彼の舞台を観に行った日の話。

私達は早めに劇場に行き、最前列センターの席を確保した。
相変わらず、この日のツインレイ彼のパフォーマンスは素晴らしかった。
会場も有り余る拍手を舞台上の出演者達に惜しみなく送っていた。

舞台が終わった後。
観終わった興奮が冷めないままの私は、
トルコ人夫妻にこう言った。
「どうだった?彼のパフォーマンスは素晴らしかったよね?!」

〝完璧だよ!!最高だ!!〟
そんな返事が返ってくるものだと思っていた。

でも。

彼らの顔は、その正反対。
ひどく曇った表情で。
旦那さんの方など、眉間にシワまで寄せている。

え…?
まさか気に入らなかった?
あんなに素晴らしいパフォーマンスだったのに?
名実共に世界レベルのパフォーマンスをする彼を見たのに?

「…気に入らなかった?」
戸惑いながら、彼らに尋ねた。

相変わらず眉間にシワを寄せたままの旦那さんは、
まさに〝苦虫を噛み潰した顔〟で、
私に〝日本語〟で言った。

「彼ハ ズット アナタノ事 見テタネ…ズット見テタネ…
アレハ、愛シテル ト 思イマシタネ…
彼ハ、悪イ人ネ!!!奧サンイルノニ!!アレハ トテモ良クナイネ!!!」

?!?!?!?!?!

え?

舞台中に彼が私の事をずっと見つめていた?!?!?!?!
え?
ほんとに???

私は、彼の舞台を見る時。
彼がメインでパフォーマンスする場面では、ずっと彼を見ていたけど、
他の出演者がメインの場面では、
その演者を見ていたから。
じゃ、その時に。
彼が私を〝アイシテル〟の眼差しで
ずっと見つめていたってこと?!

当時、私のツインレイ彼は妻帯者で、
とても仲睦まじいお二人だった。
そして私の中で彼は、
〝強い憧れと尊敬の存在〟でしかなく。
私は彼の熱心なファンという自己認識だった。

…彼が私を密かに〝愛してる〟?
そんな夢物語を一瞬でも考えて嬉しくなったのと、
カタコトの日本語が可笑しくて(失礼)、
私は笑いながら
「彼はそんな人じゃないよ!とても誠実な人だし、奥さんをとても愛してるよ」
そう言って否定した。

でも彼らは、最後まで〝疑い〟を持ったままだった。

あの時のツインレイ彼の気持ちは分からないけど、
現実の彼は、
私に対して男女の愛の様な感情は持ってなかったと思う。

でも。
トルコ人夫妻があんなに怒る程に
〝アイシテルの眼差し〟を私に向けていたのなら。

それは、
〝魂の彼〟が私に向けていた熱い想いだったのではないか?
だって、他に説明がつかない…。

いつか。
この夜の真実を。
本人に直接確かめられる日が来る、
と信じている。

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