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切なさと不穏が交錯する、愛と秘密の物語

『わたしの幸せな結婚』第4
巻を読み終えた今、私は美世
と清霞のすれ違いに胸が締め
   つけられる思いでした。
お互いを誰よりも大切に思っ
ているのに、言葉が足りず、
相手を思いやるあまりに距離
が生まれてしまう――そんな
二人の姿がとても切なく、読
んでいて何度もため息をつい
      てしまいました。


わたしの幸せな結婚 4
顎木 あくみ (著), 月岡 月穂 (イラスト)

清霞の両親が住む別邸からの
  帰りを敵に狙われた美世。
何事も無かったものの、美世
は日中を清霞の職場である屯
    所内で過ごすことに。
だけど紹介された女性軍人、
薫子と清霞の仲の良さに美世
    の心は揺らいで……?

わたしの幸せな結婚4
顎木 あくみ (著), 月岡 月穂 (イラスト)

淑女教育と悪夢、揺れる美世
           の心

清霞との婚約が決まり、葉月
から淑女教育を受ける美世。
努力を重ねる一方で、「自分
は淑女にふさわしくない」「
分不相応だ」と、元家族に責
められる悪夢に苦しみ、心身
  ともに衰弱していきます。
清霞はそんな美世を心配し、
優しく寄り添おうとするので
すが、美世は「迷惑をかけた
くない」と無理を重ねてしま
            う。
その健気さが痛々しく、どう
かもっと頼ってほしいと願わ
 ずにはいられませんでした。

新たな登場人物と深まる謎

今巻では、鶴木新という青年
が登場し、美世の母方の家系
――薄刃家の秘密が少しずつ
  明らかになっていきます。
鶴木新の正体や目的、そして
 美世の悪夢の原因が何なのか、
物語は一気に不穏さを増し、
ページをめくる手が止まりま
           せん。
また、清霞の元婚約者候補・
薫子の登場も、美世の心を揺
らす要素となり、二人の関係
 に新たな波紋を投げかけます。

お互いを思うがゆえのすれ違
            い

美世も清霞も、相手を大切に
思う気持ちが強すぎて、逆に
素直になれず、すれ違ってし
           まう。
そのもどかしさや切なさが、
   今巻の大きな魅力です。
「寂しい」と本音をこぼす清
霞に対し、ようやく「わたし
も寂しい」と伝えられた美世
のシーンは、静かだけれど胸
    に響く名場面でした。

美しいイラストと、深まるド
           ラマ

月岡月穂さんのイラストが、
二人の心の揺れや美世の儚さ
をより鮮やかに描き出し、物
語に一層の奥行きを与えてい
           ます。
ストーリーも絵も美しく、読
後は「早く続きが読みたい」
     と強く思いました。

まとめ:幸せへの道はまだ遠
  く、でも見守りたい二人

『わたしの幸せな結婚4』は、
ただの純愛ではなく、異能フ
ァンタジーとしての緊張感と
家系の謎が絡み合う、ドキド
キと切なさに満ちた一冊でし
            た。
二人が本当の意味で心を通わ
せ、幸せになる日を、私はこ
 れからも見守り続けたいです。


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自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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