応援することを諦めない
「チア男子!!」というタイトルを見て、思わず「ウォーターボーイズ」を思い出した。
でも、この本はなんだか、それに負けないくらい、むしろ私の心にスッと真っすぐ響きました。
チア男子!!
朝井リョウ (著)
大学1年生の晴希は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた。だが、負けなしの姉と比べて自分の限界を悟っていた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部する。同時期に部をやめた幼なじみの一馬に誘われ、大学チア初の男子チームを結成することになるが、集まってきたのは個性的すぎるメンバーで……。チアリーディングに青春をかける男子たちの、笑いと汗と涙の感動ストーリー!
朝井リョウ (著)
Amazonより
✻あらすじ✻
大学一年生の僕、坂東晴希は、小さい頃から道場で柔道に励んできた。でも姉の圧倒的な強さ、そして自分の我慢も限界で思い知らされ、柔道部を辞めることを選んだのだ。
まず、最初は「なんでがチアを…?」と戸惑いもありました。
でも、一馬の熱意に押されて晴希も一歩踏み出してみることにした。
チームに集まってきたのは、みんな個性的で、それぞれに悩みや迷いを抱えているヤツばかり。
最初みんなと勝ったときや緊張、うまくいった時の喜び。
そして壁にぶつかって苦しい時、支えてくれる仲間の存在。
チアリーディングは「誰かを応援する」ことだけじゃなくて、みんなを元気づける力に満ちていると知った。
晴希は柔道をやめてから、自分は何者なのか気が抜けていました。
でも仲間と一緒に汗を流して、「男子チア」という新しい挑戦に全力で向き合うことで、もう一度自分を好きになれる気がした。
これが、晴希の「チア男子!!」の物語だ。
◆感想◆
主人公・晴希と彼の仲間たちが、男子だけのチアリーディングチームを結成して、青春をかけ挑戦する姿。
最初は「男子がチア!?」と私自身も驚いたが、晴希たちも不安や戸惑いを抱えていたのがすごくリアルだった。
柔道をずっと続けてきた晴希が、自分の限界やコンプレックスと向き合って、新しい道へ進む姿には勇気をもらいました。
失敗もたくさんあるし、笑いながら泣きながら、仲間と一緒に乗り越えていきます。
それぞれが自分にしかできない応援を見つけて、最高の「男子チア」チームになっていきました。
読んでいるうちに、私も誰かを応援したくなったし、自分も新しいことに挑戦してみたい気持ちになりました。
「応援することを諦めない」――この言葉が、読んだ後もずっと残っている。
本気で青春している男子たちの姿を見て、私も素直に前に進んでみよう!と思わせてくれる作品だった。
気持ちがちょっと疲れているときや、元気になりたいときにもぴったりの一冊です。
Kindle版

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自己紹介
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