贈りもの
友達から貰う誕生日プレゼント
年齢がいくほどに
少なくなってるけど、
当たり前で
おばさんになってから
プレゼントを貰えると言う事に
奇跡を感じる
覚えてくれているだけで
ありがたい
LINEで友達から
「誕生日おめでとう」
よく覚えてくれていたね!
と思う
フェイスブックでの友達の
誕生日が近づいています
のお知らせは、そう言う意味か?
と思ったり
いや、
私の友達は、覚えてくれていた
と思っている
私の事を思ってくれていた
それだけでいい
なのに
私の為に毎年祝ってくれる
友達
私の為に
お店まで予約してくれる
友達
私より遥かに忙しい友達
プレゼントまで用意して…
私は、
贈り物以上の物をもらっている
とっても嬉しい
そこまでしてくれる友達を
大事にしたい
ギフト
原田 マハ (著)
子どもの頃「贈りもの」といえば、
「貰う」のがあたり前だと思っていた。
誕生日、クリスマス、入学や進学、
卒業祝い。
ちょっと頑張ったときのご褒美、
お土産やお年玉も、
いつだって「ありがとう!」
と喜んで受け取る側だった。
初めて贈る側になったのは母の日で、
父の日は少し後だった気がする。
多少の「しなくちゃいけない」
世間的プレッシャーのようなものを
感じつつも、
初めて知った「喜んでもらう喜び」。
少し大きくなってからの
友達の誕生日や、
仲間内でのクリスマス、
バレンタイン&ホワイトデーは
贈り合うことが前提だった。
贈って贈られて、
その気持ちを確認し、
一喜一憂することが、
学生時代は大きなイベントになっていた。
けれど大人になると、
そんなワクワクもドキドキも、
気恥ずかしくて、
くすぐったいような感覚も、
少しずつ薄れ、遠くなっていく。
贈ることにも贈られることにも慣れて、
やがて「贈られない」ことにも慣れる。
それは自己防衛でもあるけれど、
人生には無邪気に
イベントごとに
かまけてなどいられない時、
というものが誰にもあるのだ。
本書に収められた
物語の主人公たちもまた、
そうした忙しない日々を生きている。
二〇〇九年に刊行された
単行本から引き継がれた二十話に、
アンソロジー『東京ホタル』に
収録された短編「ながれぼし」
を併録した
本書の主人公たちの年齢は、
いずれも二十代から三十代。
親の庇護下から離れ、
自分の足で懸命に歩む、
人生の道半ばの者ばかりだ。
自分はどこへ行きたいのか。
たどり着くには右を選ぶべき?
それとも左?
そこへ行くには準備不足かもしれない。
いやいや余計な荷物が重すぎる!
誰かこの荷物を一緒に持ってくれないか。
同行者はいるけど、
足並みが揃わない。
安全なまわり道か、
険しい近道か。
本当に、これでいいのか私の人生⁉
迷いは多く、
悩みは深く、
遠い先を見ていれば躓くし、
足元を気にしていると
ぶつかってしまう。
気持ちばかりが焦る。
恋人に引っ込みがつかなくなり、
意地を張って
ひとりで出かけた沖縄旅行
(「この風がやんだら」)。
好きな仕事に就き
多忙を極める恋人に抱く、
ないがしろにされているような
不満と不安(「夏の灯」)。
仕事と恋でできた傷が癒えぬまま、
二年ぶりに帰省した故郷
(「輝く滑走路」)。
一篇わずか数ページの掌編に、
それぞれの「今」と「背景」を
描き出し、
俯きそうになる彼女たちが
前を向くきっかけになる
「ギフト」を授けていく。
結婚に二の足を
踏んでいると思っていた恋人が、
サプライズで用意してくれた
世界最大のエンゲージリング
(「茜空のリング」)。
父親から贈られたふたつの
定期入れ(「そのひとひらを」)。
記憶に残るものもあれば、
ちゃんと手元に残るものもある。
「気付き」や「予感」、
「時間」など、
目には見えないものもある。
しかも、
そうしたハートウォーミングな物語が、
単純に並んでいるだけではない。
「コスモス畑を横切って」は、
主人公のもとへ、
かつて同じ人を好きになり
距離ができてしまった学生時代の
親友から、結婚パーティの招待状が
届けられる話だが、
続く「茜空のリング」は
新郎の会社の女性同期、
「小さな花束」は新婦の同期が主人公と
リンクしていく。
人と人との縁や関係性という
不確かなものを
改めて考えさせられる上に、
えも言われぬハッピーな「空気」が
漂うラストに、
読んでいて自然と頬が緩んでくる。
一方で、そこはかとなく
「不穏」な気配を感じる話もある。
「ポケットの中の陽だまり」は、
主人公が閉店間際のカフェで
恋人を待ち続ける。
去年転勤になった彼とは
現在遠距離恋愛で、
次第に会う機会も少なくなっていた。
彼の住む町をアポなしで訪れた今日。
「来ちゃった」
とメールした返事は、
「今日、仕事なんだよ。
遅くなるかもしれない」だった。
あーあ、と、
きっと誰もが思うだろう。
そしてその結末に、誰もが唸るだろう。
文庫化にあたり併録された短編の
「ながれぼし」以外の、
二十人の主人公に
名前は記されていない。
彼女たちに自分を重ねて読むうちに、
心が軽くなっていく。
贈って贈られて、
けれど決して重荷にはならないギフト。
忘れかけていた幸せがここにある。
/ 原田マハ『ギフト』書評:藤田香織(書評家)
より
知らず知らずに
いろんな事や物
を贈り贈られ
心暖かくなったり
時には心傷ついたり、
心揺さぶられて
一喜一憂しちゃうけど
人の事を大事に想うって素敵なことで
思っているがゆえに
気遣ったり
心折れちゃったり
嬉しくなったりして
そのループを繰り返す
良いねこの本
Kindle版
単行本
………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より
