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あなたも哲学の海へダイブ!

『水中の哲学者たち』を読みました。
この本を手に取った時、
私の心はすでに哲学の海へと
誘われていました。
永井玲衣さんの前書きにある
「手のひらサイズの哲学」
という表現に、
とても惹かれました。
私たちの日常の中で見過ごして
しまいがちな問いを、
まるで海の中で一つ一つの貝殻を
拾い上げるように大切に
探求する姿勢が、
なんとも美しいのです。

Amazonより

水中の哲学者たち
永井玲衣 (著)

小さくて、柔らかくて、
遅くて、弱くて、優しくて、
地球より進化した星の人と
お喋りしてるみたいです。
──穂村弘

もしかして。
あなたがそこにいることは
こんなにも美しいと、
伝えるのが、哲学ですか?
──最果タヒ


みなが水中深く潜って共に考える
哲学対話。
「もっと普遍的で、
美しくて、圧倒的な何か」
それを追い求めて綴る、
前のめり哲学エッセイ!


「もっと普遍的で、美しくて、
圧倒的な何か」
それを追いかけ、
海の中での潜水のごとく、
ひとつのテーマについて皆が
深く考える哲学対話。
若き哲学研究者にして、
哲学対話のファシリテーター
による、哲学のおもしろさ、
不思議さ、世界のわからなさを
伝える哲学エッセイ。
当たり前のものだった世界が
当たり前でなくなる瞬間。
そこには哲学の場が
立ち上がっている! 
さあ、あなたも哲学の海へダイブ!


人々と問いに取り組み、
考える。哲学はこうやって、
わたしたちの生と共に
ありつづけてきた。
借り物の問いではない、
わたしの問い。
そんな問いをもとに、
世界に根ざしながら世界を
見つめて考えることを、
わたしは手のひらサイズの
哲学と呼ぶ。
なんだかどうもわかりにくく、
今にも消えそうな何かであり、
あいまいで、
とらえどころがなく、
過去と現在を行き来し、
うねうねとした意識の流れが、
そのままもつれた考えに
反映されるような、
そして寝ぼけた頭で世界に
戻ってくるときのような、
そんな哲学だ。(「まえがき」より)


【目次】

1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です

水中の哲学者たち
永井玲衣 (著)
Amazonより

物語は、みなが水中深く潜り、
一つのテーマについて深く
考える哲学対話を描いています。
哲学は難しいもの、
堅苦しいものというイメージを
持っていた私ですが、
この本を通じてその考えが
大きく変わりました。
普遍的で美しく、
そして圧倒的な何かを追い求める
姿勢に心が打たれました。

特に印象的だったのは、
「わたしの問い」を見つける
過程です。
日々の生活の中で、自分自身が
抱く疑問や違和感、
それらを大切にし、
深く考えることの重要性を
感じました。
哲学は決して借り物の
問いではなく、
自分自身の問いと向き合う
ことから始まるのだと
教えられました。

永井玲衣さんの筆致は
とても柔らかく、
読み手を優しく包み込むようです。
海の中で漂いながら、
時には深く潜り、
時には浮上するような感覚が
心地よく、
ページをめくる手が
止まりませんでした。
特に、哲学対話のファシリテーター
としての彼女の視点から描かれる
場面は、
参加者一人一人の思考の深まりが
感じられ、
読んでいてとてもエンパワー
されました。

この本を読み終えた後、
私の世界は少し変わったような
気がします。
普段の景色や日常の出来事が、
以前よりも豊かで深い意味を
持って感じられるように
なりました。
哲学の海にダイブすることで、
私自身もまた、
新たな視点と共に生きることの
楽しさを知りました。

本書は、哲学の面白さや不思議さ、
そして世界のわからなさを
優しく伝えてくれる一冊です。
女性として、
そして一人の人間として、
もっと自分の問いを大切に
しながら、
日々の生活をより深く味わって
いきたいと思わせてくれる、
そんな素晴らしい本でした。

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