人生のジャンクション
『想いをつなぐハイウェイ
幸せジャンクション2』を読
み終えた今、胸の奥がじんわ
りと温かくなっているのを感
じています。
浜浦遼二さん――退職金代わ
りに手に入れたキャンピング
カーで旅に出た、いい人すぎ
る主人公。
その優しさと行動力に、何度
も心を動かされました。
『幸せジャンクション1』
想いをつなぐハイウェイ
幸せジャンクション2
香住泰 (著)
出会いの数だけ、道がひらけ
る。
退職金代わりに手に入れたキ
ャンピングカーで、東へ西
へ、人助け。
小さな優しさが奇跡を起こす、人情ロードノベル!
勤務先の運送会社が倒産し、
退職金代わりにキャンピング
カーを手に入れた主人公・浜
浦遼二。
困っている老婦人に手を差し
伸べたことをきっかけに、介
護福祉士の多智花夕夏ととも
に「ちょっとした手助けの旅」
に出ることに。
今回の旅のミッションは、名
古屋から東京へのアロワナ運
送。
そしてその帰り道に、老婦人
を兵庫まで送り届けるという
ものだった。
ところが、新しい依頼が舞い
込んだことによって旅は思い
がけないほうへ進んでいく。
道中、たくさんの出会いがあ
るなかで浜浦と多智花の異色
コンビは、また新たな人生の
分岐点を迎えるのだった――
幸せジャンクション2
香住泰 (著)
物語は、運送会社の倒産とい
う人生の転機から始まります。
浜浦さんは、困っている老婦
人に手を差し伸べたことをき
っかけに、介護福祉士の多智
花夕夏さんとともにちょっと
した手助けの旅に出発します。
名古屋から東京へのアロワナ
運送、そして兵庫までの送り
届け――どれも一見地味な依
頼ですが、その道中での出会
いが、まさに人生のジャンク
ション(分岐点)となってい
くのです。
この本の素晴らしいところは、
浜浦さんの小さな親切が、出
会った人々の運命を静かに変
えていくところ。
彼の行動が、相手の心にじん
わりと染み込み、やがてその
人自身も誰かに親切を返した
くなる――そんな優しさの連
鎖が、読んでいる私の心にも
自然と広がっていきました。
旅の描写も印象的で、ご当地
グルメやサービスエリアの情
景、ハプニングや再会など、
まるで自分もキャンピングカ
ーに乗り込んでいるような臨
場感。
読んでいるうちに、旅のワク
ワク感と人とのつながりの温
かさが、ページをめくるたび
に伝わってきます。
浜浦さんと多智花さんの異色
コンビは、今回も絶妙な掛け
合いで、時にハラハラしなが
らも最後まで爽快感を味わわ
せてくれました。
特に、浜浦さんがキャンピン
グカーを売らずに人のために
使うという選択には、深く感
動しました。
自分のためだけでなく、誰か
のために動くことの尊さ――
この本を読んで、私もまた、
日常の中で小さな親切を積み
重ねていきたいと思えました。
「出会いの数だけ、道がひら
ける」――この言葉の意味が、
読み終えた今、心にまっすぐ
響いています。
人生に迷ったとき、優しさを
信じたくなったとき、ぜひ手
に取ってほしい一冊です。
読後、きっとあなたも誰かに
親切にしたくなるはずです。
Kindle版

Audible版

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自己紹介
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