青春時代へのノスタルジー
『がんばっていきまっしょい』
を読見ました。
この小説は、愛媛県松山市を
舞台に、高校女子ボート部の
奮闘を描いた作品です。
主人公の悦子が初心者ばかり
の仲間とともに部を立ち上げ、
試合で敗北しながらも成長し
ていく姿に、若さの力強さと
儚さを感じました。
がんばっていきまっしょい
敷村良子 (著)
愛媛・松山市の高校を舞台に
繰り広げられる
女子ボート部員たちの熱い青
春。
【第4回坊っちゃん文学賞受
賞作】
女子ボート部を立ち上げ、
初心者ばかりの部員たちと部
活を楽しむ悦子は、
試合で敗けたことにより、心
に変化が芽生える。
「がんばっていきまっしょい」
この掛け声とともに少女たち
がひたむきにボートに向き合
い、奮闘する姿が胸を打つ青
春小説の傑作。
敷村良子 (著)
Amazonより
青春の輝きと苦悩
悦子たちがボートに打ち込む
姿は、まさに青春そのもの。
彼女たちは初心者ゆえの失敗
や挫折を経験しながら、仲間
との絆を深めていきます。
特に、大会で惨敗した後に仲
間たちが「続けたい」と意思
を表明する場面は感動的でし
た。
この瞬間、彼女たちの心が一
つになり、青春の美しさが際
立つように思えました。
リアルな描写が生む共感
この物語は、著者・敷村良子
さん自身の経験をもとにした
フィクションですが、その描
写は非常にリアルで親近感が
あります。
文章は素朴で華美な装飾がな
い分、登場人物たちのひたむ
きさがより際立っています。
まるで知人から思い出話を聞
いているような感覚で読み進
められる点が魅力です。
青春時代へのノスタルジー
読んでいると、自分自身の学
生時代や部活動の日々を思い
出しました。
「あの頃」にしかできないこ
と、「あの頃」にしか感じら
れない想いが、この作品には
詰まっています。
悦子たちの掛け声「がんばっ
ていきまっしょい!」には、
前向きなエネルギーと青春へ
の愛おしさが込められている
ようでした。
まとめ
『がんばっていきまっしょい』
は、青春時代の輝きや悩み、
そして仲間との絆を鮮烈に描
いた傑作小説です。
若いっていいな、と心から思
える作品でした。
そして「今」を精一杯生きる
悦子たちの姿は、勇気と希望
を与えてくれる本だと思いま
した。
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