不思議だけど、どこか懐かしい
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 吉凶通り1 』
六条教授との騒動が終わり、銭天堂にはやっと静かな日々が戻ってきた…と思った矢先。
紅子さんの店の近くに、新しく小さな書店がオープンします。
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
吉凶通り1
廣嶋玲子 (著)
六条教授が天獄園へと去り、銭天堂に平穏な日々がもどってきた。そんな折、お店の近くに一軒の書店がオープンする。店主はやさしそうな雰囲気の、若い男のようだ。しかし、このお店が、銭天堂の運命を大きく変えることになるとは、紅子は知るよしもなかった。
新シリーズがスタート。銭天堂を読んできた読者はもとより、ここから銭天堂を読んでみようという読者も楽しめる内容。
吉凶通り1
廣嶋玲子 (著)
✻あらすじ✻
店主は柔らかい物腰の若い男性で、第一印象はとてもいい人。
その雰囲気に、紅子さんはすっかり油断してしまいました。
でも、物語はそこから不穏な風を孕み始めます。
実はその書店が、銭天堂の運命を大きく変えてしまうきっかけになるのです。
今回は、新シリーズの幕開けということで、舞台や人物の関係が新たに動き出す「序章」的な雰囲気があります。
これまでの読者はもちろん、初めて読む人でも入りやすい構成で、必要な背景は会話やエピソードの中に自然に盛り込まれています。
感想
正直、最初の数ページまでは「いつもの銭天堂らしい、のんびりした空気だなあ」と思っていました。
でも、新しい書店とその店主の登場で、空気がじわじわと変わっていくのを感じて、胸の奥がそわそわしてきます。
銭天堂の魅力は、ただ「不思議なお菓子を売る」だけじゃなく、その裏に必ず人の欲や選択、そして運命の分かれ道が潜んでいること。
この作品ではそれが「吉凶通り」という新しいキーワードとともに提示され、これからどんな物語が展開するのか、想像するだけでワクワクしました。
紅子さんの落ち着いた笑顔の裏側に、これから嵐が来る気配がある——そんな第一巻です。
不思議だけど、どこか懐かしく、路地を曲がった先に本当にこの店がありそうな錯覚を覚える。
この感覚こそ、銭天堂の最大の魅力だと改めて感じました。
Kindle版

Audible版

………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より
#私の本棚
#本
#読書
#勝手にオススメ本
#オーディブル
#朝のルーティーン
#本をオーディブルで読む生活
#本を耳で読む生活
#ふしぎ駄菓子屋銭天堂
#吉凶通り1
#廣嶋玲子
#銭天堂
