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旅の滋味

「たまごの旅人」を読みまし
            た。
近藤史恵さんの『たまごの旅
人』は、ページを開くたびに
異国の風が頬を撫でるような
         小説です。
主人公・遥が添乗員としてア
イスランドの氷河やスロベニ
アの湖を巡り、パリのカフェ
で息を整える描写は、まるで
私自身がツアー客の一人にな
ったような没入感を与えてく
         れました。
特に北京の路地裏で出会う料
理の描写は、五感を刺激され
      る美味しさ——
香辛料の匂いが紙面から立ち
上り、舌先にほのかな甘みを
      感じるほどです。



たまごの旅人
近藤 史恵 (著)

念願かなって海外旅行の添乗
員になった遥。風光明媚なア
イスランド、スロベニア、食
 べ物がおいしいパリ、北京……

異国の地でツアー参加客の特
別な瞬間に寄り添い、ひとり
  奮闘しながら旅を続ける。

そんな仕事の醍醐味を知り始
めたころ、思わぬ事態が訪れ
          て――。

ままならない人生の転機や旅
立ちを誠実な筆致で描く、ウ
  ェルメイドな連作短編集。

     解説/藤田香織

たまごの旅人
近藤 史恵 (著)

「日常の非日常」が紡ぐ人間
           模様

ツアー客の「あるある」エピ
ソードには何度も膝を打ちま
           した。
「面倒な人との付き合い方」
や「予期せぬトラブルへの対
応」は、まるで私が過去に経
験した海外旅行の記憶を呼び
      起こされるよう。
近藤さんが描く女性の心理描
写は、心のささくれを丁寧に
なでるように繊細で、特に3
0代女性の「人生の転機」と
いうテーマには胸が熱くなり
          ました。
 添乗員という仕事の光と影——
華やかな旅の裏側にある孤独
や葛藤が、等身大の言葉で綴
       られています。

私がこの本から受け取った「
        旅の贈り物」

最終章で遥が直面する「思わ
ぬ事態」には、人生そのもの
の縮図を見た気がしました。
海外添乗員という特殊な職業
を通して、私たちが日々向き
合う「小さな決断」の重要性
    を教えられたのです。
読み終わった後、コーヒーカ
ップを手に窓の外を見つめな
がら、自分の中に静かな旅情
  が広がるのを感じました。
この本は単なる旅行エッセイ
ではなく、現代を生きるすべ
ての女性への応援歌だと確信
        しています。

「人生という名のツアー」に
        必要な勇気

近藤史恵さんの筆致は、まる
で熟練の添乗員がツアー客を
導くように読者を物語世界へ
         誘います。
アイスランドのオーロラもパ
リのモンブランも、全てが「
生きるヒント」に変換される
魔法——それが『たまごの旅
      人』の真髄です。
この本を読んだ後、私は自分
の中に「未知の地へ一歩踏み
出す勇気」が芽生えているの
       を感じました。
皆さんにもきっと、この物語
が人生の羅針盤となる瞬間が
      訪れるはずです。

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………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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