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「便利さ」よりも「心の豊かさ」

私は藤岡みなみさんの『ふや
すミニマリスト』を読んで、
「本当に大切なものは何か?」
を深く考えさせられました。
本書は、もともとミニマリス
トとはほど遠い生活をしてい
た著者が、ほぼ所持品ゼロの
状態から新しい部屋で「1日1
つだけモノを増やす」という
100日間のチャレンジを記録
       したものです。


ふやすミニマリスト
1日1つだけモノを増やす生活を
100日間してわかった100のこと
藤岡みなみ (著)

シンプルライフとはほど遠い
生活をしていた著者が部屋を
借り、所持品ほぼゼロの状態
から、「1日1つ道具をふや
す」という100日間のチャ
      レンジを始める。
1日目に敷布団、7日目に爪
           切り。
スマホは果たして何日目⁉ 
電子レンジは不要、タオルと
毛布は心の必需品、大切なも
のの〝普段使い〟で幸福感が
増す……など、生活の本質に
     迫る画期的な一冊。

ふやすミニマリスト
1日1つだけモノを増やす生活を
100日間してわかった100のこと
藤岡みなみ (著)
Amazonより

1日目は敷布団、7日目は爪
切り、スマホや電子レンジな
ど、増やすモノの順番や選択
にも著者の葛藤や発見が詰ま
        っています。
電子レンジは意外と不要で、
タオルや毛布は心の必需品。
日々「何が本当に必要か」を
問い直しながら、生活の本質
     に迫っていきます。

前半はモノをひとつずつ増や
していく実践の記録、後半は
 なぜそのモノを追加したのか、
どんな気づきがあったのかの
      考察が続きます。
この過程で著者は、「道具が
増えることで行動そのものを
取り戻していく感覚」や、「
普段使いこそが幸福感につな
がる」という発見を重ねてい
          きます。

感想:本当に大切なものは何
           か?

私がこの本から一番強く感じ
たのは、「便利さ」よりも「
心の豊かさ」が本質的に大切
     だということです。
著者は、必要最低限のモノだ
けで生活を始めることで、こ
れまで無自覚に享受していた
「当たり前」の価値に気づき
           ます。
例えば、グラスで飲み物を飲
むという行為ひとつで自尊心
が蘇ったり、本や花瓶など実
用性以外のモノが心の栄養に
   なることを実感します。

「便利に暮らすことが目的か、
心を潤すために暮らすことが
目的か、突き詰めていくと自
分の生きる意味を考えること
          に近い」

この言葉が象徴するように、
著者は「モノを増やす=自分
を取り戻す」と言うプロセス
       を体験します。
洗濯機があることで服の数が
減らせたり、グラスや本、土
偶などが「今この瞬間を味わ
う」ために大切だと気づきま
            す。
単に「モノを減らす」ことが
 ミニマリズムの本質ではなく、
「自分にとって必要なものを
選び取る」ことこそが本当に
豊かな暮らしにつながるのだ
    と、私は感じました。

まとめ:自分にとっての「普
      段使い」の幸福

『ふやすミニマリスト』は、
ミニマリズムを逆方向から体
験することで、私たちが「本
当に大切にしたいもの」を見
つめ直すきっかけを与えてく
          れます。
モノの数ではなく、どんなモ
ノが自分の心や生活を支えて
         いるのか。
普段使いの中にこそ、幸福感
や自分らしさが宿る――この
本を通して、私は「本当に大
切なもの」とは、数や値段で
 はなく「自分がどう感じるか」
「どう使うか」にあるのだと
       実感しました。

自分の暮らしをリセットした
い人、モノとの向き合い方を
見直したい人に、心からおす
    すめしたい一冊です。


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自己紹介
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