よく食べ、よく動き、崩れない。世界で戦うための体力とは~世界の現場から~
海外で働くなら、英語と共に「体力」を鍛える必要性
海外で働いて見たい、けれども英語や文化の差とか、ビジネス知識とか大変そうだな、と思っている方もいるのではないでしょうか?
しかしながら、実際には海外出張を続ける仕事をしていると、知識や英語力よりも最後にものを言うのは、意外と「体力」と言うことに気付きます。
ただし、ここで言う体力は、筋肉があるとか、長い距離を走れるという意味ではありません。
移動が続いても機嫌を悪くしない。時差があっても、重要な会議では頭を切り替える。交渉が思うように進まなくても、感情的にならずに次の一手を考える。
そんな、自分を安定させるための体力です。
海外出張では、予定どおりに進まないことが普通にあります。飛行機が遅れる。食事の時間がずれる。慣れない場所で眠れない。午前中に工場を歩き、午後に顧客と交渉し、夜は会食が続くこともあります。
若い頃の私は、気合いがあれば何とかなると思っていました。しかし、実際にら疲れてくると判断が雑になります。相手の話を丁寧に聞けなくなり、少しのことでイライラする。先のスケジュールを考える余裕もなくなります。
出張中の営業や交渉では、その日の会議だけを乗り切ればいいわけではありません。次回の訪問はいつか。誰を巻き込むのか。半年後、1年後にどこまで関係を進めるのか。顧客と一緒に、先までのロードマップを管理する必要があります。
そのためには、頭だけでなく、心と身体に余裕と準備が必要です。(ご参考までに、準備の大切さの記事はこちら)
最近は、仕事のパフォーマンスを高めるために、運動や睡眠を管理する人も増えています。私自身も、適度に身体を動かすことの重要性を以前より感じるようになりました。
また、しっかり食べることも大切です。
海外では、その土地ならではの料理が出てきます。せっかくなら楽しみたい。また楽しんで食べることがカスタマーとの関係性作りに直結します。一方で、食べすぎたり、お腹を壊したりすれば、その後の仕事に影響します。
何を食べても平気な身体を作る、という単純な話ではありません。自分の体調を理解し、無理をしすぎず、それでも現地の文化や食事をカスタマーと一緒に楽しめる状態を保つことです。
年齢を重ねるほど、体力は仕事と別のものではなくなります。体力があるから、人に優しくできる。冷静に交渉できる。長期的に考えられる。そして、苦しい場面でも前向きに次へ進める。
世界で長く働くために必要なのは、一瞬の気合いではありません。月並みですが、
・睡眠
・運動
に加えて
・食事(しっかり食べる)
が崩れない自分を、日々つくっておくことに繋がります。これも立派な仕事の準備と意識してもらえればと思います。
Eating supports your condition for next important moment.

