ひだまりと花たちに教わる、自分を後回しにしない日
5月4日DAY81
今日は、体を休める一日になりました。

朝からやることがあり、
本当は参加したい講座もありました。
けれど、椅子に座ると腰が痛くなり、
横にならないと背中まで痛くなる。
思うように体が動かないことに、
少し不安もありました。
「今日もやることがあるのに」
「最後の講座だから、ちゃんと参加したかったのに」
そんな思いもありましたが、
今日は無理をせず、体を休めることにしました。
今、私はひだまりの中で、
ほかほかと日向ぼっこをしています。
主人には少し申し訳ない気持ちもありますが、
今日は、自分を後回しにしない練習の日。
そう思うことにしました。
庭を見ると、
たった3日間留守にしただけなのに、
花たちがそれぞれのタイミングで咲き始めていました。
我が家の玄関には、バラのアーチがあります。

エクセレンツ・フォン・シューベルト。
小さな花が重なるように咲き、
玄関先にふわりと良い香りを漂わせてくれています。
その香りに包まれると、
体の力が少し抜けていきました。

そして、つるバラのパレード。
濃いピンクの花が、
玄関の格子のそばで、こちらを向くように咲いていました。
名前の通り、
まるで小さなお祝いの行進のように、
明るく、華やかに咲いています。












そして、ハイネス雅。
雅子さまの薔薇です。
気品があり、凛としていて、
静かな美しさをまとって咲く姿に、心が整っていきます。
さらに、淡い黄色のバラ、ハイネス愛。
愛子さまの薔薇です。

やわらかな黄色の花びらの中に、
ほんの少し桃色が差していて、
その姿はとてもやさしく、名前の通り「愛」を感じさせてくれます。
この二つの薔薇は、私にとって少し特別な意味があります。
実家にまつわる大切な思い出。
そして、家族が手がけたティーカップのお話にもつながっている薔薇です。
そのお話は、またいつか、
ゆっくり書きたいと思います。
今日はただ、庭に咲くその姿を眺めながら、
静かに体を休めています。







庭には、バラだけでなく、苧環も咲いていました。
紫の花びらが、静かに、
けれど凛として咲いています。
バラのように香りで包む花もあれば、
苧環のように、静かな佇まいで心を整えてくれる花もある。
そして、今年、主人が購入してくれた藤の花。
白と紫の藤も、今まさに満開です。



玄関先で、どんぐりの木に寄り添うようにかけてあります。
長く垂れる藤の花房が、風に揺れる姿は、
どこか優雅で、静かな祈りのようです。
いつか、白と紫の藤の花に囲まれて、
お茶会を開きたい。

そんな夢を思い描いていた私にとって、
この藤の花は、未来から届いた小さな約束のように感じます。
今日、私は休んでいる。
けれど、夢は庭先で静かに咲いている。
どの花も、誰かと比べることなく、
自分の色で、
自分の形で、
自分の季節を生きていました。
その姿を見ていると、
私も今日は、無理に動かなくていいのだと思えました。
動ける日もあれば、
横になって休む日もある。
華やかに頑張る日もあれば、
静かに整える日もある。
どちらの私も、私。
今まで私は、つい自分のことを後回しにしてきました。
お客様が来る。
孫が来る。
家のことを整えたい。
学びも休みたくない。
大切にしたいものが多いからこそ、
自分の体の声を後回しにしてしまうことがあります。
でも、私が元気でいること。
安心してそこにいること。
それもまた、家族を大切にすることなのだと思います。
今日は、頑張る日ではなく、守る日。
体を守る。
心を守る。
自分を後回しにしない。
ひだまりの中で、
花たちを眺めながら、そう思いました。
急がなくてもいい。
無理に動かなくてもいい。
咲く時は、ちゃんと咲く。
今日も、私の体が教えてくれたことに感謝します。
そして、静かに咲き始めた花たちに、ありがとう。
