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君と目と目が合えば Shall we ダンス? | 冬巡業|大相撲

妻と目と目が合った。
ニヤリと笑う、妻がいた。

野生の動物は目と目が合ったその瞬間、
命を賭けた弱肉強食の戦いが始まる。

妻と目と目が合った。
互いの魂をかけた、戦いが始まる。


いざ、尋常に。



はっけよーい……


のこった‼︎



ひとたび動けば戦いの幕が上がる。

妻昇龍の腰に手を回してがしりと掴む。
妻昇龍も夫の里の腰に手を回し、押し合いになる。
肩と肩がぶつかり合い、互いの意地とプライドと体重がのし掛かる。それはまさに魂の重さだ。

どちらも引かず、湧き上がった剥き出しの闘争心がぶつかり合う。

お互い靴下を履いているから、フローリングでは足がスルスルと滑り踏ん張りが効かない。妻昇龍が「ふんっんん〜」と猛突進を掛けてきた。夫の里は、いとも簡単に後ろへスススーと押し下げられる。

このままでは壁まで持っていかれてしまう。滑る足裏なんて気にせずに、ドタドタとなんとか押し返す。今度は妻昇龍が後ろへスススーと押し返された。

スススーと、足も動かさず移動するのが愉快に見えたのか、接戦を観戦していた子供達もバタバタと参戦してきた。

妻昇龍の後ろから、娘錦が助太刀に入り押してくる。
夫の里の後ろでは、息子ノ丸がニコニコしながら押してくる。

押したり押されたり、なかなかの接戦だ。

決して私の力が弱い訳ではない。中学の時には腕相撲で学年の3番手くらいを争ったし、高校の時には握力も60kg近くあったはずだ。身長171センチ、やや細身になって衰えを感じなくもないが、まだパワーはある方だ。

単に、

妻昇龍が強すぎるのだ。



身長160センチ程。体型は一般的な、アラフォーの日本人女性の体型だ。細過ぎず、太過ぎず……に留めておこう。
あまり言及すると、どこからか張り手が飛んでくるかもしれない。

腕力もあり力持ちなのだ。

キョロ((;゚Д゚)≡(゚Д゚;))キョロ

(;゚Д゚)<…アッ




まだ結婚する前のこと。当時私の体重は60キロ代。ある日私はハグされたついでに、そのまま妻昇龍にひょいっと持ち上げられた事がある。
女性に宙に浮かされた事など初めての体験であった。お姫様抱っこをされるのはこんな気持ちなのだろうかと、私はその時、妻昇龍にキュンとした。

あれは何年前のことだろう。

あれから子供にも恵まれ、妻昇龍はメンタル面でも強くなった。いや、強いと言うかのか?ともかく恐竜みたいなメンタルになった。

油断すれば、ガブリとやられる。

力持ちであっても、心は穏やかであらんことを土俵の星に願い、取り組みは続いていく。



今日はあなたのおウチでも、四股し こを踏み、冬の大一番に取り組んでみてはいかがでしょうか。

ではまた、次の取り組みで。


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