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必要な時は、本の方からやってくる

自分に必要な本は、こちらが選ばなくても本の方からやってくる。

先日、移動本屋さんをしているAさんとご飯を食べることになりました。
Aさんから「お互いにおすすめの本を持って集まろう」と、提案していただいた。
おすすめの本を持って集まるなんて、この上ない嬉しさ。

Aさんとは、本の好みが近いものを感じるので、「これは読んだかな?」「こんな感じの方がいいかな」と本選びも真剣に。

選んだ本を持って約束の場所へ。
Aさんとは会うなり、本の話ができる仲間がいるという喜びを分かちあい、どんどん好きな本の話題へ。
少し落ち着いたところで、お互いの本のお披露目です。

じゃーん。
私が選んだ本は7冊。えー、1冊じゃないのって、声が聞こえてきそうですが。なかなか選べなくて、こんなに持って行ってしまいました。


そして、Aさんが持ってきてくれた本は、こちら。

越智月子著 「片をつける」
そうです、片づけ小説。

タイムリーすぎて、驚く。

家・人生・生き方・過去と、人が生きているといくつもの片づけがついてくる。

片づけはただ物を捨てるということだけじゃない。
気持ちの整理も然り。
大きな片づけといえば、終活みたいなものを想像するだろう。
亡くなる前に自分でできるのは、物の片づけくらいで、実は自分がいなくなったあとのことを任せられるように準備しておくことも片づけのひとつだ。

片づけがきっかけで、自分の人生を振り返ることもある。
こんなに素敵なものに囲まれていた。
大切な時間を過ごしたと気づいたり。
一方で、ぐちゃぐちゃの気持ちが置き去りにして、片づかないでいたり。
掃除するだけで、全て解決するわけじゃない。
ただ、手を動かし、何も邪魔するものがないところにいると自分と向き合う気持ちが生まれる。

今、note仲間の呼びかけで、片づけ部に入って期間限定・集中的に片づけをしている。
1カ月間、毎日片づけをしていると他のことをしていても、自然と片づけのことが頭に浮かぶ。
「次はここを片づけよう」「物を家に入れるまえに一度検討してからお迎えしよう」と、物との向き合い方も変わってくる。

いつもは私自身が本を選ぶけれど、この本は、片づけ部で活動中の私のもとに、本の方からやってきた。

必要な時に、必要な本が集まってくる。



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