小暑 夏のかけらをあつめて
気づくと、私の目は夏のかけらを探し集めていた。
暑いと機嫌が悪くなるのに、夏は夏らしく過ごしたい。
夏らしくって、何だ。
夏と聞いて思い浮かべるもの、「ギラギラ太陽」「うみー」「スイカ」
と、いくつになっても「夏」と聞いて思い浮かべるものに大きな変化がないのはいいのか悪いのか。
私の住む北海道の真ん中あたりは、夏になると30度を超える日が続く。
とはいえ今年は、昼は暑くても朝晩は涼しく、太陽が沈めば肌寒いくらい。本格的な夏はまだ少し先だ。
「まだかな」と思っているうちに暑くなり、気づけば終わってしまう。
それが北海道の短い夏だ。
夏は、各地でイベントが多く、外に出る機会も増えて、なんとなく活気がある気がする。
だからだろうか、私はどこかで夏を探している。
7月7日二十四節気の小暑。
梅雨があけて、本格的な夏が来る前。
まさに、いま私が感じている季節だ。
二十四節気は北海道には合わないんじゃないか。そんな違いを知りたくて始めたこのシリーズだけど、不思議なくらい、今年の小暑は今の北海道にぴったりだった。
本州と北海道の違い
もうずいぶんと有名な話だと思うけれど、7月7日は本州では七夕だ。
北海道は、一部の地域を除いて、8月7日が七夕。
北海道の七夕も、もちろん短冊に願い事を書き、織姫と彦星、天の川を見たりする。
そして、子どもたちは「ろうそくだせ」の歌を歌いながら、近所の家をまわって、お菓子をもらって歩く。
私が子どもの頃は、妹や友達と浴衣を着て提灯を持ち、近所を歩いた。ろうそくやお菓子をいただき、ときにはお金持ちのお家で、50円や100円の入ったポチ袋をもらうこともあった。
時代がかわり、だんだんと子供達の声も聞こえなくなった。
コロナ禍で、よその家の食べ物をもらうのも、渡すのも、どちらも難しい世の中になったこともあり、今では回っている子供達の姿をみることがほとんどない。
若い頃は、家の前で歌い続ける子どもたちに少し戸惑い、お菓子を用意するのも正直おっくうだった。
でも今では、近所のどこに子どもが住んでいるのかさえ、なんとなくしかわからない。
地域の子どもたちのことを知らないまま暮らしている自分に、少し寂しくなった。
七夕に願いごとをするのは、大人になった今も変わらない。(北海道の七夕は、1カ月後だけど)
昨年の願い事
「ZINEをだせますように」
「手話学習を続けていますように」
「娘の体調が安定しつづけますように」
振り返ってみると、昨年の願い事は、どれも叶っていた。
今年の願い事
「ZINEがたくさんの人に届きますように」
「私のまわりの人みんなが健康でありますように」
と、欲張ってみる。
夏は、探してみると案外あちこちに落ちている。
私が見つけた今年の「夏のかけら」を、少しだけ紹介します。
夏至に引き続き、季節の和菓子 若鮎






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