夏至 和菓子で季節を楽しむ
今日は夏至。
一年の中で一番昼が長く、夜が短い。
仕事帰りに見る空は、まだ太陽が高い位置にあります。
夕焼けを見るのは、19時くらいでしょうか。
北海道には梅雨はないと言われています。
それでも、雨の日が比較的多いよう。
ピカッーと晴れた空から、一転して雷とともに激しい雨がたたきつける。
私の住む街は、数日おきにゲリラ豪雨のような激しい雨が降ることが続いています。
雨があがったあとは、カラッとしています。
気温も日によって違いますが、最高気温30度近くなり、いきなり夏に突入した感じです。
今年の1月から季節を追いかけています。
きっかけは森下典子さんの『好日日記』を読んだことからでした。
夏至の章を開くと、6月の旧暦である『水無月』の文字とお茶菓子『水無月』の挿絵。
無性に食べたくなりました。
夏至、水無月と調べると関西方面で、この季節に食べる和菓子。
室町時代から宮中では夏バテ予防のために「氷」を食べる風習があったそう。
庶民にとって「氷」は高級品。
そのため、氷の角やかけらを表した三角と邪気払いの小豆を使った「水無月」を食べて暑気払いをする、庶民の知恵から生まれたそう。
関西のスーパーなどでは、売っているようですが、北海道に住む私にとっては身近なものではありませんでした。
どうしても食べてみたくなり、菓子屋さんへ足を運びました。
ありました。見た目も一緒です。
氷を模した三角のういろうの上には小豆がびっしり。
さっそく、いただきました。
つるんっとした食感とほんのり甘い。
何個でも食べれそうです。

菓子屋さんには、「旬」が詰まっていました。
青梅の形をしたその名もずばり『青梅』
中は白あんに青梅の果肉が入り、噛んだ時に少しの歯ごたえとともに甘さと酸味が口に広がります。

形が可愛く、しかも「旬」であることで、もうひとつ買ってしまいました。
鈴の形の最中で、中は『青梅ジャム』
甘酸っぱくて、さっぱりした後味。

菓子にあわせて、ゆっくりと煎茶を入れてみました。
1分間茶葉が広がるのを待ちます。
お茶のなんとも香ばしい味と冷たいものが続いていた中で、あたたかいお茶にほっとした気持ちになります。

遙か遠い時代から、こうして残された菓子。
目から入る涼しさや美、知恵と工夫と遊び。
こうした伝統が続いてほしいと切に思います。
伝統を守るために、私は食べ続けます(食べる大義名分ができた)
和菓子で季節を楽しむに気づいてしまいました。
一緒に季節を追いかけませんか。
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